リーガエスパニョーラ18-19第23節アトレティコマドリード対レアルマドリード～シメオネの苦悩

まさかのガチメン（笑）

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クラシコから中2日で、敵地でのマドリードダービに挑む。ちなみにマドリーは勝てば2位浮上。過密日程なのでソラーリはローテーションしてくるのでは？と予想されていたが…

まさかのガチメン（笑）最低でもカルバハル、モドリッチ辺りは休ませた方が良いと思うのだが…。アヤックス戦まで中4日だから、回復できると判断したのだろうか？ちなみにこの時点では「ソラーリチキン過ぎワロタ。全然違うスタメン予想していたワイ無能過ぎ（笑）」と思っていた。

GK　13 ヤン・オブラク

DF　2 ディエゴ・ゴディン 　4 サンティアゴ・アリアス 　21 リュカ・エルナンデス 　24 ホセ・ヒメネス

MF　5 トーマス 　8 サウール・ニゲス　10 アンヘル・コレア　11 トーマス・レマル

FW　7 アントワーヌ・グリーズマン 　22 アルバロ・モラタ

VARとは一体？

試合は3-1でマドリーがメトロポリターノで初勝利を飾った。逆にアトレティコは2016年11月以来シメオネ政権3回目の連敗。そしてマドリーがアトレティコを追い抜いて2位に浮上した。

みんな言ってるが、審判が今日も酷かった。「マドリーはVARを買収している！」とか言ってる無能アンチマドリーもいるが、んなわけない（笑）

公平な目で見ると

なので勝敗に影響したとは思えない。

あと誰かは忘れたが（リュカだっけ？）、アトレティコはもう一人ぐらい退場しててもおかしくなかった印象。

アトレティコは本来なら1点も獲れてないのだから、「マドリーが優遇されている」と言ってる奴らは無能と言わざるを得ない。

シメオネ政権の終焉？

今日の試合はマドリーが強いというより、アトレティコが酷すぎたという印象。ハッキリ言って、前節戦ったアラベスの方が守備がソリッドでよっぽど強かった。

今季のアトレティコの試合はほとんど観てないがどうしたんだ？1週間空いてるのに守備強度アラベスより低いし、CKの時にカゼミーロをドフリーにしたり、「らしくない」プレーがチラホラ。

それに今日のアトレティコはいつもより攻撃的だった。だが結局、アトレティコの決定機2回（グリーズマンとモラタの1対1）はどちらも縦ポンである。

シメオネアトレティコは撤退守備からの縦ポンが一番怖いのであって、今日のように前に出て来てくれるアトレティコは全く怖くなかった。

今のアトレティコは中途半端に攻撃的にして、結局守備強度が低くなっただけになっているように見える。ルマールとかクソ高い金払って獲得したが、全然良くないし（笑）

ヒメネスがヴィニシウスを倒したシーンが象徴しているが、アトレティコのCB2人は優秀とはいえ、ラモスやヴァランのように万能型の超人ではない。基本的にローラインの方が適している。

結局突き詰めて行くと「アトレティコにはレアルマドリード程金が無い」って事になるんだけど、それでも守備にステータス全振りする事によって勝ってきたシメオネがこういうチーム造りをしているのは興味深い。

完全妄想だが、CL決勝でマドリーに２回負けて、シメオネはどういう方向性で行こうか迷ってるんじゃないかな。

ミラノの決勝なんて、マドリーはシメオネの采配ミスに助けられた形だったし。この時の経験が尾を引いているのかな。（後半4-1-4-1で上手く行ってたのに、同点になって慣れ親しんだ4-4-2に戻した。結果的にマドリーはこの保守的な采配に助けられた。）

シメオネ「対戦相手は私たちよりも優れていたし、彼らを祝福しなくてはならない。彼らが勝利したのは、私たちよりもプレーに確信を持っていたからにほかならない」

ひょっとしたらシメオネは今シーズンのCL決勝がワンダメトロポリターノなのもあって、CL制覇するための「確信」を探していて、それが成就したら今シーズン限りで辞めるつもりなのかもなぁ～ともオモタ。

シメオネが辞めるのは別にええねんけど、辞めるのはユベントス倒してからにしてくれ（笑）

ユベントスはサイドバックにマンジュキッチとロナウドで空爆してくるから、サイドバックに上背が無いマドリーと相性悪いんだよな。だからアトレティコに倒してもらわんと（笑）

今日の戦い方なら勝ち目ないと思うけど、塩漬け戦法なら全然チャンスあるんじゃない？実はユーベも最近酷いからな。「ユーベは優勝候補！」とか言ってるヤツはラツィオ戦を観てみる事をオススメする。マジで酷いから。

次はアヤックス戦。デジャブ…

マドリーはリーグ戦5連勝で間違いなく上り調子。CL16のドローが決まった時はマドリディスタも「アヤックスに負けそうでワロタ」状態だったが、今では誰もアヤックスの事なんか気にしちゃいない（笑）

たしかにマドリーは以前よりも良くなっているし、普通にやればアヤックスには負けないだろう。だがレアルマドリードというチームは先が読めないチームである。

個人的には「宿敵相手に敵地で快勝後のCL」という事で、クライフ追悼カンプノウクラシコに勝った後のウォルフスブルク戦1st Legと状況が似ている事が気になっている（笑）

ウォルフスブルク戦の時はロナウドとかいうただの神が2nd Legで救ってくれたが、今のチームだと1st Legの敗戦をひっくり返す程の爆発力は無い。

クラシコで書いた事に繋がるが、今のスタメンは安定はしているが相手を押し込んでタコ殴りにする程の攻撃力はない。

簡単に言うと、今のマドリーは先行逃げ切り型のチームなので、ロナウドがいた時と同じ感覚でホーム&アウェーの試合を戦うと非常に危険だと思う。最低でもアウェーゴールを奪って引分け以上の結果で終わりたい。

というわけで、そこらへんをソラーリが上手くコントロール出来るかがkeyになりそう。

ていうか戦術では負けてるんだから、それぐらいはやってくれ（笑）頼むぞソラーリ。

選手評

クルトワ　グリーズマンに股を抜かれる。まあしゃあない。それ以外は危険なシーンはなかった。

レギロン　ボールを持ってる時にプレスを掛けられても動じなくなってきた印象。危険なファウルで怪我せずなにより。

カルバハル　前がバスケスになってから守備に比重を置いたプレーが続く。今日も安定していた。

ラモス　PKを決める。なんかシーズン終盤のメチャクチャ重要な場面でPK外しそうな気がする（笑）

ヴァラン　モラタがオフサイドになったシーンは完全に見失っていた。

カゼミーロ　先制点を決める。守備でも利いていたが、そもそも相手の攻撃がカゼミーロのパスミスから始まっていたりするのがなんとも（笑）

クロース　いつもよりは守備してたよ。キャラ的にアヤックス戦舐めプしそうなのが怖いが、たぶんスタメンだろう。個人的にはセバージョスでもいいと思うけど。

モドリッチ　ベイルのゴールをアシスト。ジローナ戦休むためにちゃっかり有休を取得。

バスケス　ヴィニシウスを攻撃に集中させるために守備で貢献した。だがシュートが宇宙開発ばかりなのは萎える。

ヴィニシウス　PKゲット。再三相手SBの裏を突いた。やっぱフィジカル的にはまだまだ改善できそう。

ベンゼマ　アトレティコの守備がガバいから、いつもよりはやりやすそうだった。受ける位置がいやらしいから、相手のCBからしたら超絶ウザいだろうな（笑）

ベイル　3点目を決める。コンディション的にはまだまだ。半分くらいじゃない？この調子で上げて行ってくれれば、シーズン終盤に向けて非常に心強い。でもベイルって怪我すると、コンディションがリセットされて0に戻るんだよな（笑）

セバージョス　クロースと交代。特に何も印象に残らなかった。

マリアーノ　時間短すぎ。

ソラーリ　ガチメンで挑んだのはビビったが、結果オーライ。だがアヤックス戦を楽観視している舐めプ野郎が何人かいるハズで、そういう雰囲気を引き締められるかに注目。あと交代はもうちょい早くて良かった。