キングダム考察

現在のキングダムは584回で、前回の考察から丁度10話進んだのだが、全く進んでない。遼陽の戦いから朱海平原の戦いに切り替わっているのだが、これがまぁ進まない。ていうか不要な描写が多すぎる。まず王賁が王翦の実の息子じゃない疑惑とか、マジでどうでもいい（笑）

悪い予感が的中してしまった、以前「映画化が決定した時」の記事で、「とりあえず山崎賢人とかいうヒョロヒョロの大根俳優が主演は勘弁」って書いたが。本当に山崎賢人が主演してるじゃねーか（笑）ちなみに監督は三池崇史じゃなくて、佐藤信介らしい。

現在のキングダムは574回。前回の考察では「犬戎族が楊端和軍に寝返るじゃねえだろうな？そのオチは流石にクソ過ぎるぞ」みたいな事を書いたのだが、嫌な予感が的中してしまった（笑）

現在キングダムは573回で遼陽編の終盤。壁がダント（フィゴ王）の力を借りて、マグレで犬戎王ロゾをぶっ殺した所。なんか最近のキングダムは2人掛かりで倒すのが当たり前になって来てて、武将の美学みたいなのが薄れているような気がしないでもない（笑）

亜光将軍が瀕死状態になって、信が岳嬰（ガクエイ）を瞬殺した朱海平原から、楊端和対舜水樹（しゅんすいじゅ）＆公孫龍（こうそんりゅう）＆犬戎族の遼陽編の描写に切り替わっているのだが、これがイマイチ進まない。

岳嬰雑魚過ぎてワロタ。あの世で見てる慶舎もお茶吹き出すレベルの弱さ。コイツ、よくこの弱さで趙峩龍（ちょうがりゅう）とか暁雲（ぎょううん）に「占いなら他所でやれ。ｷﾘｯ」とか言って、偉そうな態度とれたな（笑）

有名な話だが、壁は史実上で実在したのかあやふやなキャラである。３５巻の作者のあとがきを見てもらえばわかるが、司馬遷の史記には成蟜が屯留で死んだ戦いでの項で「将軍壁死」という一文があった。

王翦が李牧を出し抜く何らかの策を隠し持っているのは確定している。理由は５５１回での昌平君の「そう、そこだ、鄴包囲の一報を聞いた時、それが引っ掛かった、王翦が、それだけの博打に出る男だったかと」という超絶フラグ発言である（笑）

読んでるコッチとしては「そんなに急に成長するわけねー」ってならざるをえない。せめて前回の黒羊丘の戦いでもうちょいネタ振りしといてほしかったかな。まぁ一応、丘の上にいる慶舎を討ち取りに行くのは信のアイデアだったけど。

おそらくこれから信は尭雲とかいう死亡フラグがビンビンに立っているモブ武将をボコって、将軍に昇進するのだろう。尭雲の「信を昇進させるためだけに生み出された感」は異常である。