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音楽コラム番外編:最近気になった曲をまとめて楽曲レビュー(2018年8月)

音楽・DTM
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邦楽編①

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が今回の個人的な最優秀作品

 

 

嵐 「夏疾風」

高校野球・熱闘甲子園のテーマソング。聴いた瞬間に先が読める、既聴感満載のありきたりなメロディー。調べてみると作詞・作曲がゆずの北川悠仁で納得。おそらく名前を隠して、嵐の作曲コンペに参加したら問答無用で落選だっただろう。嵐の「Monster」という楽曲にはクオリティの高さに感銘を受けたが、これは駄作と言わざるをえない。アレンジもJPOP王道って感じで特筆すべき部分は無かった。

 

 

 

Mr.Children 「SINGLES」

綾野剛主演のテレビ朝日系ドラマ「ハゲタカ」の主題歌。これも前述した嵐の「夏疾風」と同じく、先が読める、既聴感満載のありきたりなメロディー。それもそのはず、コード進行がほとんど「夏疾風」と同じタイプ(笑)まぁミスチル大好きの北川悠仁だから仕方ないか。ミスチルに話を戻すと、近年のミスチルの楽曲で最低レベルの駄作。Aメロが 「彩り」の劣化版で、サビが「Fantasy」の劣化版。全盛期ならB面にすらならないレベル。「himawari」はまずまずだったんだが、これにはガッカリ。次のシングル曲がこのレベルだったら桜井和寿の才能は枯れたと言われても文句は言えない。

 

 

 

YOSHIKI feat. HYDE 「Red Swan」

NHKで放送している「進撃の巨人・第3部」のオープニングテーマ。YOSHIKIとラルクのHYDEという、中々引きのある組み合わせで、楽曲への期待感が増す中、ハードルの下を潜るレベルの凡作。HYDEの歌唱は流石だと思うが、YOSHIKIの楽曲のクオリティがイマイチ過ぎる。バックトラックはまぁまぁなんだが、メロディにまったく冴えがない。あと全然「進撃の巨人」の世界観に合ってない。個人的には「X JAPANの『Rusty Nail』みたいな路線の方が良かったんでは..」と思ってしまう。アニメとの調和という意味ではLinked Horizonの方が良かったね。

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邦楽編②

 

King & Prince「シンデレラガール」 

ジャニーズが新たにデビューさせたユニットのデビュー曲らしい。キンプリって呼ぶらしいよ。「ま~たかよ、ジャニーズはいったい何組デビューさせたら気が済むんだよ(笑)」なんて思いながら聴いてみたら、意外に良い曲でワロタ。作詞・作曲はSoulifeというユニットが手掛けているらしい。何と言うか、伝統的なアイドルソングのツボをしっかり抑えているというか、聴いていて安心感がある。編曲が妙に爺臭いと思ったら、編曲が大御所・船山基紀でワロタ。まぁコレも結果的に良い選択だったかもしれない。キンプリの色に染まってない野暮ったさに古典的なアレンジがマッチしている。

 

 

 

サザンオールスターズ – 「闘う戦士たちへ愛を込めて 」

超大御所の久しぶりの新曲。映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌。The Stranglersの「Golden Brown」を思い出すイントロ。まぁ今時ストラングラーズなんて誰も知らんやろな(笑)メロディ的には歌謡曲の要素が強すぎてあんまり好きじゃないな。映画にもあんまり合ってない気がする(笑)

 

 

 

サザンオールスターズ 「壮年ジャンプ」

まさかのサザン2連発(笑)三ツ矢サイダーのテーマ曲。まぁ夏っぽいこれぞサザンていう楽曲だが、これもメロディーがイマイチ。サビの終わりの所なんて、コード進行もメロディーも「白い恋人達」の使い回しだし。年を考えれば桑田圭佑は十分頑張っていると思うのだが、如何せん天才の中の天才だからもっと凄い曲を期待してしまう。

 

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洋楽編

 

Sofi Tukker 「Batshit」

 

名曲っていうよりも、ジワジワ良さがわかってくるスルメ系?の曲。「なんか気がついたら曲が出来てた」みたいな即興性というか、あまり深く考えず作った感じを受けるんだよな。そこまで作曲の引き出しは無さそうなので、これより良い曲を書けるかが心配。

 

 

 

Zedd, Grey  「The Middle」 ft. Maren Morris  

 

最終的にマレン・モリスがシンガーとして選ばれるまでに、計14人の女性シンガーが歌ったとか。その14人の中にはカーリー・レイ・ジェプセンとかも含まれていたらしい。もうボコーダーのアレンジ聴いた瞬間にZeddの作品ってわかったわ(笑)う~ん正直「Stay」の二番煎じ感が半端ない。悪くは無いんだけどね。

 

 

Jonas Blue – 「Rise」 ft. Jack & Jack  ☆

 

正直言って、メロディー自体はそこまで良いとは思わない。まぁ佳作って感じ。だがアレンジは良くできている。単調なコード進行を繰り返す楽曲だが、アレンジで上手いこと広がりを出している。特にバスドラの音色とリズムの使い分けは邦楽よりも一枚も二枚も上手だ。

 

 

 

 

総評:邦楽は珍しく大物アーティストを取り扱ったが、どれも酷いもんだった。有望な若手が出てこない上に、大物ベテランアーティストがネタ切れ感満載という現状が、現在の日本音楽界の閉塞感を象徴している。誰か何とかしてくれ!(毎回これを言っている気がするww)