2019年初戦
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一応、CWCを優勝して2018年を良い形で終えたマドリー。1月は地獄の過密日程なのでこの初戦は非常に重要。
マドリーはまあいつも通り。好調のジョレンテが調子こいて砂漠で爆走して怪我したので、そこにカゼミーロが入っただけ。
GK 1 セルジオ・アセンホ
DF 3 アルバロ・ゴンサレス 6 ビクトル・ルイス 11 ハウメ・コスタ 24 ミゲル・ラユン
MF 5 サンティアゴ・カセレス 18 ハビ・フエゴ 19 サンティ・カソルラ 30 サミュエル・チャックエズ
FW 7 ジェラール・モレーノ 8 パブロ・フォルナルス
新年早々さっそくやらかした(笑)
うむ、新年の幕開けに相応しい爽快感がある試合にな…るわけない(笑)もはやテンプレになった「これぞソラーリマドリー」というゴミ試合であった。
ソラーリさんよ~風邪ひいて体調不良でこのクソ試合観させられるオレの身にもなってくれよ(笑)ワイは録画で観たからまだいいけど、リアルタイムで観たマドリディスタの方には心の底から同情するわ。
統計的にはエルマドリガルの試合は難しい試合になる事が多いが、現在17位に低迷するビジャレアルは絶賛建て直し中のチーム状況で、勝って然るべき相手であった。
失点シーンはどちらも酷すぎる。何なのあのマルセロの守備?舐めプ?だとしたら自分達の置かれている状況わかってなさすぎだろ…もう1ポイントも落とせない状況なのに。
チームのモチベーション&目標設定がどうなっているのか非常に心配になる試合内容だわ。
選手が「もうリーガは無理っしょww」って思ってるなら、そんな腰抜けはマドリーに必要ないし、監督が選手にそう思わせてしまってるなら、ソラーリは監督として無能確定だし、これは色々と闇が深いわ(笑)
痛すぎる失った勝ち点2
以前の記事で、「1月の5試合で最低でも10ポイントは獲らないとヤバイ。」みたいな事を書いたが、早速勝ち点2を落としやがった(笑)日程的にこの試合が一番楽な試合なんだが。
週末には本拠地ベルナベウにソシエダを迎えるマドリー。ソシエダは監督が代わっており、チーム状態は未知数。今シーズンのソシエダはホームでの成績は悪いが、アウェーでの成績はそこまで悪くない。なのでベルナベウでサプライズを起こそうと企んでいるはず。
おそらくベルナベウのマドリディスタは懐疑的な目で今のチームを見ているだろう。ソシエダ戦はCWCのトロフィーのお披露目もあるだろうし、スタンドのマドリディスタを納得させるような圧倒的な試合をしてもらいたい。それが出来なければ、1月中にマドリーがクライシスに陥る可能性も十分あり得る。(まあ基本的に今シーズンはずっとクライシスなんだが…)
世間では今のマドリーに対して、「スカッドのクオリティがー」とか「補強失敗がー」と色々と低迷の原因について言われているが、ハッキリ言って今日のビジャレアル戦は選手のクオリティの問題じゃなくて、振る舞い・アティチュードに問題があった。スカッドのクオリティについて言及するのは自分達と同等以上のチームと戦った時にするべきだろう。
たしかに選手のクオリティは高いにこした事はないし、実際現在のスカッドに問題があるかもしれないが、それらは一朝一夕で解決できる問題ではない。
なのでスタッフ・選手達にはプロとして今自分達が出来る事を最大限追求してもらいたい。それが出来ていれば今日の試合は勝てたはずだ。
体調悪いので今日はこれくらいに…。皆さん今年もよろしくお願いします。
選手評
クルトワ 失点はノーチャンス。どちらも守備組織が破綻していた。
マルセロ 2失点の原因。どう見ても戦犯。第二キャプテンとは思えない気の抜けたプレーを披露。「ペレスがマルセロを来夏に放出しようとしている」という記事が出てたが、そうなっても仕方ないというプレー。体も重そうに見える。モウリーニョ1年目の頃のキレキレのプレーは何処へ?
カルバハル マルセロに比べれば、攻守の切り替えも速いし、集中してた。欲を言えば攻撃面でもうちょいできればいいが、前にいるのがバスケスなので、これ以上求めるのは酷だろう。
ラモス バッカに強烈な肘鉄をかます(笑)ちょっと裏のスペースを使われた時が怖い。
ヴァラン メチャクチャ久しぶりにゴールを決める。守備ではラモスの裏のスペースもしっかりカバー。
カゼミーロ やっぱり凡庸。酷いパスミスで相手のショートカウンターの起点に。まだコンディションが戻ってないように見える。だが代わりがいないので、2週間は頑張ってもらわんと。
クロース インテンシティ低すぎ。インフルエンザ明けのモドリッチより低いってどういう事?
モドリッチ いつもと変わらず安定したプレーを披露。病み上がりなのでバルベルデと途中交代。
バスケス 一応1アシスト。あの1対1は決めてもらいたいが、冷静に彼の実力を考えればあそこまで行けた事が奇跡(笑)
ベンゼマ 1ゴールを記録。悪くなかったと思うが、後半はチームの重心自体が下がってしまったので、彼の良さが消えてしまった。
ベイル 前半終了間際に怪我で負傷交代。ベイルがいれば前掛かりになるビジャレアルから3点目を奪うチャンスは増えてたはずで、この怪我は彼にとってもチームにとっても痛かった。
イスコ ベイルと交代で出場。左ウイング起用なのにやたらと中に入って来る辺り、やはりサッカーIQが低いと言わざるを得ない。どう考えても、衰えたカソルラの方が効果的なプレーをしていた。
バルベルデ 悪くなかった。ここで使われるという事はソラーリには信頼されているようだ。
ヴィニシウス 時間短すぎて何もできず。
ソラーリ ベイルとモドリッチの交代はアクシデントなので致し方ないが、ベイルと交代するならイスコよりヴィニシウスの方が良かったのではないだろうか?実際後半はロングカウンターを狙っているように見えたし、そのやり方にイスコは一番合わない。おそらくソラーリ的にはイスコを使ったのは大人の事情もあったのだろうが、サッカーIQ皆無のイスコは指導力皆無のソラーリに扱いきれるような選手ではない。それを理解しなければ、ソラーリはイスコと共に沈んでいくだろう。