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リーガエスパニョーラ18-19第21節エスパニョール対レアルマドリード~年1のベンゼマの宴

レアルマドリード
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不調のエスパニョールと対戦

 

関連記事:リーガエスパニョーラ18-19第20節レアルマドリード対セビージャ~走る白い巨人

 

試合前にバルサ、アトレティコ、セビージャの3チームが勝ったので、これは負けられん。ていうかバルサ対ジローナの退場厳しくね?私がおかしいんですか?あぁそうですか。スイマセン(笑)

 

 

 

前節、セビージャ戦のスタメンが主軸。クロースが怪我から復帰。ヴィニシウスがまたもや先発で疲れが心配。怪我で離脱していたベイルがベンチ入り。オドリオソラとバルベルデはベンチ外。ところでマリアーノっていつ復帰するの?

 

 

GK 13 ディエゴ・ロペス

DF 12 ディダク・ビラ  16 ハヴィ・ロペス  22 マリオ・エルモソ
27 ルイス・ロペス

MF 10 セルゲイ・ダルデル 18 アレックス・ロペス  21 マルク・ロカ 11 レオ・バチストン

FW 7 ボルハ・イグレシアス  9 セルヒオ・ガルシア

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3連勝で試練の1月を締めくくる

 

試合はエスパニョールの脆弱な守備を突いて、マドリーが前半の早い段階で2得点を決める。その後、バスケスのお笑いピンボール自殺パスからレオ・バチストンに失点を許すも、前半終了間際にベンゼマとヴィニシウスのコンビプレーからベンゼマが得点。

後半は怪我明けのベイルが復帰ゴールを決めるが、その後にヴァランが相手選手を倒したと見なされ一発退場。10人になってから1失点を許したが、そのままマドリーが試合を4-2のスコアで試合をクローズした。

 

MVPは間違いなくベンゼマ。今日のベンゼマは今シーズン1のデキだった。ベンゼマって毎年、1年に1回ぐらいこういう試合があるんだけど、これが続かないんだよな…。どうせならもうちょい後に取っといて欲しかった(笑)

 

まあ悪い試合ではなかったよ。ヴァランが退場するまでは、上手く試合をコントロールしながら、フィニッシュまで辿り着けていた。(ヴァランの一発退場はチト厳しい気がしたが…。)

でも「エスパニョールが前半戦の勢いを無くしている」という事も頭にいれておかなければいけない。言っちゃ悪いが、マドリーがこのレベルのチームに勝つのは当たり前で、これまでが酷すぎただけ。そもそも昨シーズン負けるまではコルネジャでの試合は負け無しだったんだから。

 

マドリー復帰の噂が定期的に出ているエルモソのプレーとか結構酷かったな。そりゃ「5000万出してポルトのミリタオ狙うわ」っていうデキであった。

エルモソには悪いが、カンテラーノ補正と左利き補正が無かったら正直ここまで話題になってないと思うわ。買戻しオプションがいつまでなのか知らんが、最低でももう1年は経験積ました方が良いと思う。

1点目の時のモドリッチに対してズルズル下がる対応とか観てると、なんか「無理が利く」感じがしないんだよな、エルモソは。例えばラモスだったらパスコース切りながらモドリッチを潰しに行ってたと思う。(それでも失点する可能性はあるが…)

個人的に「迎撃守備でボールを狩れるかどうか」がマドリーのCBをやる上で重要だと思っていて、エルモソはまだそのレベルでは無いかなと思う。身体能力もヴァラン&ラモス並の超人には見えない。

 

ミリタオはハイライトとか観る限り線は細いが、身体能力高そうだから、個人的には悪くないチョイスだと思っている。肉体改造したら化けるんじゃないかなと期待している。(ちなみにポルトの試合は全く観た事ないww)

「獲れるなら冬の移籍市場で獲れやペレス」と思ってたけど、EU圏外枠がパンパンだから来るとしたら来夏でしょうな。

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祝・1月の5試合で勝ち点10獲得を達成

 

以前の記事で、

最低でも1月中にリーガ5試合で勝ち点10以上は稼がないと、ソラーリの進退にも関わってくるかもしれない…。

と書いたが3勝1分1敗でギリギリ勝ち点10獲得を達成した(笑)ソラーリのしぶとさにはワロタ。

 

ビジャレアル戦とソシエダ戦も勝てた試合で、勝ってればアトレティコと勝ち点で並んでいたはずなので、本音を言えば勝ち点15が欲しかったが、ソラーリは1月を上手く乗り切ったと思う。

怪我人が続出する中で、多くの若手にチャンスを与えた事によって、若い選手も十分期待に応えてくれる事がわかったので、未来に繋がる采配を揮ったソラーリはグッジョブと言わざるを得ない。

 

これからの問題は「復帰組をどうチームに組み込むか?」だろう。例えば今日、ソラーリはベイルをヴィニシウスと交代で左サイドに入れた。

ご存知のように、ヴィニシウスの左サイドとベイルの左サイドでは全くプレーの内容が異なる。

 

最近のマドリーの好調はヴィニシウスの外と中を使い分ける動きと、それに絡むベンゼマのセンスが大きく関係している。

だがベイルが左に入ると、ベイルは大外で香車的なプレーを得意としているので、ヴィニシウスがいる時よりもベンゼマが孤立する可能性が高い。クロスボールに強いFWがいるなら、それもアリなのだが、現状マリアーノ復帰のメドは立っていない。

 

なので個人的にはヴィニシウスの左起用はキープして欲しいと思っている。となるとバスケスのいる右サイドをアセンシオ、ベイル、バスケスで争う形になるのが理想。

だがそう簡単には行かないだろう。18才のヴィニシウスをベイルやアセンシオより優先して使うというのは、スポーツ面では正しくても、政治的な面で困難が付き纏う。

 

モウリーニョ「マドリードは政治なのだ。マドリードにはサッカー、スポーツが存在しない」

 

怪我人問題の後は、ロッカールームの政治問題ですか…。ソラーリがストレスでハゲないか心配だわ(笑)

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選手評

 

クルトワ 2点ともノーチャンス。どちらのゴールもドフリー過ぎて気の毒になってくる(笑)

 

レギロン ヴァランが退場してからはCBでプレー。守備の出足の早さはマルセロに無い魅力。だが攻撃面ではまだ信頼を得られてない。

 

カルバハル 地味にずっと高いクオリティを維持している。休めてる分コンディションも良い。

 

ラモス セルヒオ・ガルシアの殺人キックで負傷交代。カルバハルへのサイドチェンジが出始めたのは良い兆候。

 

ヴァラン 退場してしまったが、あれは彼だけの責任ではない。それ以外は悪くなかったよ。

 

カゼミーロ 無駄に攻め上がってパスミスすんのは止めてくれ。せめて宇宙開発ミドルにしてくれ(笑)10人になってからも上がっててワロタ。

 

クロース ゴール前に積極的に入っていく意識が見れて良かった。

 

モドリッチ ラモスのゴールをアシスト。ベンゼマとの絡みは絶品。交代してバランスが崩れた事からわかるように、今日もチームの生命線だった。

 

バスケス スラムダンクで言うと、「守備に定評がある陵南の池上」的なキャラなのに、また失点に関与しててワロタ。怪我人が帰って来てソラーリがここのポジションをどうするか注目。

 

ヴィニシウス 1アシスト。悪くなかったが、やや疲れているように見えた。エルモソの足を踏んだのはアカン。

 

ベンゼマ 2得点を記録。得点以外でもシルキーなタッチとパスで決定機を量産。好調な時はえてして怪我しやすいので、そうならない事を祈る。(もう既に怪我してるけど)

 

ナチョ ラモスと交代で出場。左CBでも右CBでも安定。これから出場機会が増えそうな予感。

 

ベイル 復帰ゴールを決める。10人になってからは試合から消えていた。まだ90分間フルパワーでプレーするのは難しいような気がする。

 

マルセロ ラインコントロールをサボってまた失点に絡む。こういう展開だと良さは出ないので、起用したソラーリの判断は疑問。

 

ソラーリ ベイルを投入してヴィニシウスを休ませる采配はわかる。でもモドリッチを代えたのは悪手だったと思うし、マルセロを左SBにして、レギロンをCBにした采配もイマイチだった。もうちょい「交代カードで試合を好転させる」という事ができないとこの先厳しいかもしれない。