ジダンの後任候補対決
どちらもファンでもないのだが、一応アッレグリもポチェッティーノもジダンの後任候補と言われているので適当に流し観。
ユーベのスタメン。たぶん配置は適当(笑)
トッテナムのスタメン。あんま知らんけどたぶんいつも通り。
ユーベはボヌッチ、アウベスが抜けて大幅にスカッドがパワーダウンした印象。全然後ろから繋げてなかった。まさに凡庸なチーム。
トッテナムは左利きのアンカーのムサ・デンベレが良かったかな。噂のケインは1ゴールを決めた。ただベンゼマ程のセンスは感じなかった。得点力は断然ケインだが、ロナウドとの相性を考えるとどうなんだろう?というのが率直な感想。
どちらのチームも意外性のあるプレーは少なく、こじんまりした試合だった印象。ジダンの野放しサッカーを観過ぎて麻痺しているのもあるが(笑)
トッテナムやや有利か?
試合は2-2の引き分けでまぁトッテナムの方がやや優勢という感じ。
試合の印象としては両監督守備構築に定評がある監督だが、どちらもそこまで守備が堅い印象はなかった。
特にアッレグリのユーベは酷かった。エリクセンに間で受けられまくってチンチンにされる有り様。「このハゲはホームでこんな腰の抜けた戦術で何がしたいんだ?」という気分になった。
しかもボールを回収しても、ピアニッチしか繋げないため、カウンターもイマイチ。まぁマドリーが無料で放出した凡庸なケディラをスタメンで使っている時点でその程度の監督という事か。
ハッキリ言ってジダンの後任にアッレグリは勘弁してもらいたい。
まず前述した通り、この試合のようにホームで腰の抜けた戦術はマドリーでやれば翌日には火達磨だ(笑)それにケディラのようなパスを繋げない選手を重用する辺りマドリー向きとは思えない。
あと絶望的に勝ち運が無い(笑)CL決勝で2回敗退は御存知だと思うが、ミラン時代にはホームでバルサに2-0で勝って、2nd Legで0-4で大逆転負け。
(まぁジダンの勝ち運が異常なのだが)マドリーを率いるなら無冠=クビなのでこの能力は必須である。
あとユーベでもミランでも、彼が就任してからビッグネームが退団しているという事実も見逃し難い。ヴィダル、ポグバ、ボヌッチ、イブラヒモビッチ、チアゴ・シウバといった選手が退団しているので、あまり求心力が無いのかもしれない。選手時代の戦績も凡庸であり、求心力だけは鬼のジダンの後だとベニテスみたいになりかねないと思う。
対してポチェッティーノだが、まず現役時代はそこそこの選手だったが、マドリーの選手から見れば格下。舐められる可能性は大である。この試合はユーベが守備的だったのでボールを持っていたが、彼は基本的に相手に合わせるタイプなので、グアルディオラのように能動的なフットボールをするタイプではない。
マドリーは王者のクラブであり、力で捻じ伏せる剛直さを求められる。そういう意味ではマドリーのフィロソフィーを汲んだフットボールをしてくれるかという点で不安だ。
あと彼のせいかどうかは不明だが、トッテナムの選手のラフプレーの多さは非常に気になる。シティ戦はケインとデレ・アリは退場でもおかしくなかった。だが若手を育てられるというのはブラス要素だ。アッレグリよりはマシだが、ビッククラブの経験が無いので正直「成功するか?」と言われると答えに困る。ベニテス程の死亡臭は無いけど。
という事で、両監督ともジダンの後任としては微妙というのが率直な意見だ。まぁポチェッティーノの方がマシかな。一応2nd Legも観る予定。気になる事があれば書きたいと思う。