壁の名誉挽回のチャンスキター
※注 ネタバレ要素があるので、知りたくない方は読まないことをオススメします
552回は楊端和が戦っている遼陽の方でしたね。兵糧の謎がわかると期待してたので、少し肩透かし…。遼陽の秦軍は無能の壁のせいで兵糧が残り3日分しかなくて、ゴバ、ブネン、トアクとかいう3将を討つために決死の攻勢に出る事に。軍議の最後に壁が汚名返上のチャンスを楊端和に願い出る…という回であった。
ここから何週かは壁が主役の回が続く事が予想される。正直、無能の壁にあの3将を討てるとは思えないのだが(笑)だが壁はまだ死なないと予想する。信が覚醒仕掛けている今、壁を殺してしまうと、秦軍の武官達が有能な人間しかいなくなってしまう。なので無能ヘタレ枠として壁は生き残らせると予想(笑)
有名な話だが、壁は史実上で実在したのかあやふやなキャラである。35巻の作者のあとがきを見てもらえばわかるが、司馬遷の史記には成蟜が屯留で死んだ戦いでの項で「将軍壁死」という一文があった。この一文を「将軍の壁が死んだ」という解釈と「将軍が壁(城)の中で死んだ」という解釈があったのだが、原先生は前者のつもりで書き始めたらしい。
だが途中で「将軍が壁(城)の中で死んだ」の説の方が有力視されて来て、壁を殺さない方向に軌道修正したらしい。つまり壁は35巻で死ぬ予定だったのだ(笑)
なので史実バリアが無い壁は来週死んでもおかしくはない。だが前述した通りヘタレ無能キャラ枠で生き残ると予想する。おそらく相手の3将の内の誰かにボコられそうな所を、間一髪で楊端和に救われるのではないかと予想(笑)