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ミリタオ(ミリトン)目当てでローマ対ポルトを観た感想

レアルマドリード
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CBじゃなくて右サイドバック…

 

来夏にマドリーが獲得するという噂のミリタオをチェックするために観戦。でもCBじゃなくて右SBで先発。なんでもペペが移籍してからはずっと右SBをやっている模様。

ブラジル代表でもやっているみたいだから、SBをやるのは初めてというわけではなさそう。

 

一応フルで観たけど、クソつまらんかった…。いやマジで。ポルトはずっと右サイドにバーンって蹴ってるだけだし、ローマはホームで引き篭もりだし、この試合観るとマドリー対アヤックスって面白かったんだなって実感できるわ(笑)まあカシージャスが元気そうなのが良かったってぐらいかな。

 

前も言ったが、噂のミリタオは試合を観る限り身体能力はかなり高そう。ジェコにあっさり交わされる軽率なシーンもあったが、スピード・アジリティはかなり高い。ナチョ以上ヴァラン未満って感じかな。84分ぐらいのエル・シャーラウィに追いついたシーンは良かった。

 

でも線は細いから、空中戦とか肉弾戦は未知数。この試合はSBだったので、ほとんどそういうシーンが無かったので評価できない。

SBとしては期待しない方が良い。まあアルベロア系の守備専SBって感じで、攻撃ではほぼ使えない。だがボールの扱いに苦手意識があるようには見えなかったので、それはプラス材料。

 

個人的な意見だが、CBとしてもう1シーズンは経験を積ませた方が良いと思った。だが違約金が段々高くなる鬼畜仕様なので、夏に獲得したいというフロントの意見も理解できる。

もしマドリーに来るなら、積極的に試合で使って経験を積ませる必要があるだろう。

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ミリタオとデリフトとの比較

 

先日のアヤックス戦でデリフトのプレーに魅せられて、「ミリタオを獲るならデリフトを獲れ」と思ったマドリディスタも多いのではないだろうか?

確かに、私も初めてフルで観て、デリフトは良い選手だと思った。アヤックスの組織力の恩恵を受けているのもあるが、迷い無く前に出るアグレッシブな守備スタイルはセルヒオ・ラモスを思い出す。

 

デリフトを推す意見はわからんでもないが、まず代理人がマドリーとは関係の薄いミノ・ライオラだし、スタメンを確約した上で莫大なサラリーと移籍金を払う必要があると考えると獲得の現実味は薄い。

サラリーと移籍金は払えなくもないのだろうが、スタメンを確約するという事は守備陣の年齢構成を考えれば、バンディエラ(象徴)であるセルヒオ・ラモスを放出するという事と同意である。そんな事は出来るわけが無い。(イエロを放出したペレスなら0%では無いが)

なので折衷案として、ベンチにも置いておけて、身体能力と伸び代があるミリタオに目を着けたのだろう。マドリーがミリタオを育てられるならこの決断は悪くないと思う。だが監督がチキン采配を揮うタイプだと難しいだろう。

 

ミリタオ獲得は本決まりではないが、現在第4CBであるバジェホはローン移籍もしくは放出の可能性が高いと予想している。なので来期のCB陣はラモス、ヴァラン、ナチョ、獲得or下部から昇格って感じと予想。

 

マドリーのEU圏外枠は現在埋まっている状態(カゼミーロ、ヴィニシウス、バルベルデ)で、カゼミーロがスペイン国籍を取得すれば一つ空く可能性がある。

その空いた枠にミリタオを入れるのか?サントスのロドリゴ・ゴエスを入れるのか?またはバルベルデをローン移籍させて、ミリタオとロドリゴの両方を入れるのか?

この決断はペレスを始めとするフロント陣の思惑、ソラーリもしくは来期の監督の構想、そして監督とフロントとのパワーバランスによって下されるのは言うまでも無い。