スポンサーリンク
スポンサーリンク

リーガエスパニョーラ19-20第5節セビージャ対レアルマドリード~ピスファン攻略

レアルマドリード
スポンサーリンク

クライシス真っ只中

 

関連記事:【悲報】スペインの3強が弱すぎる…リーガエスパニョーラ19-20第4節レアルマドリード対レバンテ~PSGよ、震えて眠れ(棒)

 

PSG戦で途轍もなく酷い試合をしてしまったジダンマドリーは復讐に燃えるロペテギが待つ鬼門サンチェス・ピスファンで汚名返上を狙う。前日にアトレティコとバルセロナが躓いたので勝てば首位浮上のチャンス。

 

 

まあ現状のベストメンバーと見て良いのでは。PSG戦では崩壊していた守備がラモスが入ってどうなるかに注目。

 

 

レンタル移籍中のレギロンが先発。

GK  1 トマーシュ・ヴァツリーク

DF  6 ダニエル・カリーソ  20 ディエゴ・カルロス  23 セルジオ・レギロン  16 ヘスス・ナバス

MF  10 エベル・バネガ   24 ホアン・ホルダン  25 フェルナンド・レゲス

FW  5 ルーカス・オカンポス  19 ルーク・デ・ヨング  22 フランコ・バスケス

スポンサーリンク

鬼門で5年振りの勝利

 

試合はベンゼマのヘディング弾の1点を守り切ったマドリーが1-0で勝利。マドリーは首位のビルバオと勝ち点11で並んだ。

 

ロペテギのセビージャは初めて観たのだが、ボールは持てても攻撃に怖さがなかったな。マドリー時代と同じでU字に回す事が多くて、マドリーの嫌なエリア(カゼミーロの脇)を使われる事はそんなになかった。

はっきり言って、セビージャがマドリーに課題を突き付けるほど強くなかったので「PSG戦の修正」っていう点ではあんまり参考にならなかったのだが、ジダンが全選手に守備面での協力を求めた事は試合を観ててわかった。

 

ジダン「エデン・アザール、ギャレス・ベイル、ハメス・ロドリゲスを含め全員、守備に多大な努力をした。私たちはチャンスを生み出すことができることはわかっているが、全員の守備的な仕事が勝利の鍵だった。今日のような難しい試合では、誰もがそれをしなければばならないサッカーキングより引用

 

モウリーニョ就任のニュースがそんなに嫌だったのか(笑)、あの守備しない事で有名なアザールも低い位置まで下がって、守備ブロック形成に参加。

無失点がデフォになれば、マドリーの前線のクオリティなら1点は高い確率で獲れるので勝ち点3獲得の可能性は上がる。単純なロジックだが、スターに守備をさせられるジダンには適したやり方と言える。

スポンサーリンク

ソラーリマドリーリバイバル?

 

気付いた方もいるだろうが、「ロナウドいなくなってそんなに点獲れるわけじゃないから取り敢えず守備して失点減らしとけ」というやり方は昨シーズンのソラーリのやり方とほぼ同じである。

ただヴィニシウス→アザール、バスケス→ベイルになっている分ジダンの方が攻撃面でのパンチ力は上がっている。

このやり方ならCLは難しいが、上位陣が今の所躓きがちのリーガでは十分期待出来るのでは?とオモタ。(バルセロナは神の子が目覚めたらどうなるかわからないが。)

 

ただ不安要素もある。ラモスが復帰して守備陣が閉まったように、個に委ねるジダンのやり方だと何人か代えの利かない選手がいる。だが彼らを休ませずにシーズンを乗り切る事は不可能。

つまりソラーリマドリーがジローナ戦でローテーションを失敗して瓦解したように、ジダンも同じ問題に直面する可能性がある。

そういう意味ではミッドウィークのオサスナ戦は「ジダンがどれくらい控え選手を信用しているのか?主力を休ませて勝てるか?」という点に注目したい。

スポンサーリンク

選手評

 

クルトワ クリーンシートおめ。ほとんど仕事無し。

 

カルバハル 決勝点をアシスト。個人的にはMOM。後半のデヨングに体を寄せてヘディングを外させたのはファインプレー。オサスナ戦は休ませないと怪我しそう。

 

メンディ 対人の守備はいいね。ビルドアップとかは適当(笑)

 

ラモス やはり守備陣に喝を入れられるという意味では重要な存在。

 

ヴァラン WOWOWで解説の野口さんに「リーダーシップが足りない」とかボロクソ言われてて草。確かに一理ある。

 

カゼミーロ 前線が守備してくれるし、セビージャがサイド経由のチームなのでやり易そうだった。

 

クロース まだアザール、メンディとの関係性がイマイチ。守備はPSG戦よりはしてたがまだ物足りない。

 

ハメス 過労死寸前でワロタ。ハメスよ…モドリッチ先輩はこれを数年ずっとやってるんやで(笑)アザールとカルバハルの決定機を演出。ベイルのクロスに飛び込んだプレーはナイス。

 

ベイル 一応決勝点の起点に。バスケスが入ってからは左サイドでプレー。両サイド出来て守備も出来るので今のスカッドだと割と重要な存在。もっと思い切って仕掛けて良いと思うけどね。

 

アザール 守備での貢献は有難いが攻撃面ではまだまだ。簡単にメンディに預ける傾向があるが、もっと強引に行っても良いのでは。

 

ベンゼマ 決勝点を決める。ベンゼマがバルブエナの件で代表を追放されてなかったら、ベンゼマが過労死状態に陥ってマドリーはもっとひどい状況になっていただろう(笑)

 

バルベルデ ハメスと交代で出場。枚数が揃ってないのに意味不明な突撃プレスをかましてたが一体何の意味があるんだ?(笑)

 

バスケス アザールと交代。意味不明なパスミスは気になったが、まあこういう使い方なら。

 

ジダン  スターに守備させられるのは流石。問題はスター&3連覇メンバー以外の選手を戦力として上手く活用出来るか?という事。オサスナ戦は流石にローテーションするよ…ね…?