Pro Tools2018がリリース
関連記事:Avidの悪徳商法ワロタ、Avid Application Managerを不要なのでアンインストールした、【悲報】Pro Tools 2018.4からWindows7のPCにインストール出来なくなった件
セール中の年末にWindows7のサポートをver12.8.3で打ち切る事を発表したAvid。失意に暮れるWindows7ユーザーに追い討ちをかける様にAvidは新バージョンを発表して来た。
EQカーブ・グラフィック表示、さかのぼりレコード機能、トラック・プリセット機能、iLokクラウドなどの新機能が追加されるようだ。
だが当然Windws7ユーザーはサポートされていないので蚊帳の外。だが私は2017年12月にAvidの悪徳商法に騙されて、約3万円を掛けて再加入してしまった(関連記事参照)ので意地でも元を取りたいという気持ちがある。
という事でサポート外を承知で、Windows7のパソコンに無理矢理インストールしてみることにした。
ちなみに私のパソコンのスペックは、
OS:Windows7 64bit Home Premium sp1
CPU:i7 4790
メモリ:16GB
である。
インストールは以前と同じやり方でスムーズにインストールする事が出来た。
問題は「pro toolsを開いて、問題なく稼動するのか?」という事である。
インストールして開いてみた結果…
無事インストールして開いてみた結果…。
問題なく開けた!
ついでに以前のバージョンで作成したセッションファイルを開いてみた。
問題なく動いているし、新機能のEQカーブもこの通り使えている。
まだアップデートしてちょっとしか経ってないが、現時点では問題なく使えている。
一応Windows10の無料ライセンスもゲットはしているのだが、現時点ではWindows10に上げる事は考えてないので、当分この状態で使おうかなと思っている。
Q&A
①以前のバージョンと比べて安定しているか?
Pro Tools7から使っているが、安定していたことが無いので何とも言えない(笑)まぁ以前と同じくらいの安定度です。安定を求めるならWindowsでPro Toolsは使わないほうが…。
②動作は軽いか?立ち上がりの早さは?
以前と変わらず重いし遅いです。むしろ軽かった事などないし早かった事などない(笑)
③Pro Tools2018に上げて使えなかったプラグインは?
今の所無いですね。ただ新機能のEQカーブはサードパーティー製のプラグインにはまだ対応してないです。現時点でEQカーブが対応しているのはAvid製のプラグインのみみたいです。(上の写真のヤツはchannel stripのeqを使用)
④アップデートを検討している人に勧める?
Pro Tools10以前のバージョンを使っている人には勧める。ただPro Tools11以降を使っていて、ライセンスが切れていると言う人には勧めません。再加入するには約3万円掛かる。そこまでの価値は無いと思います。
⑤今からDTMを始める人には勧める?
「スタジオと自宅を行き来しながら制作したい」という人、「エンジニアを目指したいなどの理由があってPro toolsの使い方を覚えたい」という人には勧める。だが、まずチョット触ってみたいという人にはStudio One、Logic、FL studio辺りを勧めるかな。
⑥結局最強のDAWソフトって何なの?
個人的にはCubaseかな。最新バージョンの9.5ではミキシングエンジンが64bit浮動小数点エンジンに刷新されている。ARAにも対応してmelodyneとの連携も可能に。でも高いからね..。初心者には上に書いた3つを勧める。(ちなみにStudio Oneも64bit浮動小数点エンジン)