咽喉がまだ回復してない?
関連記事:2018FNS歌謡祭第一夜の感想と採点表
話題になっているから動画を観たが、かなり苦しそうに歌っていて気の毒でいたたまれない気持ちになった。
布袋さんはインスタのコメントで「入る音を1オクターブ間違ってしまって、仕方なくそのまま歌ったのでは」という解釈をしているようだが、出回っているリハーサルの動画を観る限り、リハの段階からファルセットで練習してたようなので入る音は本人的にはあれで合っているのだろう。
そうなってくると、単純に緊張で声帯に送り込む空気量の調節をミスッたか、当日の咽喉の調子が良くなかったかのどちらかと推測する。
今回の事があって、自分の過去のブログを読み直してたのだが、2018年12月のFNS歌謡祭第一夜のレビューでコブクロについて…
小渕がメチャクチャ不安定でしんどそうに歌ってた。黒田はいつも通り上手い。 |
と書いてあったので、やはり咽喉のコンディションが安定しないのかな。
小渕氏は2010年辺りから、高音パートをこなそうとすると首の筋肉が硬直して運動障害を起こす「発声時頸部ジストニア」という難病に悩まされていた。
そう考えると、小渕氏が今回敢えて難易度の高いファルセット歌唱法に挑戦したのは難病に苦しんだ過去の自分との決別を意味していたのかもしれない。
もし、そういう腹積もりで舞台に上がって失敗してしまったのなら本人の心情は察するに余りある。
勿論これは私の推測で、真実がどうかはわからない。本人も言い訳になってしまうから本当の事は言わないだろう。
それでも世間は「失敗の背景に何があったか?」を考えずに「プロ失格だ」とか「笑いが止まらん」とかボロクソに叩くんだから「なんだかなぁ」と思うよ。もうちょいみんな人に優しくなれないものかね?匿名で弱い立場の人にマウントとっても虚しいだけだと思うが。