ワイの予想先発ほぼ当たる
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凡庸なバイエルン戦1st Legから中二日の試合。思い出したくないが、レガネスは国王杯敗退追いやられた相手である。
この日のスタメン。
大胆なローテーションをしてきたジダン。カルバハルの記事で私が予想したスタメンとほぼ同じ。ていうか、なぜこの思い切ったローテーションを降格圏のラスパルマスとマラガ相手に出来なかったのか?どうせジダンの事だから「いっけね、ローテーションするの忘れてたらカルバハル過労死しちゃった。テヘッ」みたいな事だろう(笑)ホンマに無能やわ。
これがレガネスの布陣。ベンゼマの弟ことアムラバトが先発。
珍しく先発は正解。だが内容は最低。
この試合のジダンの先発メンバーに関しては異論は無い。100点をあげてもいいぐらいだ。今シーズン初かな(笑)
この試合のジダンに求められていたのは
①バイエルン戦に向けて主力を休ませる
②出場機会に飢えている若手達にチャンスを与える
③ホームで格下相手なので、求められるのは勝利のみ。
となる。
取り敢えずこの試合では以上の3点は達成したので、まぁ文句は無い。
だが内容に関しては酷い。酷すぎる。前半はそこまで酷くなかったと思うのだが、後半は試合勘不足から来る体力切れなのか?レガネスとかいう凡庸なチームに押し込まれて、国王杯での敗退がフロックではない事が明らかになった。それもジダンが定期的にローテーションしていればなかった事だから自業自得と言える。「こんなクソ試合しか出来んならそりゃ控えだわww」という意見もあるかもしれないが、私はその意見に対しては異を唱えたい。
今日出場したベンゼマ、ベイル、クロース、アセンシオなどの主力級の選手のプレーがイマイチだったように、「急造のチームの中で圧倒的なプレーで存在感を示してアピールしろ」など要求のレベルが高過ぎる。アセンシオはBチームからAチームに這い上がった唯一の選手であるが、彼はちょくちょくAチームの試合で途中出場したりして、土台がしっかりあるAチームの中でアピールするチャンスがあった。加えてアセンシオは数十年に一人の天才である。
だが私の記憶が正しければ、セバージョスやジョレンテはAチームの試合で使われた事は、途中出場を含めてもほぼ無かったはずだ。マジョラルがデポルティボ戦で先発で使われたぐらいか。(試合は7-1で大勝。マジョラルもそれなりに勝利に貢献した。だがその後干される。)それでは選手の真価はわからないのではないだろうか?加えて、超一流の選手と同じピッチに立つ事で学ぶ事だってあるはず。そういう意味では、今シーズンでジダンには全くと言っていいほど、若手を育てる能力が備わっていないという事が明らかになった。
ジダンがCL2連覇したのは事実。そしてCL3連覇まであと2勝というとこまで来ている。だがそれは名将アンチェロッティの遺産がたっぷり根付いたAチームでの功績であって、ジダンの監督としての本当の実力は、アンチェロッティ時代には在籍していなかった若手が大半を占めるBチームを見ればわかるのではないだろうか?
バイエルン戦に向けて
ジダンへの文句は置いといて、大一番であるバイエルン戦に話を移したい。
今日のレガネス戦でヒントになりそうなトピックは、ベイルがフル出場だった事、コバチッチ、ベンゼマが途中交代だったという事、カゼミーロがCBで起用された事、アクラフがイマイチだった事だろう。
フル出場したベイルの先発の可能性は低いと考えるのが普通だろう。そしてベンゼマ、コバチッチの二人は先発の可能性があるのでは?と私は見ている。ベンゼマはゴールマシンロナウド神を解放するパートナーとして必要。コバチッチはプレスを剥がせて、中盤にダイナミズムをもたらせるという意味で間違っていない。
加えてナチョが練習に復帰したというニュースも入っているので、右サイドバックはバスケスのコンバートか、ナチョの強行先発の二択と予想。
そう考えると、バイエルン戦の後半の
この布陣も有り得るのではないだろうか?カゼミーロがいるとハインケスに狙われるのは目に見えている。プレスを空転させて、バイエルンに主導権を渡さない戦いをする。その考えは間違っていない。アセンシオを右ウイングに置いた4-3-3が世界最強の布陣だと、ずっとこのブログで書いてきたが、この形はそれに近い。
ジダンの性格を考えると…
だが疑問もある。1st Legであんなにチキンな戦法を採用したジダンが、負けたら無冠でクビ確定の試合でここまで攻撃的な方向に舵を切れるだろうか?
そう考えると、カゼミーロ先発の可能性もありそうだ。
この先発?たぶんまだ一回も試してないと思うが。まぁ1st Legよりはマシか。あとアセンシオ、バスケスの4-4-2も有り得るか。まぁジダンの考えはわからん。
ベンゼマが先発であれば、1st Legよりもマシな試合展開にはなるだろう。まぁジダンがクビの懸かった試合でどんな采配を揮うのか非常に興味深い。
今シーズンマドリーにとっては鬼門となっている感もあるサンティアゴ・ベルナベウ。そんなサンティアゴ・ベルナベウがバイエルンにとっての「不落の要塞」になるような強いマドリーを期待したい。ズーレやキミッヒやミュラーみたいな大した事無い選手に舐められるのはマドリディスタとして我慢ならん。ジダン頼むぞ。
選手評
カシージャ 失点シーンはノーチャンス。久しぶりの出場にしてはまずまず。
テオ 後半守備酷い。メンタル的なものなのか、フィジカル的に落ちたのかは不明。あと交代で入ったクロースが守備に全く協力してくれなかったのも影響してると思うが。
アクラフ 彼も後半酷い。久しぶりの出場でバテた?まぁバイエルン戦は使われないだろう。
バジェホ 前半26分ぐらいのセバージョスに出したロングフィードは良かった。控えCBとしての役割は果たした。
カゼミーロ CBでプレー。CBとしても下手糞でワロタ。なんか日に日に下手になってね?やっぱ苦手な事から逃げたら駄目なんだよな。
ジョレンテ もうちょいビルドアップ時の貢献度を高めたい。まぁこれはジダンの戦術が適当過ぎるのもあるか。
コバチッチ 急造のチームで連携が希薄で、いつもよりボールを持ち過ぎていた印象。
セバージョス 何でここまで干されているのかわからん。将来性の高さはプレーの節々に感じた。もう一年残ってほしいと個人的には思う。完全移籍での放出は勘弁。
ベイル 右サイドでフル出場。ゴールはしたが、それ以外は存在感が薄い。
マジョラル 決勝点を記録。前半はまずまずだったが、後半はマジで空気。信頼度が低くてボールがまったく入らなかった。
ベンゼマ 案の定ノーゴール。これでバイエルン戦でゴールしたら笑う。
クロース やる気無さ過ぎワロタ。
アセンシオ 数回左サイドでドリブルしただけ。まぁ使い方が悪い。
ジダン ローテーションして勝った事は評価したい。だがBチームの苦戦を観る限り、監督としての手腕には疑問。Bチームの選手の能力がAチームに劣っていたとしても、レガネス相手にこの苦戦はキツイ。ジダンの成長には期待してないが、せめてバイエルン戦でチキンサッカーから脱却して勝ってもらいたい。ユベントス戦2nd Legみたいな無様な試合だけは勘弁。