クロップは公式戦でバルサと初対戦
ドルトムント時代から「バルセロナ対クロップが観たい」とサッカーファンの中ではしきりに言われていたので、「やっと実現したか」という感じのこのカード。
結果は無慈悲な理不尽ゴールでバルサが3-0で勝利。決勝進出に大きく近づいた。
試合を観た人はわかると思うが、試合内容としてはリバプール優勢だった。ただメッシとスアレスがね…（笑）
やっぱこのコンビとロナウド＆ベンゼマのコンビはレベルが違うね。よくマドリーとバルサがCL獲ってるから「リーガ最強！」なんて言われるけど、リーガが凄いんじゃなくて、この2組が凄いんだよ（笑）
2人だけで攻撃を完結させられるから、攻撃でも守備でもリスクが少ない。結果、押し込まれて劣勢だったのに気付いたら勝ってるというオチ。
それがアウェーゴールのためにバランスを崩して攻めても点を獲れず、その上失点してしまったリバプールと、劣勢でも耐えて2点目を奪えたバルサとの差だった。
個人的に試合を分けたのはバルサの2点目かな。バルサの1点目と3点目はどうやっても防げないスーパーゴールだった。ただ2点目は防げるゴールだったので、これはクロップにとっては誤算だったろう。
この瞬間だけブスケツからメッシへのパスコースが空いてしまって、メッシの間受け発動で失点。バルサと対戦する時に一番やっちゃいけないヤツ。
仮にファン・ダイクがセルヒオ・ラモスだったら、迎撃守備で潰しに行ってただろうが、あれはラモスが頭おかしいだけだからそれを求めるのは可哀想か。
リバプールはバルサに勝つだけのリソースはあったと思うが、惜しむらくは初対戦で経験が無かったって事だな。マドリーもアトレティコも絶対あのパスは通させないからな。
バルサに勝つにはまず
| メッシを消す>得点を奪う |
だからな。この優先順位を間違えると、今日みたいに気がついたら「あれっ？！なんで得点差広がってるの？」という状態に陥る。
バルサの3冠が目前に
クロップはドルトムント時代マドリー相手に3-0から3-2まで追いすがっているが、あれはクリスティアーノが欠場というプレゼントがあったから。メッシが欠場でもしない限り引っ繰り返すのは難しい。バルサが決勝進出だろう。
もう一個の山はアヤックスとトッテナム。個人的にはトッテナムの方が奇跡起こせそうだが、その前にアヤックスに負けそう。アヤックスは守備の構造的欠陥をメッシが見過ごすとは思えない。なのでバルサの優勝の可能性は非常に高いと見た。
そうなるとバルサ3冠濃厚か…。バレンシアが国王杯で勝つとは思えんしな。やはり2月のホーム3連敗が痛すぎたな。
まあ来季に期待するしかないか。
今日の試合でわかったのはリバプールの前線でもCL獲るには火力不足という事…。（フィルミーノがいても厳しかったと見ている。）監督が超絶有能植毛監督のクロップでこれなんだから、超絶無毛監督ジダンの組織力皆無のサッカーだったらアザール一人じゃどうにもならんぞ。補強マジ大事。
あとペレスが無能かましたシーズンにバルサが3冠しているという事も付け加えておきたい（笑）
