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リーガエスパニョーラ18-19第22節レアルマドリード対アラベス~【悲報】BVB…あんまり機能しない…

レアルマドリード
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上位との勝ち点差を縮めるチャンス

 

関連記事:リーガエスパニョーラ18-19第21節エスパニョール対レアルマドリード~年1のベンゼマの宴

 

試合前にバルセロナがバレンシアと引分け、アトレティコがベティスに敗戦、セビージャがセルタに敗戦、というマドリーにとってはメシウマな展開。何が何でも勝たなければいけない試合であった。

 

 

 

前線にBVB(ベンゼマ、ヴィニシウス、ベイル)が初めて先発。久々にベイルが右ウイングに配置された。サイドバックは両サイドを代えて来た。モドリッチとカゼミーロが先発。クロースは召集外でお休み。

 

 

 

GK 1 フェルナンド・パチェコ

DF 2 カルロス・ビガレイ  3 ルーベン・ドゥアルテ  5 ビクトル・ラガルディア  6 ギジェルモ・マリパン

MF 8 トマス・ピナ・イスラ  19 マヌ・ガルシア 22 ムバラク・ワカソ

FW 12 ジョナサン・カレリ  14 ブルギ  23 ジョニー

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今週、上位陣で勝ったのはマドリーのみ

 

試合は前半に最高のベンゼマが先制点。後半は若干トーンダウンしたが、交代で入ったアセンシオ、マリアーノ、イスコの活躍もあって、マドリーが2点を追加。3-0でマドリーが勝利し、アラベスに前半戦の借りを返した。

 

これで首位バルセロナと勝ち点差8、次節戦うアトレティコとは勝ち点差2に。4位セビージャとは勝ち点差+6、5位のヘタフェとは勝ち点差+10になり、CL圏に関しては心配しなくて良い状況になりつつある。

 

この試合の注目点は、やはり前線の組み合わせがBVB(ベンゼマ、ヴィニシウス、ベイル)だった事。

今までバスケスが右サイドを務めていたが、そこにベイルが入り、前線に力強さが加わるのでは?と思われていたが…

 

ぶっちゃけ全く機能しなかった(笑)

 

というのも、ソラーリの指示なのかどうかは知らんが、今日のベイルは割とインサイドに絞ったポジショニングが多かった。このやり方だと左利きのベイルはボールを敵に晒す形になるので、あまり良さが出ない。

ベイルに期待しているのは大外からのアイソレーション(1対1)でサイドを破壊するプレーなのだが、そういうプレーが皆無。

前半2分ぐらいに、レギロンからのサイドチェンジを受けて仕掛けるシーンがあったのだが、ああいうシーンをもっと増やしたい。(アラベスが上手く消してきたのも一つの要因)

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ソラーリの最適解探しの旅は続く

 

ひょっとしたら、今日先発した右サイドバックのオドリオソラが香車タイプのサイドバックなので、ベイルなりに気を利かして内側に絞ったのかもしれない。

なので右サイドバックがカルバハルの時に、ベイル右ウイングのBVBをもう一度見てみたいと思った。カルバハルならインナーラップ(内側を追い越すプレー)も対応出来るので、また違ってくるかもしれない。

 

もしソラーリがベイルにインサイドでの仕事を求めているというのなら、右ウイングのポジションはアセンシオの方が適しているのかもしれない。

イスコもできなくは無いだろうし、ブラヒムもできるだろう。バスケスは一応、外でも中でもプレーしてニーズに応えようとしているが、ご存知の通り精度が低い。

 

個人的にはアセンシオ、ブラヒム、ベイルなどの左利きの選手の起用を推したい。というのも、やはり右ウイングに左利きを置くのが、逆サイドのヴィニシウスの能力をより引き出せるからだ。

 

前半の22分40秒ぐらいに、ベイルからヴィニシウスへのサイドチェンジがあったが(精度を欠いて通らず)、こういうシーンが増えればよりヴィニシウスの突破力が活きる。

ああいうボールは左利きじゃないと蹴れないので、ピッチをワイドに使う攻撃をするならやはり、利き足とは逆サイドの選手配置の方が良いのではないだろうか?

 

後半にソラーリはヴィニシウスとベイルのサイドを逆にしたが、正直私はこれは好きではない。ベイルを左に置けば確かに良いクロスボールが入る可能性は上がるが、エリア内にいるのがヴィニシウスとベンゼマではあまり可能性を感じない。

マルセロがいればインサイドに入っていけるので悪くないかもしれないが、ヴィニシウス左ウイング起用の方が現状メリットを感じる。

ソラーリにはヴィニシウスの左ウイング起用をキープしながら、右ウイングの最適解を探してもらいたい。

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次はクラシコ

 

次の試合はミッドウィークにカンプノウクラシコ。その後にアウェーでダービー、CLと過密日程が続く。

 

クラシコの先発は正直読めない。

 

私個人の優先順位としては

1位 アヤックス戦

2位 クラシコ

3位 アトレティコ

なので、「アトレティコ戦でローテーションするのが丁度良いのでは?」と思っている。

アトレティコに勝つと2位浮上だが、正直アトレティコとの試合っていつもミス待ちの塩試合になるから、正直メンツとか関係ないような気がする。休ませるとしたら個人的にはココかなぁと思っている。

なのでクラシコは今日の先発にヴァラン、クロース、ジョレンテ、カルバハル、マルセロを入れた形かなぁ~と勝手に予想している。

前線はなんとなくだが、そのままBVBで行くと予想。ベイルとアルバだと空中戦でミスマッチになるので、これはこれでアリなのでは?

だが今日の感じだと、全然ベイルにクロスボールが入ってないので、ミスマッチを活かせるかイマイチ心配ではある(笑)

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選手評

 

クルトワ キック精度以外は文句なし。まあソラーリは別に何の指示もしてなさそうだし、別にええけど(笑)

 

オドリオソラ 1アシスト。前半に危険なバックパスでベルナベウをざわつかせる。ベイルとの関係はお互い香車なのでイマイチ。

 

レギロン 先制点をアシスト。サイドチェンジも意外に上手い。パスミスを減らしたい。

 

ラモス 対人はほぼ無敗。どこで休ませるか非常に悩ましい。

 

ナチョ  完全にベストの状態に戻ったね。安心できる。

 

カゼミーロ 守備では利いていたが、たまにエリア内に突撃していたのが気になる。ソラーリの指示じゃないなら今すぐ止めろ(笑)

 

セバージョス しょうもないパスミスがまだ多い。守備意識とかは良いから、クロースと合体してくんねぇかな。

 

モドリッチ 今日はアラベスのベタ引き守備をこじ開けるために仕掛けるパスが増えたため、パスミスが多かった。

 

ベイル 前述した通り、試合から消えてる展開が多かった。タスクを整理すればもっと出来そうなのだが、それはソラーリがもっとも苦手とする分野である(笑)

 

ヴィニシウス 1ゴールを記録。後半は右サイドでもプレー。一応フラメンゴ時代は右サイドでもやってたが、やはり左の方が良さそうだ。

 

ベンゼマ 先制点を記録。引き続き好調を維持。マリアーノが戻って来たので、どこかでフルで休ませたい。

 

アセンシオ 1アシスト。ベイルと交代で右に投入。最初はイマイチだったが、尻上がりに良くなった印象。思い切って攻撃の時はトップ下的に振る舞っても良いかもしれない。

 

マリアーノ 復帰弾を決める。ゴールを決めたけど、それ以外は空振りしたり酷すぎてワロタ。まあこれからでしょ。

 

イスコ 最後のオドリオソラに通したパスは見事。イスコ、やればできるじゃないか!それを継続してもらいたい。

 

ソラーリ 前線の配置を入れ替えたり、色々と試行錯誤してみる姿勢は良い。ただ気になっている事が一つある。今日ベイルを早めに交代した表向きの理由は「怪我明けだから」なのだろうが、ベイルのコンデイションが上がっても機能していなかった場合、ベイルをベンチに置けるのか?という事。