今シーズンは一部で武者修行へ
関連記事:フロレンティーノ・ペレスのジダンの後任監督探しの旅は続く…
タイトル通りオスカル君がレガネスへレンタルで移籍です。ちなみにレガネスはバルセロナの期待の若手、ホセ・アルナイス君も獲得した模様。(こちらは買戻しOP付きの移籍の模様)
トップチームに上がれないなら、ソラーリのクソサッカーで時間を無駄にするのは勿体ないと思っていたので、これはこれで良い決断だったのではないだろうか。昨シーズンまでは、uefaユースリーグでチームを牽引していたが、20才になった今シーズンからは、新たな挑戦を始めたいという事だと解釈している。
ちなみに今シーズンのレガネスの監督は、サウサンプトン、アラベス、バレンシアなどにいたマウリシオ・ペジェグリーノ。正直、守備的なスタイルが売りであまり好きではない監督だが、アラベス時代はジョレンテを上手く使ってくれたので、オスカルの才能を伸ばしてくれる事を期待したい。
契約内容に関しては、1年のレンタル移籍という情報しか今の所わからない。マドリーの得意技である「マドリー戦の出場不可」のオプションが付いているのかは、現時点では定かではない。ていうか客観的に見て、この契約条項はセコ過ぎる(笑)マドリーのフロント畜生過ぎて草。
オスカルのFKは既にリーガの中でもトップクラスなので、クリスティアーノ・ロナウドという絶対的なフリーキッカーが抜けて、トップチームで彼のFKが観れると楽しみにしていた部分もあったのだが、それは来シーズン以降のお楽しみという事に。
まぁ仮にマドリーに残ってFKのチャンスがあっても、ラモス先輩辺りが「オスカル、俺に蹴らせろや」みたいな事言って宇宙開発するのが目に見えるから、どっちにしても厳しかったかな(笑)
個人的な予想だがFKだけで2、3ゴールぐらい決めるんじゃないだろうか。ルイス・エンリケ率いる新生スペイン代表に選ばれて、仮にチェルシーからコバチッチが戻ってこなくても「コバチッチなんかいらんかったんや!」と言わせるぐらいの活躍を期待したい。(勿論戻って来て欲しいが…)
フェデリコ・バルベルデは残留か?
オスカルがローン出たという事は、フェデリコ・バルベルデが今シーズンマドリーに残る可能性が高まったのではないだろうか?プレシーズンの序列を見る限り、ロペテギはかなりバルベルデを評価しているように見える。
コバチッチの代わりに、バイエルンのチアゴ・アルカンタラを狙っている可能性も報じられているが、個人的には信憑性は低いと見ている。だってあの値段で獲得できるなら、イニエスタの後継者としてバルセロナが獲得してるやろ(笑)それにチアゴは、ロペテギのサッカーには合いそうだが、マドリーには合わなそうな気がする。なのでロペテギがいなくなったら、あっさり退団しそうな気がする…。それならば若くて、カンテラーノ(18才の時にペニャロールから獲得、その後カスティージャでプレー)のバルベルデを育ててもらいたいという気持ちが強い。
ミラン戦の後半では、ロペテギはバルベルデをアンカーでテスト。まずまずのプレーを披露。たしかにオフェンス面だけに関して言うなら、バルベルデはアンカーの適正は十分にある。だがクロースと同様に、元々攻撃的MFなので守備面ではまだ未熟。
たぶんロペテギ的にはマルコス・ジョレンテは守備面でOKだが、攻撃面で不満なはず。たぶんカゼミーロも同じだろう。なのでバルベルデを試している可能性もある。
ここ数シーズンのマドリーの中盤は、カゼミーロ、クロース、モドリッチの3センターが鉄板だったが、この中盤は相手がハイプレスをかけて来た場合、カゼミーロの存在がネックになるという弱点があり、完璧というわけではない。なので今シーズン、ロペテギが中盤に何らかの変化を加える事を期待している。