前日にミランデスとグラナダの勝ち上がりが決定
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前日にビジャレアルをミランデスが下すなど、一発勝負になってジャイアントキリングが増えた国王杯。ジダンが前日の記者会見で「決勝戦」という言葉を用いて、チームの雰囲気を締めようとしていたのが印象的だった。
これがマドリーのスタメン。「誰が守備すんねん感」満載のヤバそうなスタメン(笑)週末がアウェーのオサスナ戦とはいえ、モドリッチ、メンディ、辺りは使っても良かったと思うが。なんでか知らんがカゼミーロとカルバハルはベンチ外。(休養?そんな余裕あるのか?)
前半
では前半の感想。(時系列順)
- 審判マテウラオスで草。
- 恒例のアレオラのクソみたいなキック精度。
- マルセロ、体がまだ重そう。
- ベンゼマの軽やかなドリブル突破からシュートは相手GKに弾かれる。
- クロースの守備意識の低さ(笑)モドリッチとカゼミーロがいたらそれでも良いけど、ハメスとバルベルデだと致命傷になるぞ。
- ミリタオの良いカバー。
- ハメスのfkは客席へ。っていうか髪切ったよね。
- ヴィニシウスのクロス→ナチョはヒットせず。
- ウーデゴーアのピンボールシュートがアレオラの股を抜いて0-1に。シュートストップに定評があるアレオラさん…。まあこのデキなら買い取る事は無いな(笑)
- 深い位置まで抉ったヴィニシウスのクロスからベンゼマのシュートはカス当たりで決まらず。
- マジでクロースの位置取りが高すぎる。これだとハメスがモドリッチ役をしなきゃいけなくなるが、トップ下専門のハメスにできるわけない(笑)
- クロースの年に1回しか決まらないミドルシュートは当然の如く枠外。
- 配球能力がウリのクロースが高い位置にいて、高い位置にいないと活きないハメスが自陣で守備してて草。
- ハメスのミドルはキーパーに弾かれる。これがハメスの良さだよな。
- ヴィニシウスがまたドリブルから決定機創出。ヴィニシウスをスケープゴートにしてたマドリディスタの熱い掌返しが始まりそうな展開。
- マルセロの反転シュートはおしくも相手GKの真正面。
- イサク怖すぎワロタ。
- ヴィニシウスのドリブルしか攻め手がなくて草。
- クロースのミドルは当然(ry
- 前半終了。中盤の組み合わせが悪すぎて、1-1より0-2になる可能性の方が高そう。
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後半
続いて後半の感想。
- 2試合連続で後半頭から動かざるを得ないジダン(笑)
- 今日の中盤のメンバーで唯一スペース管理能力があるモドリッチを投入。使えるなら先発で使えよ。
- ウーデゴーアのグティのようなパスからイサクのゴールが決まる。0-2に。オワタ。
- …と思ってたらオフサイドで取り消される。
- ナチョがドリブルで剥がされて、中のイサクに決められる。ガチで0-2に。
- 同じことをオドリオソラがしてたらクソ叩かれてそう(笑)
- ナチョのピンボールキラーパスからイサクにニアをブチ破られて0-3。マルセロとクロースの左サイドの守備が悪い意味で凶悪過ぎる(笑)
- バルベルデのスペース管理能力が未熟なのがよくわかる失点。
- この失点を見ると、「ジダンが戦術家として成長した」とか言ってた人達って、どこを評価してそう思ったんだろうな。どう考えても個人の特徴の組み合わせでチームを作ってくタイプで、ゲームプランはあるかもしれんけど、戦術家ではないでしょ。「戦術」っていうのは誰が出ても同じようにプレーできるようなルール作りをするって事やぞ。カゼミーロとバルベルデの動き方が同じアンカーのポジションなのに全然違うじゃん。
- マルセロがニアをブチ抜いて1-3。偶然だろうが、ピッチの幅を使った良い攻撃。左利きのブラヒムを右サイドに置いた利点が出た。
- ヴィニシウスのドリブル突破からのシュートは枠外。完全なる「ヴィニシウスさんお願いしますゲー」が始まっててワロタ。
- ヴィニシウスへのタックルでソシエダにイエロー。
- マテウ・ラオスがマテウ・ラオスし始めた。
- イサクのクロスからメリーノに決められて1-4。軽すぎワロタ。
- マルセロの体の重さはコンディション不良で時間が解決する問題なのか?単純に衰えなのか?前者である事を祈る。
- ベンゼマのヘッドは枠外。
- バルベルデとブラヒムに代えて、ロドリゴとヨビッチ投入。バルベルデは残した方が良いと思うが…。
- ロドリゴのロストからミリタオにイエロー。
- ナチョのクロスからヴィニシウスのヘッドが決まり2-4に。
- …と思ってたらVARで取り消される。謎。
- ヴィニシウスのクロスからロドリゴがごっつぁん。今度こそガチで2-4。
- ヴィニシウスへの殺人スライディングでゴロサベルにイエロー。
- ヴァラン先輩の入りそうで入らないヘディングをリスペクトするミリタオ(笑)
- アレオラの足元…。
- モドリッチの殺人シュートで試合が中断。
- ラモスが上がって、モドリッチとクロースが後方待機し始めたら脳筋サッカーフラグ。
- ベンゼマのクロスからナチョのヘディングが決まる。3-4に。ベンゼマうまっ(笑)あそこでナチョに出せるのがトッププレーヤーだよな。
- ザル守備のゴロサベルがヴィニシウスを倒して2枚目のイエローで退場。
- 何か起きるかと期待したが何も起きずに試合終了。まあホームで4失点もしたら仮にホーム&アウェーだったとしても勝てんわな。
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まとめ
もう振り返りたくないが、無理矢理試合を振り返るとジダンの先発のチョイスが全てだったかなと…。
ジダンはスター軍団を治める長としては有能かもしれないが、手駒の特徴とクオリティが如実に結果に影響するタイプ。その欠点が出た試合だった。
…っていうか以前、メンバーを落として臨んだブルージュ戦で
あまりに無秩序で内容が悪すぎる。この感じならBチームが主体となる国王杯のタイトルは無理ゲー。 |
と書いたが、まんまその通りになっててワロタ。
話を戻すと、基本的にマドリーの中盤でスペース管理能力があるのはカゼミーロとモドリッチの2人だけで、「カゼミーロがつり出される→空いたスペースをモドリッチが埋める」がCL3連覇を達成したマドリーのどんぶり勘定守備の正体だったわけだが、そのどちらも先発にいないんだから、そりゃこうなるわな。(冷静に考えれば、消化試合のブルージュ戦でモドリッチとカゼミーロを使ったのに、この試合で休ませたジダンの判断は謎)
加えて、ジョレンテみたいな守備面で計算できる選手を放出して、代わりも獲らなかったわけで…(エンドンベレとかラビオとか…、誰でも良いから獲得するべきだった)
まあ遅かれ早かれこうなってただろうから、負けたのが国王杯で良かったと切り替えるしかない。
週末はパンプローナでのオサスナ戦。簡単な試合にはならないだろうが、バルセロナがアウェーのベティス戦なので、勝ち点を落とす可能性は十分ある。先に試合をするマドリーは勝って、バルセロナにプレッシャーを掛けたい所。