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19-20プレシーズンレアルマドリード対バイエルン・ミュンヘン~祝・久保デビュー

レアルマドリード
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【悲報】あんまり変わってない

 

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オフに約300億を使って補強した新生マドリー。今シーズンの初戦の相手はバイエルン。

 

 

 

これがジダンの選んだスタメン。まあこれがジダンの脳内のベストメンバーと思って差し支えないだろう。ハッキリ言ってアザール以外ほとんど変わってない。一番の問題であった「クロスを入れた時の期待感の無さ」はそのまま。ジダンの「我々は変化を加えるだろう」という発言は何だったのか?

 

で後半開始からはこうなった

 

 

ヨビッチ、久保、ロドリゴ、メンディがデビュー。ハッキリ言って余った選手をピッチに並べた感は否めない。しかもロドリゴが中盤(笑)ロドリゴの中盤起用がコンバート狙いなのか、その場凌ぎなのかは不明。プレシーズン好調に見えたベイルはベンチ外。

バイエルンのメンバーは面倒くさいから割愛。

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守備が崩壊して1-3で敗れる

 

アカン、久保目当てで観たサッカーファンにマドリーのサッカーが凡庸極まりない代物だという事がバレてまう(汗)折角新規のファンを増やすチャンスだというのに(笑)

酷い試合だったぜ。まあここ数年ずっとなんだが。

今日初めて観た人で「プレシーズン初戦やからこれからやろ」と思ってる人もいるかもしれんが、シーズン中もずっとこんな感じやで(笑)

まあアザールと他の選手の連携はこれからマシになってくだろうけど、たぶんチームとしてはあんまり変わらんと思うよ。変わったとしても「イスコ・アセンシオの所に別の選手が入る可能性がある」ぐらいじゃないかな。

 

そもそもジダンっていう監督はその日の事しか考えてない監督だからな。例えば今日はカゼミーロがいなくて、モドリッチ&クロースのダブルボランチだから比較的容易にバイエルンのプレスを掻い潜れた。だがカゼミーロが戻ればジダンがカゼミーロを再びアンカーに据えてプレスに苦しむのは容易に想像出来る。

なのであんまりこの試合は参考にならんのよね。ジダンが3センターを解体して、ダブルボランチで行くって決心してるなら中々の改革だと思うけど、それは99%ないだろう。

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4-4-2導入は厳しい

 

仮にジダンがダブルボランチ導入を考えていても、簡単には行かないだろう。というのも、前半の失点は明らかにダブルボランチに変更した影響で生まれている。構造的にはイスコトップ下の4-2-3-1で臨んだ昨シーズンのアノエタでの失点に似ているかな。

 

昨今のマドリーは3センターで守る事で慣れており、アンカーがDFライン前で防波堤役を任せられている。

だが今日の失点はコマンからミュラーへの斜めのパスが入った所から始まっているのだが、アンカーがいないのでラモスがミュラーに突撃している。だが出足が遅れたのかミュラーを潰しきれずアラバへのパスを出させてしまって、ヴァランとラモスがエリア内にいない状態のマドリーはあっけなく失点した。

個人的な意見だが、このシーンはアンカーを置いた3センターであれば、コマンからミュラーへのパスの時点で潰せていた可能性が高いと見る。仮にアンカーがミュラーを潰せなくても、ラモスが突撃しないでエリア内にいれる分失点の確率は減る。これが3センター採用のメリットであり、逆に失点シーンはダブルボランチを採用した弊害と言えるだろう。

 

仮にダブルボランチを続けるのであれば、両サイドハーフとクロースの守備を改善した上でボールサイドへのスライドを徹底するなど、色々とチームで取り組む必要があるのだが、失点シーンを見ても左サイドハーフのアザールは守備サボってるし、相変わらずクロースは守備ユルいわでもう無茶苦茶(笑)

加えてマドリーの伝統であるマルセロのガバ守備問題もあるし、今季も無難にカゼミーロの守備力に依存した4-3-3になるんじゃないかな。マリアーノを干してるって事は2トップは頭の中にないんだろうし。

ただそれだとマジでロナウドの所にアザール突っ込んだだけになるわけだが、その布陣で勝てるかは知らん(笑)

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選手評(後半組は気になった選手のみ)

 

クルトワ 普通。失点シーンは無理。

 

カルバハル 失点に絡んだが、その前の時点で勝負アリだったと思う。

 

マルセロ コンディションは昨シーズン終盤よりは良さげ。アザールとの連携はまだまだ。守備は勿論軽い。

 

ラモス ダブルボランチだと負担がデカ過ぎる。

 

ヴァラン ラモスと同じく。

 

クロース 彼の中では頑張ってる部類に入るのかもしれないが、それでも守備が緩い。捌きは流石。

 

モドリッチ 前半プレーした選手ではベストだろう。昨シーズンのような疲れもなさそうだ。なお酷使されて過労死するのは変わらない模様。

 

アセンシオ 祝・右サイド起用。微妙という意見が多いようだが、守備にも協力的だったしワイは悪くなかったと思う。オフェンスに関してはサポーターが彼に期待しているスタイルが、彼の本来のスタイルとかけ離れ過ぎているように思える。彼はロッペンのようなドリブラーではない。ドリブラーはリスクを侵して仕掛けるが、彼は常に数手先を見据えて成功確率の高いプレーを選ぶインテリジェンスが売りの選手。そう考えるとインサイドハーフで試してみても面白いかもしれない。だがジダンが監督のままだと正当な評価を得られなさそうで気の毒だ。

 

アザール 腹出すぎワロタ。それでもこれだけキレてるんだから凄い。(知ってたが)だがサイドの守備は予想通り怪しい。そう考えるとイスコとの共存は微妙。

 

イスコ コネ癖が若干マシになった気がする。だが贔屓目抜きで久保の方が良かったし、得点を求めるならハメスの方が良い。ていうか4-2-3-1が採用されるかが不透明で、左にアザールが来た今シーズンは他のポジションにも対応できないと厳しい。

 

ベンゼマ ひたすら乱数調整に勤しむ。それでも監督がジダンだから外れる可能性は低い。

 

ヨビッチ ポストプレーは何回かしていた。でも決定力が売りなのにシュート0…。マリアーノに出番が無いという事は1トップ採用フラグがビンビンに建っている状態なので、コンガリ天日干しになる可能性が高そう。久保とは合いそうだが。

 

ヴィニシウス 心配している。ソラーリ時代と比べると明らかに守備意識が落ちている。ジダンと上手く行ってないのだろうか?

 

久保 後半のベストプレイヤーだった。後半のマドリーは彼からしか攻め手がなかった。シーズン中の移籍という事で、コンディション面でアドバンテージがあるのは間違いないが、首脳陣に対して良いアピールが出来たのは間違いない。トップ下なら十分やれると思うが、前述した通り4-2-3-1(4-4-2)は守備がヤバイのでジダンが監督である限り難しそう。もしインサイドハーフが出来るなら起用される可能性が上がると思うが…。

 

バスケス 酷すぎワロタ。まあブラヒムがいたらたぶんブラヒムだと思うんで…。

 

ロドリゴ FKから1ゴール。何故か中盤で起用される。それでも無難にこなす辺りにIQの高さを感じる。相手GKを退場に追いやるスーパーダイブにはワロタ。

 

セオアネ あのパスミス酷すぎワロタ。まあ本職じゃないからしゃあない。

 

メンディ 叩かれすぎワロタ。ヴィニシウスが前で蓋をしてたので、上がる場面がほぼなかった。ビルドアップの拙さは戦術もクソもないのでしゃあない。ていうかテオもそうなんだが、新戦力が結果出せないのは監督の指導力に問題があると気付かん限り永遠に同じ事繰り返してそう。セバージョスのU21での躍動ぶり見てりゃわかるでしょ。

 

ジダン 今更だが選手の能力に依存し過ぎてて、再現性が無さ過ぎる。前半のチームと後半のチームのプレーにユニフォーム以外共通点が見出せなかったぞ(笑)ポグバを欲しがってるようだが、一体どこで使うつもりなんだ?トップ下?我々にはタケフサ・クボがいるじゃないか(笑)

あと試合と関係ないがベイルへのコメント冷たすぎ。ぶっちゃけベイルを干してる余裕あんのか?とも思うんだが…。ジダンがベイルに対して言った「ベイルがこれまでチームのために成し遂げたことを変えることはできないが、私は監督として今を生きなければならないんだ。」というコメントのブーメランがジダンの頭にブッ刺さらない事を祈る。