憧れのレジェンド
パーキンソン病との合併症で2月7日に亡くなったことをバンドの公式Twitterが発表した。
まだ64歳だったそうで…。あのパワフルで正確なドラムプレイが観れないのは残念だ。Mr Bigは自分に楽器にのめり込むきっかけをくれたバンドの一つだったので、非常に悲しい。
学生時代CD音源に合わせて何度もギターを演奏した思い出がある。
当時は楽器を始めて、ある程度上手くなったヤツはみんなMr Bigの楽曲に挑戦してたな。大抵のヤツが弾けてなかったけど。(笑)
「Green-Tinted Sixties Mind」ていう曲のイントロのギターを弾けると自分で思い込んでて、実際弾かせてみると全く弾けてない率は異常である(笑)
信じてもらえないかもしれないが俺は完璧に弾けるぞ(笑)リッチー・コッツェンversionもコピーしたぐらい練習したなこの曲。
「Take Cover」みんな練習したよね
パットのドラムプレイで言うとやっぱり「Take Cover」になるのかな。このドラムは「ディレイドパラディドル」っていうテクニックなんだけど、コレがまぁ難しい。左足でハイハットを踏むのが出来なくて躓くドラマーが続出してたなこの曲。
ほぼ同じパターンがずっと続くからリズムをキープするのが難しいんだよね。リズム隊が下手なバンドがこの曲をコピーした時、聴いている側はまさに地獄(笑)
そしてボーカルのkeyも高いし、実はギターのアルペジオは一見簡単なように見えて激ムズ。それを簡単に見えるように演奏してしまうのはMr Bigだから出来ることだろう。
勘違いしたコピーバンドを続出させたという意味では罪深い楽曲と言える(笑)
パット・トーピーとビリー・シーンだけの演奏。(4分ぐらいからがTake Cover)
病気になってもパーカッションでツアーに参加したり、常にファン想いの優しい人っていう印象だったな。パット数々の素晴らしい演奏ありがとう。ゆっくり休んでくれ。