モラタベンチ…
CLを代表する因縁対決。トーレスがカンプノウを爆走してゴールを決めた時以来の対戦。
チェルシーのスタメン。モラタは何故ベンチ?コンディション?戦術?まぁコンテのみぞ知る。
バルサのスタメンはまぁいつも通り。
チェルシーはアザールの1トップでかなり守備的な布陣。攻撃はアザールとウィリアンの個人能力頼り。バルサはいつも通りやっている印象だったが、ヘタフェに引き分けるくらいなので予想どおりほぼチャンス無し。そういう意味ではチェルシーは勝ちたかったなという試合だった。
走る労働者達に明日はあるのか?
印象的だったのはバルサはパウリーニョ、チェルシーはペドロとカンテという労働者を起用しているという事。チェルシーはまだわかるが、バルサが中盤に労働者を重用するのはかなりレアだ。ダービッツ以来?おそらくセルジ・ロベルトとアザールだと分が悪いので、右にパウリーニョを置いて守備力を補填という狙いだろう。それでもパウリーニョがアザールにあっさり抜かれていたのはワロタ。
パウパウはリーガだとフィジカルでゴリ押し出来るが、プレミア相手だと存在感は0。
チェルシーのお笑い守備で何とかアウェーゴールをゲット出来たが、あのラッキーゴールがなかったら普通にバルベルデはクソ采配と叩かれていたと思うのだが(笑)
チェルシーはカンテがこのレベルだと全然パスを繋げないのが痛い。あとペドロは献身的だがボールを運べない。
そもそも何でモウリーニョみたいなロングカウンターしかしないタイプの監督が、ペドロみたいなポゼッションサッカーの幅取り専門要員みたいな選手を獲得したのか疑問だ。
どう考えてもサラーとかを残した方がメリットがあったと思うのだが。仮にペドロの所にサラーとかデブライネがいたらバルサを血祭りに上げてた可能性もあると思うのだが。まさにモウリーニョの負の遺産。
こういう事を言うと「サラーとかデブライネはあの時ショボかったから仕方ない」みたいな事を言うファンがいるが、そういう発言を聞くたびに海外旅行に行って大して楽しくなかったけど、損した自分を認めたくないから「いや、楽しかったよ」って言う人を思い出すのだが…。マドリーで言うならアセンシオを放出したら他所で大活躍しちゃったみたいなもんなのだが。閑話休題。
カウンター時に必ずトップのアザールかウィリアンがボールを運ばないといけないので、攻めのリソース不足が発生。それでも独力でチャンスを創り出したアザールとウィリアンはさすがだが、コンテの本音を言えばモラタかジルーをトップに置いて、アザールを一列後ろで使いたいのでは?と思った。
アザールは最近全然守備しなくなっている様で、コンテも中々扱いに苦労しているようだ。だが2nd Legではモラタかジルーは必須なので、アザールに守備に参加してもらう必要がある。ベニテスやモウリーニョの時4-2-3-1の左でやってたはずなのでやればできるハズ。
バルサもパウリーニョの扱いはkeyになっていきそうだ。この試合でCLレベルだと足手まといになる可能性を露呈した。個人的にバルベルデの事はそんなに評価してないので、何が起こっても不思議ではないと思っている。まぁカンプノウはバルサが負けているとカタルーニャ治外法権が発動して無法地帯になる可能性があるのだが(笑)お互い2nd Legは労働者達の扱い方が勝負を分けそうだ。両監督の決断に注目したい。