最低でも2点が必要
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1st Legはホームで逆転負けという最悪の結果に終わったマドリー。2点取れなきゃ敗退決定という難しいシチュエーション。
右はロドリゴが先発。イマイチこの前線はどう攻撃したいのか未だに見えてこないが、守備のバランスも考えた上での折衷案って感じかな。頼むからアザールはここで仕事してくれよ…。
前半
- シティはフルナンジーニョがCB。やはりペップはボール握りにきたか。
- まあシティ側の視点に立って冷静に考えれば、1st Legもマドリーよりチャンスを量産できたわけだし、悲しいかなマドリーの攻撃はそこまで警戒する必要はないって事か。
- まあロナウドがいたらフェルナンジーニョCBは絶対やってないだろうな(笑)
- 来季のアウェーのユニフォームダサ過ぎワロタ。
- ミリタオが左かな。
- 全然ボールが前に行かなくてワロタ。
- ただ前に蹴らないって事はマドリー側もボールを握りたいという事か。
- っていうか、フォーデンって前線の選手だったっけ?前線の番犬要員かな。
- カルバハルのサイドチェンジでやっと前に進めたマドリー。
- エデルソンが普通にロングボール蹴っててワロタ。
- シティのミドルパスが引っ掛かりまくり。
- デブライネのミドルは選手に当たってCKに。
- ビルドアップ怖すぎワロタ。もう蹴れよ。普段そんな事してないだろ。
- …と思ってたらビルドアップからヴァランがジェズスに奪われて失点。これは草。
- まあ普段やってない事すりゃこうなるわな。アホすぎ。
- 失点後に普通に長いボール蹴ってて草。最初からそうしろよ(笑)
- シティにメチャクチャ攻められてて草。
- クロースのヤケクソサイドチェンジワロタ。あんなの取れるわけない(笑)
- ミリタオもビルドアップ怖すぎ。今日のビルドアップは稲川淳二の怪談なんかより確実に怖い。
- モドリッチのミドルは宇宙開発。
- カゼミーロの酷いパスミス。
- 結局、モドリッチとクロースが降りてビルドアップし始めた。だがこれをすると前に上がるカゼミーロが何の役にも立ってない(笑)
- ジダンが今まで放置してた問題がピッチ上でどんどん顕在化してて草。
- 対するシティはGKと2CBとアンカーの4枚でビルドアップできるので、その分前にリソースを割ける。
- 正直前半で動いてもいいと思うが、ジダンだからな。
- スターリングをなんとかカゼミーロがブロック。
- 戸田さんがクロースの脇のスペースガ~とか言ってるけど、毎度の事だからな(笑)今まではラモスが無理矢理止めてただけ。
- どうやらここまでを観る限りヴァランにラモス役をやらせるのは止めたようだな。
- アザール→ベンゼマの反転シュートをエデルソンがファインセーブ。ベンゼマ上手すぎワロタ。
- メンディとアザールの連携が良くない。メンディはもっと早くサポートしないと。
- アザールの左足のミドルはエデルソンがキャッチ。
- ここまでロドリゴが全くボールに触ってない。
- しかしペップは凄いな。このブログでカゼミーロをアンカーに据えた事による弊害・ビルドアップ問題を何度も書いてきたが、ここまで突いてくるとは。相当研究したんだな。
- ロドリゴの裏街道ドリブル&クロスからベンゼマが決めて1-1。ロドリゴごめん(笑)
- 起点とフィニッシャーを兼務するベンゼマが有能すぎる(笑)あと疑似トップ下カゼミーロの左サイドに流れる謎ムーブが得点の引き金になっててワロタ。そのあとのモドリッチのサイドチェンジも効いているしな。これが継続的にできるなら良いんだけど、99%偶然なんだよな(笑)
- ある意味今のジダンマドリーの現状を象徴するゴールなんじゃない?疑似トップ下のカゼミーロが奇跡的に最適解の動きをした時だけ攻撃が機能するっていうのがさ。
- あと1点。ベンゼマがシティのDF陣を全く苦にしてないからチャンスあるでコレ。
- クロースの裏のスペース使われすぎワロタ。
- カンセロのお笑いクロスで助かった。
- もう守る時はおとなしく撤退してくれ。バイタル使われ過ぎ。
- クロースとアザールの守備緩すぎ(笑)
- カゼミーロのボールプレーの酷さ(笑)やっぱ得点時のプレーはマグレだったな(笑)
- ロドリのミドルをクルトワとミリタオが防ぐ。
- シティも穴がないわけじゃないんだがな。ぶっちゃけアンチェロッテイの頃のマドリーなら虐殺できそう。ペップバイエルンの方がどう見ても強いもんな。
- クルトワのプレゼントパスからフォーデンのミドルは枠外。
- デブライネに独走カウンターを許すがカルバハルがなんとかカット。危な。
- アザール→モドリッチ→ロドリゴのクロス→ベンゼマのボレーはGK正面。
- デブライネがCKから直接狙うが、クルトワがパンチング。
- 前半終了。
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後半
- ぶっちゃけこのビルドアップ見てたら、バルベルデは怖くて使えんな。
- スターリングは左に移動したのかな。
- デブライネの神スルーパスをスターリングが決めきれず。怖いよ~。
- 完全にカゼミーロが職務放棄して上がっててワロタ。
- ミリタオのチャレンジドリブル怖すぎ(笑)
- ロドリゴがカンセロに仕掛けて倒されるが笛は鳴らず。
- ぶっちゃけこのシティなら勝つのは不可能じゃないと思うが…なんとかせい。
- カゼミーロのパスミスからピンチになるが、クルトワがブロック。
- しかしカゼミーロがこのレベルのチームが相手だと下手すぎる。カゼミーロを世界最高のアンカーとか言ってたみなさんこれが現実です(笑)いや、潰し屋としては有能だけど、アンカーってそれだけじゃないだろ。
- ベンゼマさんのミドルは枠外。
- 実況がハメスとベイルは守備しないからメンバー外とか言ってるけど、ベイルは守備下手じゃないし、ハメスはソシエダ戦前半だけで6km走ってたぞ(笑)
- デブライネのドリブルをミリタオとカルバハルがブロック。
- デブライネのクロスは中に誰もいないので助かった。
- アセンシオがスタンバイ。
- 普通にロドリゴと交代。
- カゼミーロは徹底的に狙われてるな。ペップは現役時代に名アンカーだっただけあってアンカーには厳しいな(笑)
- クロースのカットからベンゼマのシュートはラポルテがブロック。
- カゼミーロは攻守共に良くないな。まあペップがそう仕向けたと言った方が正しいか。これに関しては1st Legにもやってきてたので、何の対策もしてないジダンが悪い。
- アセンシオの裏抜け→ベンゼマはエデルソンがセーブ。
- ビルドアップはクロースとモドリッチに丸投げだな。前プレはしなといけないわ、下がってビルドアップしなきゃいけないわで、インサイドハーフ2枚が激務過ぎる(笑)
- ジェズスのシュートはクルトワが神セーブ。
- この試合負けたら「CLを3連覇したジダンの強運ガ~」とか言われそうだが、負けても十分強運だと思うわ。だってクルトワが全部止めてるもん。普通のGKだったら2試合で10点ぐらい取られててもおかしくないわ(笑)
- ヴァランのバックパスを掻っ攫ったジェズスに決められて1-2。あと2点が必要に。ヴァラン&カゼミーロの所が怪しいって見抜いたペップの分析勝ちだな。
- まあどっちにしろ点は必要だし…。
- ベルナルドのシュートはなんとかミリタオがブロック。
- だんだん試合のテンポがプレミアのテンポに。
- ヤバイ、トランジション合戦になったら絶対勝てん。
- こうなってくるとバルベルデの出番かもな。
- カルバハルがスターリングを倒すが笛は鳴らず。ぶっちゃけPKだろコレ(笑)
- う~む、チームの完成度の差がモロに出てるな。
- もうアザール代えた方が良いんじゃないか?ホンマジダンは贔屓が酷いな。
- モドリッチがデブライネを倒してイエロー。出場停止。
- スターリングに代えてシウバ。
- カゼミーロが前に上がってもクソの役にたたない件(定期)
- アザール、モドリッチ、カルバハルに代えてヨビッチ、バルベルデ、バスケスを投入。
- 何この布陣?全く機能しなそうで草。
- アザールの不調の原因に関してはコンディションが半分、ジダンの戦術が半分だと思ってる。リーグの違いは関係ない。
- シウバのFKは枠外。
- シティ相手にボール奪いゲーしてもな…。
- ただマドリーの選手がシャトルラン繰り返してるだけで草。
- おっ、ヨビッチがロングボールを収めた。
- ヨビッチもこんな展開で仕事しろって言われてもな。
- 試合終了。理想のサッカーを追求し続けたペップ、今日勝てりゃなんでも良いって感じのジダン。監督の志の差が明確に出たって感じ。
- まあこれで良いんじゃない?一回痛い目みないと、フロントも監督もファンも学習しないでしょ。リーガのレベルがカス過ぎて優勝できたけど、どう見ても強くないって今のマドリーは。
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2年連続ベスト16で敗退
というわけで、トータルスコア2-4で、マドリーの2年連続ベスト16の敗退が決まった。
マドリーはビルドアップから2失点するという、非常に勿体ない試合であった。
「前に蹴っとけば良かったじゃないか」と思う人もいただろうし、実際私もそう思いながら観てたわけだが(おそらく前に蹴ってても中盤が疲弊して負けてたと思うが…)、たぶんジダンの脳内では…
CL基準で見ると、いうまでもなくマドリーの守備はガバい(ラモスがいないと尚更酷い) ↓ じゃあ殴り合うか? ↓ いやロナウドがおらんからそんな得点力もない。 ↓ じゃあボール持ってロースコアで勝つしかない。 ↓ でもシティの前プレ回避するの無理じゃね?前に蹴った方が良くね? ↓ いや、ロングボールを蹴ると、布陣が間延びしてトランジション合戦になる。そうなると、普段ハイテンポのサッカーをやってるプレミアのチームに勝てるわけない。 ↓ やっぱリスク覚悟でボール持つしかないわ。 |
みたいな流れで後ろから繋ぐという決断に至ったんだろう。だがシティの前プレは世界有数だし、マドリーのビルドアップは適当なので、そう上手くはいかんかったという事だろう。
まあ結局CLっていうコンペティションは「自分の得意なシチュエーションに相手を引きずり込みゲー」みたいな所があるので、今回のマドリーはシティの得意なシチュエーションに引きずり込まれて撃沈したって感じ。勿論シティにも苦手なシチュエーションというものは存在するのだが、今のマドリーにはシティを引きずり込む力は無かった。
3連覇した時はベンゼマ&ロナウドとかいうCL史上最強の2トップがいたから、どんな盤面に引きずり込まれても試合終了時には相手が先にぶっ倒れてる…みたいなチームだったわけだが、今のマドリーは限られたシチュエーションでしか力を発揮できないのだ。
だから今後はどんなシチュエーションにも対応できるようにしていかないと、CLで勝つのは難しいだろう。
来季に向けて
試合に話を戻すと、失点に絡んだヴァランのプレーは確かに酷いんだが、ここまでのプレッシングを仕掛けてくるチームはリーガにいないってのも事実。ピークアウトしつつあるシティより強いチームがリーガにいないってのが、リーガの今の現状である。
「リーガの3強=世界の3強」だったひと昔前なら、世界最強の攻撃力を持つバルセロナと世界最高の守備力を持つアトレティコが同リーグにいたので、この2チームと戦う事でマドリーは攻撃と守備の最終点検ができて、リーガの戦いをそのままCLにトレースしてもOKだったわけだが、現在の3強のレベルではそれが難しくなっている。
なので来季からは毎週行われるリーグ戦をただ勝つだけじゃなくて、目的意識を持ってチームを強化していく事がジダンには求められる。
正直ジダンにそれができるか?と言われると不安なのだが(汗)やってもらうしかない。
ジダンがモチベーターとしてチームを建て直したのは事実。だがヨーロッパサッカーがスター選手を自由にプレーさせるだけでは勝てない時代に突入しつつあるというのも事実。(そもそもスター選手自体がそんなにいないし、いても簡単には獲れない)
もし時代に適応できなければ、マドリーは欧州の覇権争いで後手に回り続けることになるだろう。
っていうか、ペップがマドリー攻略法をこれでもかって形で示したので、リーガであれを真似するチームが出てきたら、リーガも簡単にはイカンのでは…なんて思ったりもする(笑)