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スーペルコパ準決勝レアルマドリード対バレンシア

レアルマドリード
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2週間遅れのクリスマスツリー

 

関連記事:ベンゼマとベイルはスーペルコパに招集されず。フラメンゴのヘイニエルの噂。

 

非常に立ち位置が微妙な大会であるスーペルコパが幕を開けた。

なおスペインサッカー協会は3年契約で1億2000万ユーロを手にした模様。ロペテギが解任された時、「ルビアレスは間違ってない」とか言ってる奴いたけど、ルビアレスとか一番権力持たせたらいけないタイプで草。

 

 

まさかのクリスマスツリーシステムの採用。守る時はイスコが左サイドに落ちて、4-4-1-1気味になっていた。このシステムは中央で数的有利を創ってポゼッションするシステムなので、ジダンの狙いは明白。それは良いんだが、控えMFがハメスしかいなくてワロタ。

 

 

バレンシアは4-4-2じゃなくて4-3-3。

GK 1 Jaume Doménech

DF24  E. Garay  5 Gabriel Paulista  14 Gayá  18 D. Wass

MF 10 Dani Parejo  17 F. Coquelin Substituted  6 G. Kondogbia

FW 8 Carlos Soler  20 Ferrán Torres  9 K. Gameiro

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バレンシアやる気無さすぎてワロタ

 

前述した通り、ジダンの狙いはボールを持って、試合のペースを落として、バレンシアが得意とする速い展開にならないようにする事だった。

まあ、それ自体はホームでのPSG戦からずっと継続している事なので真新しい事ではない。(流石にMF5人は想定外だったが)

 

今のマドリーの問題は単調なオフェンスである。

なので試合開始直後から「オイオイ、ジダンよ。このやり方なら確かに失点のリスクは減るだろうが、ヨビッチ1人でどうやって点獲るんだよ?」と思ってたんだが、いきなりクロースがCKを直接ブチ込んでてワロタ。何の参考にもならない再現性のない得点で草。

 

その後、お馴染みのバルベルデのインナーラップから2点目。最近のマドリーの定番の攻撃に何の対策もしてない事からバレンシアが如何にやる気が無いかわかる。

そして後半、無気力状態のバレンシアにモドリッチの華麗なアウトサイドシュートが決まって、実質試合は終わった。

 

まあ基本的にバレンシアはガヤのクロスとカウンターぐらいしか得点パターンが無い凡庸なチームなので、マドリー相手に先に失点した時点でThe Endだったかな…と。

ロングボールを放り込もうにもマドリーのCBは対人無敵だし、バレンシアは後ろから繋ぐのも下手だしね。

とはいえ、バレンシアの不出来に目を瞑れば、ジダンが最近やっている「イスコを中心としたローリスクポゼッションサッカー」の理想的な試合展開だったと言えるだろう。

 

ただ今のマドリーの一番の課題は「1点目を奪うまでが遠い」という事である。今日は1点目の得点方法がクロースのスーパーゴールだったので、「課題を克服できたか?」という点ではあんまり参考にならない。

仮に決勝の相手であるアトレティコかバルセロナ相手に完全に崩した形で1点目を奪い、今日と同じような展開に持ち込めれば、後半戦のマドリーは期待しても良いかもしれない。

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選手評

 

クルトワ 前半はほとんど仕事なし。後半にミドルを弾いたぐらいか。裏抜けに飛び出して対処したシーンは良かった。やっとハイラインの守り方に慣れて来た印象。

 

カルバハル 2点目に繋がるスルーパスをバルベルデに通す。決勝も先発だろうから過労死不可避。

 

メンディ バレンシアの右サイドが死んでたので、仕事無し。クロス精度はイマイチ。途中でマルセロと交代。メンディを温存したかったのか?決勝を見据えてマルセロを試したかったのか?どちらなのだろうか?今の調子ならメンディの方が良さげだが….

 

ラモス 相手の攻撃がゴミofゴミだったので、彼にとっては楽な仕事だっただろう。

 

ヴァラン ヘディングを枠に飛ばすが、キーパのファインセーブに阻まれた。ヘタフェ戦で久しぶりに決めたから、当分入らないと思われる。

 

カゼミーロ 攻撃ではミスもあったが、守備は流石のデキ。意味不明なミドルシュートは入る気がしない。

 

クロース オリンピックゴールを決める。ちなみにオリンピックゴールとは1924年にアルゼンチン代表のセサレオ・オンサーリが、オリンピックチャンピオンのウルグアイ代表にCKを直接ブチ込んだ事が発端になっている。以上、サッカーの豆知識でした(笑)

 

バルベルデ イスコのゴールを演出。バテバテで草。運動量があるみたいに言われるけど、スタミナがあるわけじゃないんだよな。

 

モドリッチ マーベラスなアウトサイドキックで2戦連続となるゴールを決める。2列目でもやれると思うが、攻撃に関しては選択肢が狭まるのでもう一列後ろの方が良いと思う。

 

イスコ 2点目を決める。キレはヘタフェ戦よりもあった。だが相手が弱すぎたのであまり参考にならない。

 

ヨビッチ 一応モドリッチのゴールをアシスト。前半の決定機を決めきれず。シュートするシーン自体が少ないので何も言えない。

 

マルセロ 怪我明けでリハビリ出場。まだ本調子には程遠い。

 

ハメス マルセロと同じく、まだ全然戻ってない。

 

マリアーノ 何故かヨビッチと交代で出場。ジダンがマリアーノをどうしたいのかよくわからない。

 

ジダン 正直どういう狙いがあってMFを5人使ったのかよくわからない。ローリスクポゼッションをするにしてもMFを5人使う必要はないし、今のスカッドでこのやり方は長続きしない。「補強はいらない」って言ってるが、MFが足りないのをペレスにアピールしたかったのか?