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17-18CLベスト4バイエルンミュンヘン対レアルマドリード1st Leg~勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

レアルマドリード
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塩試合過ぎてワロタ

 

関連記事:リーガエスパニョーラ第33節レアルマドリード対アスレティックビルバオ~誰のためのリーガ?CLベスト8レアルマドリード対ユベントス2nd Leg~チキンハートと忖度采配の狭間で揺れるジダン

 

何かよくわからんけど勝ったわ(笑)

しっかし無様な試合だったわ。選手のクオリティでは遥かに勝っている相手に、敵地アリアンツアレーナとはいえここまで攻め込まれるとは…。ジダン的には「狙い通り。キリッ」的な感じなのかもしれんが、天下のレアルマドリーが、こんな凡庸なフットボールで満足していていいのか?

ていうか審判バイエルン寄り過ぎてワロタ、あとバイエルンの選手ダイブ&アピールし過ぎ(笑)「審判ガー」で有名なルンメニゲさんもさぞ満足でしょうな。

 

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これが議論の対象になっている謎のスタメン。「なんらかの変更は加えるだろうな」と予想していたが、まさか一度も試していない布陣をこの大一番で敷いてくるとは…。ジダンの脳内は一体どうなっているのか?お願いだから2nd Legは普通にやってくれ。まぁその「普通」を未だに見つけられないのが、ジダンクオリティなのだが(笑)

 

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これがバイエルンさんのスタメン。ぶっちゃけ選手のクオリティの差は歴然。マドリーの余剰戦力である、ハメスが一番輝いていたぐらい歴然。ベスト4組み合わせ決定時に書いた通り、普通にやれば勝てる相手である。それなのに試合後にキミッヒとかズーレみたいな凡庸な選手に「5-2で勝てた。キリッ」とか言われる始末。マドリーは「勝つだけじゃ不十分なクラブ」とジダンは現役時代の経験から知っているはずなのに、なぜこんなチキンサッカーをしたのか?まぁジダンがチキンだからなんだろうけどさ(笑)ハメスをCMFで使ったハインケスの勇敢な采配を見習ってもらいたい。

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意味不明なジダンのここ数週間の采配

 

もう今シーズン何回書いたかわからんが、今日もジダンの采配は理解不能であった。

マラガ戦ビルバオ戦で私は「もうリーガとかどうでもいいんやから、カルバハル休ませろやハゲ」的な事を書いたが、案の定カルバハルは今日ぶっ壊れた。百歩譲って、マラガ戦・ビルバオ戦がバイエルン戦のテストとして位置づけられていたのならまだわかるが、皆さん御存知のように、今日の布陣は一度も試したことが無い布陣であった。

 

ビルバオ戦の記事で、

バイエルン戦のスタメンが今日と同じであれば、まぁ今日の選手起用は納得できる。だが今日と全く違うスタメンであれば、「無駄に選手の疲労を蓄積させた愚策」となる。

と書いたが、まさに愚策&無能采配が炸裂した試合であった。かつてバイエルン相手にトリプルボランチで爆死したカペッロ並みのチキン采配。そして代えの利かないカルバハルが負傷離脱。これだけマイナスの要素を抱えながら、アリアンツで逆転勝ちするマドリーの選手のクオリティ高すぎワロタ。

 

バイエルンの選手の大半が「勝利に値した」的なコメントを残しているが、今日のマドリーにホームで勝てないのはヤバいと思うわ。いやマジで。たぶんジダンとハインケス交換したら、5-0でマドリーが勝ってると思うわ(笑)それぐらいジダンの今日の先発メンバーは酷かった。マルセロのゴラッソなんて、選手の高い個人能力の賜物以外の何でもない。勝てた理由はジダンのCLに於ける意味不明な神通力という非論理的な理由と、選手の個人能力の高さぐらいしか見つからない。

 

敢えて言うなら、昨シーズンも思ったんだけど、バイエルンって70分ぐらいから急激にクオリティ落ちるよね。たぶんブンデスだと試合を完全に支配出来ているから問題ないけど、CLみたいに相手のレベルが上がるとペース配分の調整が上手くいかなくなるのでは。そこら辺の経験値はマドリーの方が上だったかなと思うけど、それは別にジダンが仕込んだわけではない。

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過去の失敗から学ばないジダン

 

バイエルンというチームの特徴と今シーズンのマドリーの試合内容から、この試合でマドリーに求められる要素を書くと、

①バイエルン相手に4-3-1-2は、サイドで数的不利になるので悪手である。
②ベンゼマさんがいないとロナウドが孤立して攻撃が機能不全になるので、基本的にこの二人はセットと考えた方がいい。×
③アトレティコ戦&ビルバオ戦の失点シーンを見る限り、ダブルボランチの脇のスペースを使ってくるバイエルン相手に、2トップ守備サボりの4-4-2は守備に不安。
④カゼミーロはビルドアップ時にモタつくので、ハイプレスを使用してくる相手には不安。×

そう考えると、今日のスタメンは②と④が×なので、「そりゃこうなるわな」という感じである。特にユベントス戦の2nd Legでベンゼマを外して散々だったのに、性懲りも無くベンゼマを外したのは謎である。

 

前述した4つの条件を加味すると、カゼミーロが退いた83分以降の、この布陣の方が私はいいのではと思っている。

 

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勿論2トップの守備参加は必須だが、この布陣ならもっと沢山チャンスを量産出来て、ロナウドの連続ゴール記録は途切れる事はなかっただろう。2nd Legはバイエルンは捨て身で前プレをかましてくるだろう。なのでジダンにこの布陣を2nd legで採用する勇気があれば面白いのだが。あと、残り2試合しかないんだから2トップも守備してくれ(笑)

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選手評

 

ナバス キミッヒの凡庸なシュートでニアを抜かれるという醜態を晒す。ほんで後半のリベリーの至近距離からのシュートを止めるという意味不明っぷり。もうどうなっても知らん、なるようになれ(笑)

マルセロ 理不尽なゴールを決め、試合のペースを引き戻す。守備もいつもより気合入っていた。

カルバハル ジダンの無能采配の被害者に。ほんまこれでW杯出場出来なかったらキレていいよ。

ラモス 体を張った守備で、勝利に貢献。こういう展開は頼りになる。流石キャプテン。

ヴァラン リベリにやられ気味の右サイドをフォロー。リベリのクロスを弾いたシーンは足長くて良かった(笑)

カゼミーロ ビルドアップで貢献出来ないのは今始まった事ではないが、守備もイマイチなのは如何なものか。イエローカードを貰って途中で退いたが、ジダンの序列に変化の兆し?

クロース 失点シーンはお笑いDF炸裂だったが、それ以外はいつもほどユルユル守備じゃなかった。レガネス戦はスタンド観戦でよし。

モドリッチ まだトップフォームではないが、それでも次元が違う。もうリーガは全部休んでいいよ。

イスコ 左ウイングでプレーして、負傷で45分で交代。この使い方ならベイルでも良かったような気がするが、ジダン的にはプレスを掻い潜れて、ビルドアップを助けれる部分を評価しているのだろう。

バスケス 今日のスタメンと今日の試合プランだと、ロングカウンターがメインになるので、彼はそこまで推進力が無いのでフィットしない。アセンシオかベイルの方が良かった。だがカルバハル負傷退場後の右サイドバックでのプレーは良かった。

ロナウド カルバハルに次ぐ無能采配の被害者。この布陣では快適にプレー出来ないのは仕方ない。

アセンシオ 落ち着いてカウンターからの決勝点を決める。どう考えてもスタメンで使うべきだった。

ベンゼマ 途中からなのにインテンシティ低すぎワロタ。先発落ちで不貞腐れているのか?だとしたら生意気過ぎ(笑)プレー自体はそんなに悪くなかったと思うが。シュートは当然の如く入らない。

コバチッチ 時間短すぎ。ドリブルでの突破は良かった。

ジダン 直近の消化試合でカルバハルを酷使して負傷させたのは愚策。そして当然のように先発選びを今日もミス。選手のクオリティで大きく上回っているのに苦戦したのは、ハインケスとジダンの差を如実に表している。今更言っても仕方ないが、ハメスを4-3-1-2のイスコのポジションで一度も試さなかったのは失策だろう。今日バイエルンの中盤で違いを生み出していたのはハメスのみである。つまり今日の苦戦は99%ジダンの自作自演と言える。加えて、アセンシオに出場機会を与えるためにハメスを放出したのに、アセンシオを先発で使わないのだから全くの意味不明である。ユベントス戦の2nd Legのチキン采配を繰り返せば敗退も有り得る。