19-20CLグループリーグ第4節レアルマドリード対ガラタサライ～空虚な宴

恒例のチキン采配発動

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ベティス戦で自爆采配を披露して上昇ムードに水を差してしまったジダン。週末に難所・イプルアでのエイバル戦がある中でどういう采配を見せるか。

レガネス戦と全く一緒。マルセロとバルデルデ以外は出ずっぱりで草。こんな感じで年内乗り切れるのだろうか…。

GK 　1 フェルナンド・ムスレラ

DF 　22 マリアーノ 　27 クリスチャン・ルインダマ 　55 長友佑都 　45 マルカオ

MF　 6 ジャン・ミシェル・セリ 　　92 スティーヴン・エンゾンジ 　99 マリオ・レミナ

FW 　11 ライアン・バベル 　23 フロリン・アンドネ 　89 ソフィアン・フェグリ

6-0で勝利。2位通過が現実的に

録画で今観終わったが、なんと言えばいいか…。まぁ勝った事は勿論良いんだが、なんか問題を先送りにしてるだけのような気がしてならん。

みんなロドリゴのハットトリックに歓喜しているが、数日前は調子の上がらないベティスに無得点だったわけで…。ガラタサライのファンには悪いが、ガラタサライはリーガ最下位のレガネス並みに弱かった。

例えば「ベティス戦でロドリゴに決定機がたくさんあって、それをロドリゴが決められなくて、今日の試合では決めてくれた」って話なら「ロドリゴに点を取らすシステムが確立しつつある」って話になるから楽観的になれるんだが、実際はベティス戦でロドリゴに決定機はほぼ無かったわけで、これはチームとして決定機を作るための明確なスタイルが備わっておらず、今のマドリーが相手次第のチームである事を証明している。

結局「ザコを個人能力でボコる→ソコソコのチームには沈黙」って感じで、ず～～っと同じことを繰り返してるだけなんだよな。もう疲れたよ（笑）

こんな感じで、11月の代表ウィーク明けからは日程も対戦カードも今より厳しくなっているので、今のチームに対する評価はそこで下すべきなんじゃないかな。

むしろマジョルカ戦から今日までの試合は比較的簡単な相手だったのに、ほとんどメンバーを固定しているので、個人的にはヤバい気しかしない。

選手評

クルトワ　レミナのミドルとヘディングをセーブして無失点勝利に貢献。

マルセロ　2アシスト。まああれだけフリーならこれぐらいはやるわな。前半19分の突撃守備は酷すぎた。前半途中に怪我でメンディと交代。

カルバハル　ベンゼマのゴールをアシスト。バベルと激突してたのメッチャ痛そう。クソ疲れてるのにエイバル戦も先発っぽくて草。たまに意味不明なポジショニングをしているのが気になる。

ラモス　パネンカを決める。現行のルールでパネンカを試みるのはアホとしか思えない（笑）

ヴァラン　相手の攻撃がクソ過ぎてあんま印象に残ってない。どう考えてもミリタオで良かった。

カゼミーロ　60分にモドリッチと交代。やっと休めたわけだが、今更30分ぐらい休んだところで焼け石に水で草。普通にベンチスタートで良かった。

バルベルデ　レミナに強烈なスライディングをかましてイエローを貰う。サイズがあるのでクロスボールに飛び込めるのは利点だが、モドリッチ程のアイデアは感じない。後半はアンカーにポジションを移した。アンカーとしては相手が弱すぎたのでよくわからん。

クロース　エンゾンジにフルパワーで足を踏まれてPKをゲット。無事で何より。FKは相変わらず可能性を感じない。

ロドリゴ　3ゴール１アシスト。エリア内での位置取りは良い。今日の活躍でやたら持ち上げられてるが、彼の課題は引いた相手に対する打開力。今日は相手が弱すぎたので、過剰に持ち上げるのは良くない。

アザール　悪くなかったが、7番がこのレベルの相手にノーゴールという結果は少し寂しい。イスコと交代。

ベンゼマ　ごっつあんで2ゴール。通算50ゴールおめ。ぶっちゃけ決定力という点では微妙なレベルだった。

モドリッチ　中盤に安定感とアイデアをもたらした。右のハーフスペース攻略は達人の域。

イスコ　いきなり良いヘディングしててワロタ。ベンゼマの2点目に絡む。ポジショニングが相変わらずフリーダム過ぎる。もっと得点力があれば使う価値があるんだが、現状使い所が無い。

メンディ　最後の方で後ろからのボールを凄いトラップしててワロタ。（マグレっぽかったが。）ロドリゴの3点目を引き出すフリーラン。

ジダン　ここはボーナスステージなので勝って当然。むしろ主力を酷使し過ぎ。取り敢えずエイバルに勝って良い雰囲気で代表ウィークに入りたい。