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ドラムのパン振り(定位)の正解は?と思い、ミスチルとU2を聴いていみた。

音楽・DTM
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ミスチルとU2で比較

 

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最近はドラムのミックスで色々と悩んでる。

今まではスネア(モノラル)とバスドラ(モノラル)がセンターで、タム系(モノラル)とシンバル系(ステレオ)・ハイハット(モノラル)をドラムセットの配置をイメージしながら左右(-35から+35の間)に振るって感じだったんだが、有名アーティストの作品を聴いてると色々と違いがあって、何が正しいんだがわからなくなってきた(笑)

 

例えばミスチルの作品はスタンダードな配置で比較的真ん中に固まっている、まあ自分のやり方と近い。ストリングスなんかを左右に振るなら、やはりドラムはあまり左右に振らずにセンター付近に配置する方が良いだろう。

 

ビビったのはU2の「Miracle Drug」って曲。この曲はU2の中でも好きな曲の一つなのだが、改めて聴いてみると、タム系が思いっ切り左右に振られている。

 

 

1分20秒くらいから聴いてもらえばわかり易いかもしれない。100回以上聴いてるが、今まで全く気づかなかった(笑)

このやり方は異質だけど、これはこれで良いよね。なんつうか、人間の鼓動や生命力を表現しているように聴こえる。

このやり方はやった事ないな~。タムを左右に思いっ切り振るのは勇気がいるわ。だって他の楽器と絶対ぶつかるし、タムの音がスネアとかバスドラに比べて前に出過ぎて距離感がおかしくなる。

まあミックスに正解は無いって事なのか…。大事なのは先入観に捉われずに、曲のイメージを表現するために何がベストなのかを見極める能力。U2の曲を聴いてそう思った。