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リーガエスパニョーラ17-18第19節レアルマドリード対ビジャレアル~はじまりはいつもハゲ

レアルマドリード
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そらそうよ

 

以前バルダーノの記事で私はこう書いた。

 

 

そのバルダーノがここまで言っているのに、ビジャレアル戦で同じメンツ(セルタ戦のアクラフの所にカルバハル)で臨んだら、その時は今シーズン終了かもしれない(笑) いや負ければまだ可能性は残るが、下手に勝ちでもすりゃジダンは「よしやっぱこの布陣や!これでこっから快進撃や!」とか思いそうだから悩ましい。最近マドリーが勝っても喜べない自分がいるのだ、勝ったらクソ布陣が続くし、負ければ勿論ファンとして悲しい。

ていうかベルナベウの観客がジダンに「dimisión ディミシオン(辞任)」コールをしないのが不思議でならない。確かにジダンは英雄だが、もはやそんな事を気にしている場合ではない。ジダンの無能&ポジティブシンキングは異常であり、あの手この手でプレッシャーをかけて、事の重大さをジダンに気付かせる必要がある。(それでも臨みは薄いが)

 

と書いたのだが、予想通りジダンはセルタ戦の面子にカルバハルという代わり映えしないメンバーで臨んだ。

 

そして予想通りのクソ試合で負けた。ファンの方には悪いが、ビジャレアルは上位のチームとはいえ、ひたすら守るだけのチームであった。リーガ最高のMFの一人であるブルーノ・ソリアーノもいない。そんな低レベルなチームに本拠地ベルナベウで勝てない。選手の個人能力ではマドリーが大きく上回っており、選手達が舐めプしたわけでもない。ジダンの監督としての実力がモロに表れた結果と言える。

 

ただ私は「これで良かった」と思うのだ。強がりではなく心の底から…。前述した通り、もしクソ布陣で勝ちでもしたら、無能ジダンは「うむ。これでCL3連覇やな(真顔)」と勘違いしかねない。なので格下チームにホームで勝ちをプレゼントしたという事実はクラブの歴史に泥を塗る出来事で、勿論受け入れがたい。だがこの試合から大きな「変化」が起きるのなら、価値があったと言えるのではないだろうか。その「変化」とはジダンの采配かもしれないし、監督自体が代わるかもしれない。現時点では何とも言えないが、そう願うしかない。

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不振の元凶は「補強失敗」という見解が的外れな事を証明

 

あまり気が進まないが、この試合を振り返ってみて一番大きなトピックは、この試合の先発メンバーが全員ジダンの信頼する「お気に入り」の選手だったという事だろう。それに加えてミッドウィークの国王杯ではローテーションを行っており、コンディション的にも言い訳できない。

つまり「お気に入り」のベストメンバーで負けており、この試合に関しては選手層もクソもないというのが事実である。如何に「補強失敗」という意見が的外れか理解していただけるのではないだろうか。

 

例えば、「ベンゼマの控えがいない」という事を不振の原因に挙げる人もいるが、それは的外れな意見と言わざるをえない。なぜならこの試合とセルタ戦でジダンはロナウドを、ベストポジションではないCFWにコンバートして戦った。ジダンの脳内でベンゼマに次ぐ、2番手のFWが本職じゃないロナウドなのに、「ベンゼマの控えを獲得すべき」というのは辻褄が合わないと私は思う。

 

仮にセルタ戦とこの試合で、マジョラルをCFWで使って、マジョラルが酷いパフォーマンスで勝ち点を落としたというのなら、「ベンゼマの控えを獲得すべき」という意見は理解できる。本職CFWの2番手を試しもしないのに、その工程をすっ飛ばして「ベンゼマの控えを獲得すべき」というのは全くおかしな理論であり、ローンの噂があったのに残留してくれたマジョラルに対しても敬意を欠いている。

 

ジダンの事を「選手を守る選手想いで誠実な監督」と見る風潮もあるが、ジダンが守りたいのは「お気に入りの一部の選手」との関係性であり、ヒエラルキーの低い選手に対する扱いは酷いと言わざるをえない。結局、ケパ獲得を躊躇するのも、冬の移籍市場に消極的なのも、自分が厄介ごとを抱えたくないというのが真実である。

 

ジダンはよく「選手に満足している」というフレーズを使うが、これは本音ではない。ジダンはそう発言している、ジネディーヌ・ジダンという監督に満足しているだけである。本当に全選手に満足しているのならマジョラル、コバチッチ、アセンシオ、セバージョス辺りを試すのが普通の監督である。しかしジダンはそれをしない。それは彼が建前で喋っているという事を立証している。

 

仮に冬に有能な選手を獲得したとしても、ジダンは「お気に入りの選手」達に固執し続けるだろう。なので私は今の不振は「補強」をしても変わらないと確信している。アレクシス・サンチェスのようなスタメンで使わざるを得ないビッグネームならわからないが、仮に獲得できそうな状態になってもジダンは「今のチームに満足している」というフレーズを盾にして、獲得そのものを突っぱねるだろう。

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負のスパイラルの始まり

 

マドリーの敗戦はもはやテンプレ化している。

 


ジダンがスタメンを見誤る。

拮抗した展開になり、全選手のメンタルがナーバスな状態に。

パフォーマンスが低下。さらに拮抗した展開に。

組織力が皆無なので、無駄走りが増えて全選手が疲弊する。

試合終盤の強度が落ちた所でカウンターで失点。

 

まぁこんな試合がほとんどである。

 

今日の試合で言えば、ロナウドの決定力、相手GKセルヒオ・アセンホの確変、無能アンチマドリー審判のウンディアーノ・マジェンコなど人によって色々な敗因が挙げられるのかもしれないが、それらは負のスパイラルの末端であり、負のスパイラルの始まりはジダンの采配である。まさにタイトル通り「はじまりはいつもハゲ」状態である。

 

こうなると負のスパイラルの始まりを断つか、修正するかのどちらかしかないが、現時点ではどちらも見えてこないというのが現状である。

 

まったく同じ失敗を繰り返しているが、一体ジダンは何を守っているのか?私はマドリディスタとしてレアルマドリーの歴史・誇り・威厳を守って欲しいと思っているが、ジダンが守りたいのは別の物のようだ。でなければ彼の行動は説明がつかない。

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選手評

 

ナバス よくやったと思うよ。最後も一度は止めてるし。

 

カルバハル 頑張ってくれたが、負担がデカ過ぎて観てて可哀想になってくる。

 

マルセロ 戦術の犠牲に。クロスをDFにぶつけるシーンが多発したが、それはジダンの戦術の問題である。止まった状態でボールを貰っているので、自ずと相手DFとの一対一になる。動き出した状態でボールを貰えればまた変わるだろう。

 

ナチョ 良かった。何の不満も無い。

 

ヴァラン 今日は比較的に良かった。ただコーナーキックで点を獲ったのを久しく観てないから、上がるのやめたら?(笑)

 

カゼミーロ 相変わらず職場放棄が目に付いた。まぁ指示しない監督が悪い。

 

クロース 現状にムカついているようで、ストレス発散のためにガンガンミドルシュート撃っててワロタ。まぁそりゃそうなるわな。

 

モドリッチ カゼミーロとイスコの皺寄せが全て彼の元に。早く何とかしてあげないと、銀河系時代のラウールのように彼が潰れてしまう。

 

イスコ 相変わらず。ポジショニング悪すぎ。「自分がボールを受けやすい場所」と「チームを動かす」ポジショニングは違うんだよね。それが出来ない限りスタメンに値しない。

 

ロナウド 決定機で決めきれず。ただ彼を責める気にはなれない。むしろ被害者なのでは。

 

ベイル 前線に力強さを取り戻したという点は評価しているが、ミッドウィークで休んでいるにも関わらず、フル出場できないのは選手として如何なものか?

 

アセンシオ また左ウイングで使われる。この件もう飽きたわ。

 

バスケス ジダンが彼に何を期待しているのかわからない。結局彼が入ってから失点してるし。何でCKの時何にもできないのに上がってるの?

 

ジダン 全てが謎。交代も何がしたかったのかわからない。よくこんな素晴らしい選手達を従えて、こんな酷い試合ができるなと思う。アセンシオを左の大外に張らしていたが、そういう役割なら世界一の選手であるベイルがいるんですが…。結局中に人足りなくなってるし。交代枠残っているのにマジョラルアップさせて使わないし。マジで意味不明。