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フランス対コロンビア~ハリルホジッチの眼にはどう映った?

サッカー関連
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結果は3-2でコロンビアの逆転勝ち

 

関連記事:日本代表対ウクライナ代表マッチレビュー~たとえハリルホジッチが無能だったとしても…日本代表対マリ代表マッチレビュー〜ハリルホジッチは無能なのか?

 

日本が初戦に激突するコロンビアがフランスと対戦。結果は皆さん御存知の通り3-2でコロンビアがホームのフランスに逆転勝ちを収めた。どうやらハリルホジッチも現地で観戦していた模様。

 

両チームのスタメン

 

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これがコロンビアのスタメン。たぶんW杯もこんな感じになるのでは。

 

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これがフランスのスタメン。スタメンを見て「ちょっwwデジャンセンス無さ過ぎワロタ」となったのは私だけではないハズ。ダブルボランチの組み合わせと、前線の組み合わせは意味不明(笑)ラビオを使わないのはマジで謎。まさに無能脳筋監督。どうしてハリルといい、デシャンといい、フランス系の監督はこうも脳筋が多いのか?

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フリーダム過ぎるハメスのポジショニング

 

この試合を観てて一番印象に残ったのは、絶対的エースのハメス・ロドリゲスのポジショニング。基本的に上の写真のようにトップ下だと思うのだが、降りてきて捌いたり、インサイドハーフのポジションにいたり、ウイング的ポジショニングをしたり、かなりフリーダムだった。

 

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この時は左のインサイドハーフでプレーしている。右のインサイドハーフでプレーしている時間もあった。降りて来て低い位置で組み立てをしてると思いきや、2点目のシーンのように右の高い位置でプレーしている時もある。しかもどこのエリアでプレーしていても、効果的で相手の嫌がるようなプレーをしていた。ペケルマンも相手チームがハメスを抑えに来る事を見越して、そうさせているのかもしれない。

規則性が無くてハメスに周囲が合わせている感じなので、フランスはハメスを捕まえる事ができていなかった。こんな有能な選手を無料同然でバイエルンに貸すとかペレス無能&太っ腹過ぎてワロタ。

あと単純にハメスのプレースタイルが4年前のブラジルW杯で対戦した時とかなり変わっている印象。前はファルカオを怪我で欠いていたのもあって、ゴールを意識したプレーが多かったが、チームを動かすポジショニングがかなり多かったような気がする。

まさに1年の時はバリバリの点獲り屋だったが、2年になってパスの楽しみを覚えた仙道状態。日本代表的にはこれは捕まえづらくてかなりやり難い。日本はしっかりマークの受け渡しを確認する必要がありそうだ。

コロンビアの守備に関してはそこまで強固な印象は受けなかった。日本も一点ぐらいなら獲れそうな気もしないでもない。

日本メディアは「フランスに勝つとかコロンビア強すぎww」みたいな論調が多いが、フランス代表は選手のクオリティこそ高いが、前述した通りデシャンが無能なので、必要以上にコロンビアを怖がる必要はないと個人的には思う。ザッケローニJAPANもフランス代表に勝てたぐらいだし。まぁフランスもコロンビアも強さ的にはベスト8レベルの強さかなという印象。どう考えてもドイツ、スペイン、ブラジルみたいな優勝出来るレベルのチームでは無い。

そういう意味ではグループの中で一番強いと思われるチームがベスト8レベルというのは、クジ運としては恵まれているのでは。それが嫌ならW杯出るなよって話しだし(笑)

そこまで繋ぐのは上手くないから(あくまでも高い基準でだが)、個人的には前からプレスに行ったら面白いと思うが、ハリルの眼にはどう映ったのだろうか。まぁ日本のCBがファルカオに勝つ前提の話だが(笑)6月にパラグアイと練習試合をやるようだが、そこでの結果・内容が試金石になるかもしれない。

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敢えて断言しよう。フランスの優勝は無い(笑)

 

ここからは全くの余談だが、フランス代表について。

この試合でも顕著だったが、今のフランス代表にはピッチ上の指揮官というものが存在しない。ディディエ・デシャンは「チームのハーモニーを損なう」とかいう抽象的な理由でカリム・ベンゼマを選外にし続けている。そしてそのベンゼマの不在を未だにピッチ上で埋められていない。

この試合CFWでプレーしたジルーはゴールこそ奪ったが凡庸なプレーを披露。「ベンゼマは今シーズン全くゴールを決めていないから必要ない」という意見もあるが、その意見には「無能乙」と言わざるをえない。個人的にはベンゼマより才能のある選手はフランス代表にはいないと思っている。才能だけならベンゼマはエムバペを上回っている。

ベンゼマが前線に君臨した2014年ブラジルW杯のフランス代表は、優勝したドイツ代表に匹敵する好チームだったと私は思っている。ベスト8でのドイツ対フランスは事実上の決勝戦だったと言って差し支えないだろう。このチームに+αを加えるだけで、フランスは自国開催のEURO2016で優勝出来るはずだった。

だがデシャンはこの選択を誤った。ベンゼマを失ったフランスは単調な脳筋サッカーに終始した。運(シュバイニーのお笑いハンド)に恵まれてドイツを下して勝ち上がったのは良かったが、ポルトガルとの決勝戦では案の定単調な脳筋フットボールを披露し、120分間でゴールを揺らせず、準優勝に終わった。

 

エムバペという才気溢れる新鋭も加わったレ・ブルーだが、エムバペはこの日も右サイドで窮屈なプレーを披露。まだエムバペの才能を活かせているとは言い難い。おそらくベンゼマを復帰させて、エムバペとコンビを組ませればエムバペは代表でも覚醒し、フランス代表に栄冠をもたらすだろう。クリスティアーノ・ロナウドとベンゼマのコンビでCLを3回制覇したレアルマドリーのように…。しかしデシャンにはそんな度量は無い。フランス代表はロシアでも苦杯を舐める事になるだろう。

これはあくまでも直感なのだが、フランス代表に栄光が訪れるのはジネディーヌ・ジダンが代表監督になった時なのではないだろうか?ジダンが名将とは言わないが、デシャンよりも数段マシだ。驚異的な勝ち運も持っている。ベンゼマを代表復帰させて批判されても、世論を黙らせるだけの発言力とカリスマ性も持ち合わせている。そう考えるとフランス代表の戴冠は最短でも2020年のEUROか。