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Omnisphereを2.5にアップデート。追加された音色の実力は?

音楽・DTM
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omnisphere2所有者は無償アップデート可能

 

「プロフェッショナル仕事の流儀」内で、宇多田ヒカルが使っている事で有名になった高音質マルチ音源Omnisphere2。これはシンセ系・ストリングス系・ピアノ系・アンビエント系・FX系などの音色が、無数に収録されている定番音源ソフトである。

 

そのomnisphere2を1年ぶりぐらいにアップデートしたら、どうやら知らぬ間に2.5が発表されていた模様。色々と改良されたり、新たな機能と音源が追加されたようだ。

 

 

 

まず最初にスタンドアローンに対応しててワロタ。(2.4から対応していた模様)正直ライブで使う人以外は必要ないよな、この機能(笑)

 

 

 

音色は最大2レイヤーから最大4レイヤー使用可能になっている。(写真のABCDの所に注目)これもあまり必要ない。元々8トラックで立ち上げる事が出来たので、そんなに意味がない気がする。

 

対応しているハードウェア・シンセサイザーを使えば、ソフトと連携して色々出来るみたいだが、私が使っているシンセサイザーは対応していないYAMAHA製なので、現時点ではまったく関係がない(笑)

ただ「対応するシンセサイザーはこれから増えていく予定」みたいな事を書いていたので、YAMAHA製も是非対応してもらいたい。(対応してもたぶん使わんだろうが…)

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Hardware Libraryの実力は

 

という事で今回のアップデートの目玉である、追加音色であるHardware Libraryについて。

 

最初、「ていうか、どうやって新たに追加された音源だけを表示させんだよ。こんなのいちいち探してらんね~ぞ(笑)」って感じで試行錯誤していたのだが…

 

 

 

写真左上のDIRECTORYのタブからHardware Libraryを表示させればいいだけだった…。自分の無能さが嫌になった(笑)

 

 

新たに追加された音色を一通り試してみたが、正直クセの強い音色ばかりで実用性はあんまり感じなかった。

 

 

 

 

Pluckプラック)系は結構使えるかな。でも個人的にはSerum、Sylenth1、Dune、Spireの方が音質的には好きかな。

 

Omnisphereってインスピレーションを刺激してくれる、制作時のスケッチ用って感じの音源で、本チャンで使うには「痒い所に手が届かない」イメージだったのだが、そのイメージは今回のアップデート後も変わらなかったな。

 

これでしか出せないマニアックな音色はあるけど、使う人のジャンルによってはあまり意味がない。ストリングスとかピアノの音色も入っているが、それらが欲しい人は絶対それぞれの専門音源を購入した方が良い。

 

ただPAD系は豊富なので、映画音楽みたいなスペクタクルで大仰な音楽とかを作りたい人や、デモのスケッチ用にハイクオリティなマルチ音源が欲しい人にはオススメしたい。