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ベルナベウカップ レアルマドリード対フィオレンティーナ~選手採点

レアルマドリード
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毎年恒例のベルナベウ杯。今年はフィオレンティーナと対戦

 

毎年マドリー主催で行われる親善試合ベルナベウ杯。

今年はイタリアの古豪フィオレンティーナと対戦した。

フィオレンティーナは監督が変わったり、カリニッチ、ベルナルデスキ、ボルハ・バレーロなど主力が抜けて再構築中のチームと言っていいだろう。

スタメンは週末にバレンシア戦があるということもあって、控え&若手中心のメンバーとなった。

ということでこの試合の選手評を書いていきたい。(気になった選手のみ)

選手評

カシージャ 失点はノーチャンスなので、彼の責任ではない。キックの精度はナバスより上だと思ったので、後ろから繋いで行くのなら彼を起用してみてもいいかも。

ルカ・ジダン 後半から45分間プレー。言わずと知れたジダンの息子である。遺伝なのかどうかは知らないが、さすがのキック精度・技術を魅せてくれた。キック精度に関してはたぶん3人のGKの中で一番上なのでは。しかし、GKの基本であるセービングが不安定すぎる。まさに逆カシージャス(笑)

セービング  ナバス>カシージャ>ルカ
キック    ルカ>カシージャ>ナバス
なので非常に誰を使うか悩ましい。

アクラフ 右サイドバックとしてフル出場。前半は2列目のバスケスが足を引っ張っていたので目立たなかったが、イスコ、クロースが入ると対角線のサイドチェンジが決まるようになり、アタッキングサードでの仕事が増えた。バックアッパーは十分務まるのではないだろうか。(ナチョ、バスケスもいるし)

テオ 左サイドバックでフル出場。マルセロ程のアイデアはないが積極的な攻撃参加を見せた。クロス精度は改善の余地あり。

マルコス・ジョレンテ ボランチとしてプレー。最初はポジショニングにミスが見られたが、それは連携の問題もあるし、前所属チームのアラベスとプレースタイルが違いすぎることが原因だろう。アラベスは全員守備が基本のチームだが、マドリーは前線はまったく守備をしないので、ジョレンテとしては「ちょっww コイツら守備しなすぎ。どこのスペース埋めればいいかわからなさすぎワロタ」状態だったのではないか。時間が経つにつれて改善されていったので、次に期待。

セバージョス 中盤の王様としてプレー。良くも悪くも舐めたプレーが多いように感じた。(股抜きなど)低い位置でのロストは失点に直結するので、ジダンの指導で改善されることを期待。堂々としたパーソナリティには好印象。

ルーカス・バスケス この試合のワースト選手。あらゆる所でミスとボールロストを繰り返していた。キャリア的にも他の若手を引っ張っていかなければいけない立場なのに、まったくできていなかった。本格的にサイドバックへのコンバートを考えるべきでは。

アセンシオ この試合では可もなく不可もなくといった所か。バスケス、マジョラルがまったくパス回しに絡めないので、その割を食うハメになった。早めにベンチに下がったのでバレンシア戦では出番が回ってくる可能性がある。

クリスティアーノ・ロナウド 一人だけ別次元。(当たり前だが)マジョラルがまったくパス回しに絡めないと見るや、普段ベンゼマがこなしている役割を引き受ける懐の深さを見せてくれた。1ゴール1アシストで文句なしのMVP。

マジョラル 1ゴールを記録。ベンゼマの控えという役割をまったく理解してないように見えた。彼にポストプレーはまったく期待できないと考えておいた方がよさそうだ。チチャリートのような嗅覚系のFWでさえベンゼマのプレーを参考にしてプレースタイルの修正をしていたのだから、彼にも相応の修正力を求めたい。

オスカル・ロドリゲス カンテラの至宝。バスケスと交代で72分から右サイドでプレー。たぶんフベニールAでは左インテリオールをやっていたので、彼にとってはチャレンジになった。バスケスの出来を考えればパス回しに加われる彼を戦力として考えるのもアリなのでは。

気になった選手はまぁこんなとこかな….。

移籍市場はもうすぐ終わるわけだが、FWの控えがマジョラルというのが非常に心配だ。

しかし有名な選手を獲得して毎回スタンド送りにするわけにもいかないので、非常に悩ましい問題。ジダンの慧眼を信じるしかないだろう……。