オケに混ぜた時のヌケが全然違う。
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ミックス時にAmplitube4でレコーディングしたギタートラックが全然ヌケてこない。
エンハンサーやEQでブーストしたりして、色々と策を講じたわけだが、それでもヌケてこない。
「アンプヘッド+キャビネットシミュレーターで録り直すしかないか…」と思ったのだが、時間が足りない。
藁にもすがる気持ちで、同じオーディオファイルをBIASをインサートして再生してみたら、EQでブーストしなくても音が前に出てくるように!
ほんとね、全然違うよ。BIASの方がミックスが全然楽だわ。
弾き心地が良いからずっとAmplitubeがメインだったけど、ミックスの事を考えたらBIASが上だなぁ~。(まあ最初からアンプヘッド+キャビネットシミュレーターで録ってれば、こんな事にはならなかったんだが…)
デジタルがアナログに勝る事はない
ちなみにアナライザーで周波数を調査してみました。ホイ。
↑がAmplitubeの周波数。
↑がBIASの周波数。
Amplitubeより低音は抑えめだが、2000Hzから4000Hz辺りがAmplitubeよりしっかり出ている事がわかる。おそらくこれがヌケの良さの秘密だろう。
だが単体で弾いた時は低音が出ていて、キンキンしないAmplitubeの方が気持ちいいという…まさに一長一短…。結局デジタルプラグインは実機に勝てないって事か…。まあそりゃそうだよな。
ぶっちゃけデジタルの最高峰であるKemperとかも「真空管アンプのヘッド+OX」の組み合わせには勝てんと思うわ。
ギタリストのみんな、やっぱ10個のプラグインよりも1個の実機だよ。これはガチ。実機は使わなくなったら売れるしね(笑)