久々の勝利なるか
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絶賛絶不調のアトレティコをホームに迎えたこの一戦。このカードは最近勝ててないが、流石に今のアトレティコには勝ちたい。
マドリーはまさかのスーペルコパと同じクリスマスツリーシステム。ぶっちゃけMFが多いからボール保持は安定するが、攻撃面で機能してるようには見えなかったんだが…。
しかも中央圧縮のアトレティコに中央の数的優位で勝負するシステムは悪手…。ジダン的にはスーペルコパの試合内容に満足してるって事なのだろうか?
控えMFもハメスしかおらんし。百歩譲って、このシステムを使うならなぜ中盤を補強しなかったのか?
前半
前半のリアルタイム感想(時系列順)
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後半
続いて後半の感想。
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まとめ
試合をまとめると、試合前の予想通り、中央を圧縮してくるアトレティコに中央の数的優位で勝負するクリスマスツリーが機能せずに、ジダンは後半頭からワイドにアタッカーを置く4-3-3に変更。
この交代をジダンの「用意してたプラン」だとして絶賛する風潮があるが、ジダンの試合後のコメント(『私は前半のやり方でプレーするのが好きではなかった。』と発言。)を見る限り、それはないだろう。
前半の時点でアシスタントのベットーニと話し込んでいたので、ジダンには『あっ、このやり方は中一週間のアトレティコには通用せんわ』という感覚があったのは間違いない。
話を試合に戻すと、横幅を使ってDFを広げてしまえば、今のアトレティコの守備強度は以前程ではないので、得点を奪うのは難しくない。
そこから決勝点が生まれ、マドリーが久しぶりにダービーを制した。
まあ前半よりマシなったとはいえ、チャンスはそんなに創れなかったので、それが今のマドリーの現状を表しているのだが、なぜか世間からは絶賛されていて、個人的には違和感を感じるのだが…。
まあこのチームの真価はCLでリバプール、PSG辺りと戦った時にわかるだろう。(私は今季のシティはあまり評価してないので、シティはこのカテゴリーには入らない。)
個人的に意外だったのが、ジダンがあっさりクリスマスツリーを諦めた事。17-18シーズンは全く機能してないイスコトップ下のダイヤモンドに拘り続けて、リーグタイトルを手放す事になったが、今日のリカバリーの速さには監督・ジダンの成長が垣間見えた。
なので今後、ジダンがこのシステムを使う事はないと思いたい。
前述したように、カゼミーロの脇のケアを誰がするか不明瞭で守備が安定しないし、攻撃もウンコときている。(スーペルコパのバレンシア戦はクロースがCKを直接ブチ込んだだけだし、アトレティコ戦は2試合連続で無得点)このシステムを絶賛しているヤツもいるが、ワイには何が良いんだがサッパリわからん(笑)
最後にアトレティコのシメオネだが、かなりヤバいね。
バルサ戦の記事でも書いたが、悩み過ぎて何が正しいのかわからなくなってるように見える。加えて運も無い。
とはいえ、アトレティコにはリバプールを倒してもらわないと困るんで、個人的にはジャルディムの招聘をオススメします(笑)