やっちまったアセンシオ(笑)
「新監督が就任し、結果は出始めている一方で自分は出場機会を失っている。しかし、最終的な評価はシーズンの最後にされるものだ。そして、マドリーにおいて、チームを引っ張るのは自分じゃない。チームを引っ張るべき経験豊富な選手がたくさんいる」 |
なんかアセンシオが「消極的な発言をした」という事で批判されてるみたいですね。
正直そんなに問題になる事かな?と思う。
アセンシオの心の声「本当はワイがマドリーを引っ張って行くと思ってんねんけど、ここは先輩を立てて無難に答えとくか」みたいなパターンもあると思うし、アセンシオの本心はアセンシオしかわからんわけで、そんなに騒がなくていいと思うのだが…。
たしかにロナウドが退団した後のシーズンで、「ロナウド退団の穴をアセンシオに埋めてもらいたい」という事をマドリディスタの大半が望んでいた。
でもアセンシオにはロナウドに無かった「プレーの先を読む力」があるし、彼には彼の良さがあるわけだから、同時期のロナウドと比較するのは無意味だと個人的には思う。「アセンシオは次のロナウドになる」なんて、本人が望んでいるならまだしも、他人が決める事ではないと思う。
今のアセンシオに必要な事
まあ最近のアセンシオの無味無臭プレーについては批判されても仕方ないと思うけどさ(笑)
でも、それもロペテギの「悪夢のU字パス戦術」が個人プレーにリミッターを掛けてた可能性もあるし、ソラーリに代わってまだ4試合なんだから、私は覚醒を期待しながら見守りたいと思う。
私はアセンシオに今一番必要なのは、自分のプレースタイルとベストポジションを見つけ出す事だと思っている。
トップ下なのか?ウイングなのか?インサイドハーフなのか?いろんなポジションでプレー出来る素質がある分、監督が代わるたびに役割が変わってしまうのが、イマイチ彼が成長しない原因になっていると見ている。
アセンシオを見てて思うのは、やっぱり「選手と監督の出会いって運命なんだな」という事。
ロナウドだってアレックス・ファーガソンに出会ったから今のロナウドがある。ロナウドはユナイテッドでフットボーラーとして成熟して、レアルマドリードで人間として成長した。
仮にロナウドが今18才でモウリーニョのユナイテッドに移籍していたら、超絶脳筋オナドリ野郎で終わっていた可能性もある。
イスコもアンチェロッティに出会ってプレースタイルが変わったが、彼がクビになった事で違う路線を歩み始めている。(個人的にこれはマイナスだと思っている)
歴史的なフットボーラーの誕生には、名選手と名監督の歴史的な出会いがかならず関わっている。
アセンシオにもロナウドとファーガソンのような運命の出会いが訪れる事を願いたい。出来るだけ早く。