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リーガエスパニョーラ18-19第12節セルタ対レアルマドリード~首位と4ポイント差だピョン

レアルマドリード
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バルサがベティスに敗れた直後の試合

 

関連記事:リーガエスパニョーラ18-19第11節レアルマドリード対バジャドリード~アドリブサッカー復活

 

 

試合前にカンプノウでバルセロナが3-4でベティスに敗れたので、マドリーとしては絶対勝たないといけない試合。

しかしこの試合のバルサは酷かったな。ベティスの頑張りによって、この間のクラシコが如何に低レベルだったかが証明された。取り敢えずバルセロナが来夏にベティスの監督であるキケ・セティエンを強奪するとこまでは読めた(笑)

 

 

 

これがマドリーのスタメン。プルゼニ戦で両チームを通して最低だったバスケスが先発って(笑)

まあソラーリの考えを予想すると、「ベイルは左で使いたい。だがそうなると右サイドはアセンシオ・ヴィニシウス・バスケスから選ぶ事になる。ヴィニシウスの右は攻撃面では未知数&守備ガッバガバ、アセンシオは中央の方が良いし守備が不安。となると攻撃はカスだが守備は計算できるバスケスを使おう」という事だと予想。つまりこのポジションは補強が必要。

 

 

GK 1 セルジオ・アルバレス

DF 2 ウーゴ・マージョ  17 ダビド・フンカ  22 グスタボ・カブラル  24 ファクンド・ロンカリア

MF 5 オカイ・ヨクスル  8 フラン・ベルタン  19 ソフィアン・ブファル 23 ブライス・メンデス

FW9 マキシ・ゴメス  10 イアゴ・アスパス

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ロペテギマドリーとの違い

 

試合内容はこれぞソラーリという、「ど突き合い&野放しサッカー」が炸裂。非常にオープンな試合展開をマドリーが4-2で制した。

 

しかしセルタは荒かったな。アトレティコに次いで指定暴力団入りの荒さだったわ。主審が無能マジェンコだから当然の如くコントロールできてねぇーし(笑)

 

「ソラーリマドリーは守備が不安」とずっと言ってきたが、案の定この試合でソラーリマドリーとして初めての被弾。最初の失点シーンとかモーゼの十戒みたいに中央パックリ割れててワロタ。

 

これがスタッツね。枠内シュート2本で4点獲っててクソワロタ。

 

あと色々とアクシデントあったとはいえポゼッション低すぎww。このデータからもソラーリとロペテギの志向するスタイルの違いが良くわかる。

 

ロペテギマドリーは「ボール保持」がプライオリティの1番にあって、その結果得点を奪う事よりも「ボールを失わない」という事が優先されてるように思えた。結果、ファイナルサードでチャレンジする姿勢が失われ、あの呪いのようなU字パス回しが生まれ、気がついたらカウンターから被弾して敗戦という展開が多かった。

 

ソラーリは「今の所」良くも悪くも選手に何の制限も課してないように見える。その場その場で選手の判断に委ねるサッカーである。

簡単に言うとジダンと同じ「野放しフリーダムサッカー」だ。だから1点目のようなベンゼマとモドリッチの阿吽の呼吸から、スーパーなゴールが生まれたりするというわけ。

選手のクオリティで大きく劣るカスティージャでは何がしたいのかわからんかったが、トップチームのスカッドなら彼のやり方は今の所一定の成果が出ている。

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4連勝でソラーリの続投は確定

 

結果として、怪我人だらけという難局を4連勝で乗り切って代表ウィーク突入という最高の形。この4試合のソラーリには文句のつけようがない。

 

ソラーリはジダンの4-3-1-2のような難解な選手配置はしないので、去年のジダンよりも試合内容はマシである。(それでも酷いが)

 

だが、そもそもジダンが辞任した理由は「私のやり方では来シーズンこのチームは勝てない。選手達には新しいメソッドが必要。」だったはず。

 

そしてポゼッション薄らハゲのロペテギが就任。だがそのロペテギが上手く行かず、ジダンと同じ流派の闇鍋サッカー(今の所)のソラーリが就任。

ジダンの読みが正しいなら、同じ流派のソラーリも近い将来同じ壁にぶつかる可能性がある。しかもジダンにはロナウドというチートストライカーがいたが、ソラーリにはそれも無い。

 

私の意見だが、解任ブーストで順調に勝ち星を重ねてドン底から抜け出した事で、首脳陣・サポーターとも充足感からフラットな目線でチームを評価できていないように感じるのだ。

このまま「ベニテス→ジダン時代と同じ様にレジェンドを途中登板させて順調にシーズン終了まで行く」なんて美味い話があるだろうか?あんな奇跡が2回連続で続くなんて事があるのだろうか?

 

それとも私の予想を覆して、ソラーリが新たな王朝を築くのだろうか?

 

そもそも首脳陣はソラーリマドリーの目標をどこに設定しているのだろうか?リーガ4位以内なら今の体制・スカッドのままでも可能だろう。だがCL4連覇もしくはリーガ制覇を狙うなら今のままなら厳しいだろう。

 

この状況で引き受けて建て直してくれたソラーリには感謝しかない。だからこそフロントにはソラーリに対して「~を達成すれば来シーズンも続投」という明確な目標と、その目標を達成するために必要なサポートをしてあげて欲しいのだ。ただの繋ぎの監督として扱うのは敬意を欠いていると思う。

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冬の補強について

 

CL4連覇を本気で狙うなら、今日の試合は負けてもおかしくない内容だったわけで、もっと厳しい目で見て、チームに足りない部分を要求していく事が必要だろう。特に首脳陣には今の状況に浮かれず、冬の補強なども含めてチーム強化を貪欲に追求して行くことが求められる。

 

マルカは先日、マドリーが冬の補強を考慮しているという記事を書いている。だがこの記事の信憑性は怪しい。

紙面のスペースを埋めるために書かれた可能性もあるし、ペレスが批判を和らげるために景気の良い話を機関紙に書かしている可能性もある。

 

記事によると補強候補として有力なのはエスパニョールのCBマリオ・エルモソだが、彼はスカッドに厚みをもたらす選手ではあるが、チームの最高点を引き上げる選手ではない。

セビージャ戦のエルモソのプレーを観たが、まだ成長過程って感じの選手で、買い戻すのはマドリーのためにはなると思うが、彼の選手人生にとってプラスかと言われれば微妙だ。マドリーだとラモスのポジション(左CB)になるので、出場機会がどれくらい得られるか非常に不透明。もし買い戻すのであれば、ソラーリが上手くマネジメントできるかが非常に重要になってくるだろう。

 

個人的に補強が必要だと思うのは、今日も凡庸極まりないプレーを披露したルーカス・バスケスのポジション。つまりベンゼマ&ベイルと補完性の高いアタッカーという事になる。

 

インテルのイカルディは無能マルカが獲得可能みたいに書いてるが、前も書いた通り、バイアウトが7月のみの期間限定なので獲れるわけがない。

 

ハメスが帰ってくるならポジション的にもハマるが、ドルトムント対バイエルンの試合を観る限りおそらくニコ・コヴァチのクビがもうすぐ飛ぶと思われるので、新しいバイエルンの監督が誰になるかによるだろう。ていうか本当に冬に戻れる契約なのだろうか?そもそもバイエルンがCLでのライバルに塩を送るなんて事があるだろうか?私はこれも望み薄だと思う。

 

てわけで、補強はあるとしたらエルモソぐらいかなというのが今の私の印象。前線の補強はあるとしたらサントスのロドリゴ・ゴエスぐらいだろう。だが彼はサントスで経験を積んだ方が良いと思う。

なので現状ヴィニシウスやハビ・サンチェスのような若手達が急激に成長するのを祈るぐらいしかなさそうだ。

 

そうなってくると、やっぱり今の状況でソラーリに主要タイトル獲得を求めるのは酷だと思うのだが、果たしてペレスが無冠=監督解任の方程式を封印できるだろうか…。

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選手評

 

クルトワ アスパスの左足のシュートを止めたシーンは神と言わざるをえない。しつこいようだが、あとはハイライン時の裏のボールの処理。

 

レギロン 無難にこなしていたが、過労死で早くも離脱。これだけ短い間隔で強度の高い試合をこなすのは初めてだからしゃあない。

 

オドリオソラ こちらも4試合連続先発で過労死寸前だったが、ギリギリで踏みとどまる。カルバハル不在という難所を乗り切れたので、獲得した意味はあったと言える。殺人キックをもらいPKを獲得。

 

ラモス なんだかんだで怪我せずにチームを引っ張ってるのは流石キャプテン。だがPKはアタッカーに譲れ(笑)

 

ナチョ こちらも接触で途中退場。靭帯断裂で2ヶ月の離脱と言われている。ヴァランが帰ってこれるなら何とかなりそうだが。関係ないがヴァランを酷使してぶっ壊したあげく、今月の代表ウィークも召集しているデシャンが無能過ぎる。プレー出来るわけないだろ(笑)

 

カゼミーロ マキシ・ゴメスの殺人スライディングで負傷退場。全治1ヶ月前後と言われている。ギリギリCWCには間に合うかな?

 

クロース 失点シーンの守備酷すぎ(笑)1点目はまったく見てないし、2点目にいたっては帰ってすらいない。そして決定機も宇宙開発。

 

モドリッチ ベンゼマの先制点をアシスト。ミッドウィークに休めたので、若干良くなった印象。でもまだまだミス多い。どうせ無能ダリッチに代表ウィークで使い潰されるんだろうな。モドリッチを代表で180分プレーさせたらマジでダリッチは4ね。

 

バスケス ゴミ過ぎワロタ。毎回ボールロストしていた印象。このポジションに補強、もしくは若手が台頭してこないとマドリーのタイトルは無い。

 

ベイル 守備はしてたが攻撃面では微妙。左サイドだとクロスマシーンになってシュートのチャンスが減る。せめてサイドバックが上がった時はエリア内にいてもらいたい。もしくはマリアーノとベンゼマの2トップにしてベイルがクロッサーになるか。

 

ベンゼマ 1点目のマークの外し方、抜け出すタイミング、トラップ、シュートどれを取っても素晴らしいゴールだった。これがシーズン終了まで続くなら文句ないんだが…。

 

セバージョス 4点目を決める。カゼミーロと交代でアンカーでプレー。守備に関してはクロースアンカーよりはマシだった。だが攻撃面では噴飯レベルのボールロストがあったり、まだまだ改善の余地あり。

 

サンチェス レギロンが負傷したので、スライドしたナチョの代わりにCBとしてプレー。1失点目のシーンはマークしてる選手を捨てて絞れたら良かったけど、初めてでこれだけやれれば十分じゃないかな。ちょっと触っただけなのにイエローもらったシーンは草。マジェンコは無能。

 

アセンシオ ナチョと交代で出場。未だに味気ない無味無臭モードを継続中。だがロストしないだけバスケスよりはマシ。ソラーリになって戦術という制約がないんだから、もっと思い切ったプレーがみたい。

 

ソラーリ 野戦病院状態で4連勝を達成。結果からして続投は妥当だが、試合内容はあまり良くない。これが構築途中によるものなのか?ソラーリが選手に任せているからなのか?答えは数ヶ月後にわかるだろう。