首切りマッチ開幕
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2大エースがいないからなのか知らんが、全く盛り上がってないクラシコ(笑)どっちかと言うと試合自体より、ロペテギの去就の方が注目されている感すらある。
これが死刑台に座らされたロペテギが選んだスタメン。事前の予想通りで、保守的なスタメン。個人的にはこの時点でクソ試合は覚悟していた。
GK 1 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン
DF 3 ジェラール・ピケ 15 クレマン・ラングレ 18 ジョルディ・アルバ 20 セルジ・ロベルト
MF 4 イヴァン・ラキティッチ 5 セルヒオ・ブスケツ 7 フィリペ・コウチーニョ 8 アルトゥール 12 ラファエル・アルカンタラ
FW 9 ルイス・スアレス
そらそうよ
ハイ、木っ端微塵に砕け散りました(笑)まあこうなるのはわかってたよ。しかしレベルの低いクラシコだった。去年もレベルは低かったけど、ここ10年で一番低レベルだった気がする。マドリーは言うまでもなくカスだし、バルセロナもあの撤退守備の強度の低さじゃCLは無理だし、「スペインサッカー冬の時代」到来を感じさせるクラシコだった。
イスコがコネて最終的にマルセロが放り込むだけになって、マルセロが過労死で負傷退場とかになる展開だけは勘弁(笑) |
って書いたら、本当にそうなっててクソワロタ。負けるのは予想していたが、次の監督のためにマルセロは怪我して欲しくなかった。まさに「立つロペテギ跡を濁す」(笑)
記事を書いている時点では発表されていないが、ロペテギはまぁ解任だろう。
試合内容自体は擁護出来るようなものではなく、特に前半の酷さは噴飯レベルの酷さであった。負けるたびに「クリスティアーノがいればー」っていう人出てくるけど、この内容だったらクリスティアーノがいても負けてたでしょ(笑)
この試合の前半のロペテギマドリーは、ここまでハイプレス&ポゼッションを基盤にやって来たクセに、あの中途半端なラインの高さで前プレを徹底しない腰抜けへっぽこチキン戦術。案の定、ボールの出所にプレッシャーが掛からず、アルバに裏を取られて失点。バルセロナのテンプレ通りの攻撃にすら対策出来ていないという体たらく。
別に相手に持たせてバスストップカウンターでもいいが、それならイスコ先発は疑問だし、DFラインの設定はもっと深くするべきだった。人選・戦術ともにチグハグでロペテギは無能と言わざるをえない。
この時点でロペテギは、
バルセロナ対策をしなかった場合 | 無策・無能で解任確定 |
対策したが選手が言う事を聞かなかった場合 | 人心掌握できてないので解任確定 |
となる。
お得意のU字ポゼッションはどうしたんだよ?今更言っても遅いけどロペテギは全てが中途半端。ポゼッションサッカーするなら、モドリッチとかクロースをアンカーにしてポゼりまくりゃいいのに、それはビビッてやらない。守備的なカゼミーロ使うなら、ポゼッションは諦めて前線にFW3人並べてクロス爆撃&殴り合い上等サッカーすりゃいいのに、それもやらない。そりゃこうなるわ。
「後半の最初のマドリーは良かった」みたいな風潮について
後半はロペテギは御乱心起こしたのか、何なのかは不明だが、
こんな感じに変更してきた。トップ下のイスコがブスケツを見たり、3-4-3みたいな形(撤退時はたぶん4-4-2)で前プレを敢行したりしてペースを戻したが、なぜ前からハメるプランがあるのなら前半からやらなかったのだろうか?
後半は前半とは違って、選手が前からプレッシャーを掛けていたが、そうなってくると前半の無気力ノープレス状態は一体何だったのか?前半の無気力はロペテギの指示だったのか?ワイには全く意味がわからない(笑)
「ロペテギは上手く修正した!チャンスを決めていれば…」みたいな意見もあるが、そもそもバルセロナはメッシがいないわけで、メッシがいれば後半のマドリーの3-5-2はもっと簡単に崩壊していただろう。(後ろのDF3枚と相手のFW3枚で同数になるため。まあいなくても5-1なんだが)
ていうかわざわざ3バックにしなくても、ジダンマドリー時代の凡庸な4-3-3でも、ネイマールとイニエスタがいて今より遥かに強いバルセロナにそこそこ良い勝負は出来ていたわけで、ロペテギが試合開始時から然るべきメンバー・戦術を選択しなかった時点で、マドリーの敗戦は決まっていたのだろう。
さらばピッチにパスでU字を描く男、ジュレン・ロペテギ。
何がしたいのか正直よくわからんかったが、「レジェンドジダン&CL3連覇直後」という誰もやりたがらない時に監督を引き受けてくれて感謝してます。高額な違約金貰ってゆっくり休んでくれ。
選手評
クルトワ 頑張ってたと思うよ。一回誰だったか忘れたけど、至近距離からのシュート止めてるし。
ナチョ サイドバックとしては酷かったが、オドリオソラを差し置いて先発にしたのはロペテギ。それは彼のせいじゃないし、CBとしてはまずまずだった。
マルセロ 唯一の得点を上げる。そして案の定過労死で負傷交代。
ラモス スリップしてお笑い失点を献上。
ヴァラン スアレスを倒してPK献上。そして怪我で交代。
カゼミーロ 前線のプレッシャーがかからず、得意の守備も後手後手に。後半は3バックの真ん中でプレー。
クロース 前半の失点時の守備ユッルユルでワロタ。イスコへ決定的なパスを出したが、当然の如くイスコが外す。
モドリッチ 前半は無気力ノープレス戦術の犠牲になり疲弊した。後半は前でプレーする機会が増えたが、シュートは枠に嫌われる。
イスコ キレもないし、決定的なプレーも出来なかった。なぜこの出来で使われたのか?
ベンゼマ 決定的なチャンスが2回あったが、当然の如く外す。
ベイル 前半は守備で穴になってたし、守備しないならもうちょい攻撃面で引っ張ってくれないと。
バスケス WBとして後半からヴァランと交代で出場。普段は彼に否定的な私だが、この戦術だと意外に良くてワロタ。
アセンシオ ベイルと交代で出場。マルセロが怪我でいなくなったので、左WBにポジションを移した。シュートは宇宙開発。
マリアーノ 負傷のマルセロと交代。ベンゼマに決定的なパスを出したが、それ以外は消えていた。
ロペテギ 前半45分を相手にプレゼントしたクソ采配、メッシのいない今の凡庸なバルセロナに敗戦は解任に値する。