ジョジュ有能説(笑)
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レッチリの新譜の「UNLIMITED LOVE」が4月に発売されて、遅ればせながらついこの間AMAZONで購入した。一回目に聴いた時は何も引っ掛かる所が無いというか、全くピンとこなかった。
「おかしい、こんなハズはない…」と思いながら、それから一カ月ぐらい聴き込んだが、やっぱりハマらんかった。
っていうか、たぶん俺の感覚どうこうっていうより、曲のクオリティ自体が微妙。
「Can’t Stop」、「Soul to Squeeze」のようなキラーチューンは皆無。世間的に駄作と言われている「One Hot Minute」が名盤に思えるレベル。
ジョンが脱退してジョシュが加入してからのアルバムである「I’m With You」以降の作品がずっと微妙だったから、「ジョンとジョシュの才能の差が原因」と決めてつけてジョシュをスケープゴートにしていた人が多かったと思うが、それは間違ってたんだな。(正直、俺もそう思ってた。)
今聴き返してみると、ジョジュ時代の「Dark Necessities」とかって結構いい曲だよな。これより良い曲がこのアルバムに入ってたか?ってレベル。ゴメン、ジョシュ。
やっぱBlood Sugar Sex Magikからジョンの2回目の脱退(個人的にはStadium Arcadiumも微妙だが)までが黄金期で、もうあの頃に戻る事はできないのかな。
まあでも、ファーストシングルの「black summer」だけはまあまあ良かったよ。
アンソニーのニールヤング的なメロディー、ジョンのジミヘンドリックス好き丸出しのバッキングギター、「ブラックサマーが終わるのを待っている」という今のレッチリの状況にリンクした歌詞も良かった。
でも繰り返すようだが、それ以外の曲は微妙。