脳筋サッカーの限界
ラウールのカスティージャは引き分けで今季も昇格ならず。
幸先よく先に2点取った時は行けると思ったんだけどね。
やはり中盤でゲームをコントロールできない脳筋イケイケサッカーだと、ゲームコントロール力がモノを言うこういう試合では不安定になりがち。
今季は前線にタレントがいたので、そのタレントを活かすためだったのかもしれないが、最後の最後でその考えに足元をすくわれたって感じの試合だった。
そもそもリーグ戦で何回も首位に立つチャンスはあったわけで、そこで勝ち切れる安定した強さがなかった。なので仮に昇格しててもワンシーズンで降格してたと思うわ。ラウールのサッカーはフィジカル色の強い2部だと分が悪そうだし。
これでカスティージャはサイクルが終了して、多くの主力選手が外に活躍の場を求める事になるだろう。トップチームでチャンスがありそうなのはアリーバス、アルバロ、ニコパスぐらいかなぁって気がする。
よく名前の挙がるヴィニシウス・トビアス、ラファ・マリンはトップではまだ難しそう。トビアスはクロス精度が第2RSBのバスケス以下。ラファ・マリンはサイズ的には期待できるが、まだ経験が不足していてラインコントールに難あり。第4CBのナチョには及ばない。まあ二人ともアンチェロッティが使わんのも納得の出来だった。
監督人事に関してはラウール続投が濃厚。正直今季の戦力で昇格できなかったらクビでもしゃあないと思うんだが、まあレジェンドだからそう簡単にクビにできないのかもな。正直ラウールもそろそろ外のクラブで一回経験を積んだ方が良いと思うが…。