世紀の凡戦…
関連記事：リバプールが4-3でバルセロナを下し2年連続でCL決勝進出、トッテナムが逆転でアヤックスを下し決勝でリバプールと対決。
試合観ながら「CL決勝がこんな凡戦のまま終わるわけない！きっと後半に凄いドラマがあるはずや！」と思いながらも、ハーフタイムで寝てしまった…。でも結局寝て良かったのかもしれん。
リバプールファンにはおめでとうと言いたいし、トッテナムファンにもお疲れ様と言いたいが、中立のサッカーファンから見たらかなりしょっぱい試合だったな。CL決勝は凡戦が多いと言われるが、それを加味しても酷かった。
リーグ戦終了から期間が空いてるからかなのかは不明だが、両チームともコンディションがあまり良くなかったのも影響しているのかもしれない。思えば、15-16シーズンのマドリードダービーも、リーグ終了から期間が空きすぎてて両チームともコンディションが良くなかった。
試合に話を戻すと、決勝で2回負けているクロップが先制点を取った後に安牌のカウンターに切り替えるのは至極全うな作戦。
ポチェッティーノはおそらくリバプールにボールを持たせたかったはずだが、シソコのあのPKでプランが狂ってしまった。それでもファビーニョの脇のスペースを狙ってゴールに迫ったが、ゴールを決める事は出来なかった。
前も言ったが、トッテナムはボール保持時の攻撃はイマイチで、ボールを持ちたがるシティとアヤックスはそういう意味では相性が良かったのだが、この大一番で一番嫌なシチュエーションに出くわすという不運。
しかもその相手がカウンターを得意とするリバプール。ポチェッティーノの「開始20秒のPKで全てのプランが狂った」というコメントは心からの本音だろう。
最強のチームが勝つわけじゃない
「CL優勝＝最強」という考え方もあるかもしれないが、個人的にはこの2年のヨーロッパのベストチームはマンチェスターシティだと思っている。（断っておくが、リバプールは2年連続でCL決勝に進出していて間違いなく優勝に相応しいチームだと思っている。）
シティがもっとも難しいリーグであるプレミアリーグを14連勝でフィニッシュして優勝したのはCL優勝に匹敵する偉業だ。いやそれ以上かもしれない。そして、そのチームですらCLは獲れてない。
やはりフットボールにおいて、内容と結果を両立させる事はとても難しい。個人的にはそれを達成した最後のチームは3冠を達成したハインケスのバイエルンかな。そういうチームがまたいつか現れる事を期待したい。
そしてそれが愛するレアルマドリーであれば最高なんだが…まだ時間が掛かりそうだ…。
