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リーガエスパニョーラ19-20第22節レアルマドリード対アトレティコ

レアルマドリード
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久々の勝利なるか

 

関連記事:リーガエスパニョーラ19-20第21節バリャドリード対レアルマドリードスーペルコパ決勝レアルマドリード対アトレティコ~これがスピリチュアルフットボールだ!

 

絶賛絶不調のアトレティコをホームに迎えたこの一戦。このカードは最近勝ててないが、流石に今のアトレティコには勝ちたい。

 

 

マドリーはまさかのスーペルコパと同じクリスマスツリーシステム。ぶっちゃけMFが多いからボール保持は安定するが、攻撃面で機能してるようには見えなかったんだが…。

しかも中央圧縮のアトレティコに中央の数的優位で勝負するシステムは悪手…。ジダン的にはスーペルコパの試合内容に満足してるって事なのだろうか?

控えMFもハメスしかおらんし。百歩譲って、このシステムを使うならなぜ中盤を補強しなかったのか?

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前半

 

前半のリアルタイム感想(時系列順)

  • アトレティコさんはカバーニが欲しかったが、PSGに門前払いされた模様。
  • 前半の0-0の状態でゴール前にいるラモス(笑)
  • クロースからのクロスをラモスがダフる。
  • 年に1回しか決まらないクロースのミドルは当然の如く枠外。
  • このシステム、ベンゼマの宝の持ち腐れ感が半端ない(笑)
  • 案の状、アトレティコのコンディションがスーペルコパの時より良いので、全く有効な攻撃が出来ずに中央で引っ掛けられてカウンターを喰らいまくる有様。
  • あとモドリッチの位置取りがいつもより高くてフリーダムで、フェデがサイドに張ってるため、カゼミーロの脇を誰が埋めるか不明瞭。(クロースはいないようなもんだし)
  • 蹴られてカルバハル悶絶。
  • このシステムだと、SBが上がらないとワイドのパスコースが無いので、中に出さざるを得ない。そこをアトレティコに狙われてる。
  • やっぱ、このやり方はフラットで中央圧縮の4-4-2に相性悪いような…。スーペルコパは向こうが勝手にバテただけだし…。(しかも無得点だし、バルベルデのファウルが無ければ負けてた。)
  • フェデは狭い所でのプレーはイマイチ。ぶっちゃけファンに持ち上げられすぎてる感が否めない。
  • バリャドリード戦に続き、今日もチャンス0で前半終了(笑)
  • マドリーのサイド攻撃がゴミなので、外をある程度捨てれるアトレティコに軍配が上がった前半。
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後半

 

続いて後半の感想。

  • ヴィニシウスとバスケスが準備。ジダンハサイドアタッカーノジュウヨウセイニキヅイタモヨウ。
  • 守備ガバガバだったイスコとクロースが交代。珍しくマトモな交代(笑)
  • ヴィニシウスはやはり攻守の切り替えが以前より速くなっている。
  • シメオネもモラタ(怪我?)に代えてルマルを投入。
  • 予想通りサイドのヴィニシウス&メンディから余裕で得点。前半からやれよ(笑)
  • 世間的には「ジダン采配ズバリ!」となりそうな流れだが、ぶっちゃけマイナスを0に戻しただけで草。
  • ワイドから1回殴られただけで失点するアトレティコさん…このままだとリバプールにボコられるぞ(笑)
  • ヴィニシウスの守備が向上した分、攻撃で何もできないバスケスのクソっぷりが際立つ件(笑)
  • WOWOWの回線が死亡。
  • メンディの右足のシュート酷すぎワロタ。
  • バスケスのセルフジャッジひでぇ(笑)
  • 右利きのヴィニシウスを左に張らせて、カットインする左サイドバックのメンディ(左利き)。どう考えても役割逆だろ(笑)
  • 中盤の組み合わせはバルベルデ、モドリッチ、カゼミーロが個人的には一番良いと思う。
  • アザールの復帰直前にトランジションを向上させてくるヴィニシウス。数か月おせぇよ(笑)
  • 攻撃も守備もクソなアトレティコさん…。ジダンがプレゼント采配かました前半で決めきれなかったのと、後半のモラタの離脱が痛すぎた。
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まとめ

 

試合をまとめると、試合前の予想通り、中央を圧縮してくるアトレティコに中央の数的優位で勝負するクリスマスツリーが機能せずに、ジダンは後半頭からワイドにアタッカーを置く4-3-3に変更。

この交代をジダンの「用意してたプラン」だとして絶賛する風潮があるが、ジダンの試合後のコメント(『私は前半のやり方でプレーするのが好きではなかった。』と発言。)を見る限り、それはないだろう。

前半の時点でアシスタントのベットーニと話し込んでいたので、ジダンには『あっ、このやり方は中一週間のアトレティコには通用せんわ』という感覚があったのは間違いない。

 

話を試合に戻すと、横幅を使ってDFを広げてしまえば、今のアトレティコの守備強度は以前程ではないので、得点を奪うのは難しくない。

そこから決勝点が生まれ、マドリーが久しぶりにダービーを制した。

まあ前半よりマシなったとはいえ、チャンスはそんなに創れなかったので、それが今のマドリーの現状を表しているのだが、なぜか世間からは絶賛されていて、個人的には違和感を感じるのだが…。

まあこのチームの真価はCLでリバプール、PSG辺りと戦った時にわかるだろう。(私は今季のシティはあまり評価してないので、シティはこのカテゴリーには入らない。)

 

個人的に意外だったのが、ジダンがあっさりクリスマスツリーを諦めた事。17-18シーズンは全く機能してないイスコトップ下のダイヤモンドに拘り続けて、リーグタイトルを手放す事になったが、今日のリカバリーの速さには監督・ジダンの成長が垣間見えた。

 

なので今後、ジダンがこのシステムを使う事はないと思いたい。

前述したように、カゼミーロの脇のケアを誰がするか不明瞭で守備が安定しないし、攻撃もウンコときている。(スーペルコパのバレンシア戦はクロースがCKを直接ブチ込んだだけだし、アトレティコ戦は2試合連続で無得点)このシステムを絶賛しているヤツもいるが、ワイには何が良いんだがサッパリわからん(笑)

 

最後にアトレティコのシメオネだが、かなりヤバいね。

バルサ戦の記事でも書いたが、悩み過ぎて何が正しいのかわからなくなってるように見える。加えて運も無い。

とはいえ、アトレティコにはリバプールを倒してもらわないと困るんで、個人的にはジャルディムの招聘をオススメします(笑)