アディオス
マルセロの退団セレモニーがベルナベウで行われた。セレモニーにはラウール、カルバハル、アセンシオ、アンチェロッティも出席していたようだ。個人的にはラウールとの思い出について語ってる所はグッと来るものがあった。
前も書いたが、俺はマルセロがここまでの選手になるとは思ってなかった。
来た当初はサイドバックとしては守備が酷すぎて失格の烙印を押される形になったが、ファンデ・ラモスもペジェグリーニもマルセロの攻撃センスは無視できずに中盤で起用されるように。それから守備にうるさいモウリーニョの指導で守備も改善。
そこからは左サイドバックというより「マルセロ」というポジションを確立。誰も止められない選手になった。
もともとマドリーは選手を育てるクラブではないが、マルセロは数少ない成功例の一つと言える。
サイドバックのクセにいつの間にかセンターフォワードの位置でポストプレーしているマルセロが観れなくなるのは残念だが、彼の技術ならどこに行ってもやっていけるだろう。さらば世界最高の左サイドバック。