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リーガエスパニョーラ18-19第11節レアルマドリード対バジャドリード~アドリブサッカー復活

レアルマドリード
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勝ちたいんや

 

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初陣のメリージャ戦を無事4-0で快勝したソラーリマドリー。初めてのリーグ戦の相手は7試合負けなしと好調のバジャドリード。

 

 

これがソラーリが選んだスタメン。まあ基本に忠実というか、あまり新鮮味は無い。キーパーには今まで通りクルトワをチョイス。マルセロの所にはレギロンを起用した。マルコス・ジョレンテはベンチ外。

 

 

GK 1 ジョルディ・マシップ

DF 4 キコ・オリバス  5 フェルナンド・カレロ  17 ハビエル・モヤノ   22 ナチョ・マルティネス

MF 14 ルーベン・アルカラス  19 トニ・ビジャ  21 ミチェル 18 アントニート・レガル

FW 9 エネス・ユナル  32 レオナルド・スアレス

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ヴィニシウス神

 

っしゃああああああ!久しぶりの勝利!

内容はぶっちゃけ酷いけど、今は勝ちを積み重ねて自信を取り戻して行くのが重要。そういうわけでこの勝利はデカイ。

 

しかも後半から途中出場したヴィニシウスが2得点に絡む活躍。チームとして勢いに乗って行ける勝ち方。

 

ずっと前から言ってるが、今シーズンのマドリーはロナウドがいなくなってリスクを覚悟で仕掛ける選手がいなかった。ロナウドは無能アンチに「劣化してドリブルで抜けなくなった」とか言われていたが、常にゴールに向かうプレーでチームの攻撃を背中で引っ張っていた。

それに引き換えベイルとアセンシオはなんか無味無臭の味気ないプレーをずっとしてるわ、バスケスは単純にカスだわ、イスコはコネまくるわで、これがひたすらU字にボールが回る原因の一つだったと言ってもいい。

その結果サイドバックの負担が増大し、マルセロ&カルバハルが怪我という負のスパイラル状態。(だからウインガー獲得しろとあれ程言ったのに…)

 

「相手DFに恐怖心を与えるプレーが皆無」それがマドリーが得点不足に陥っていた原因の一つであった。ヴィニシウスはまだ未熟な選手ではあるが、自分でドリブルで仕掛けて、その原因を改善できるプレイヤーである。

 

得点シーンはオウンゴールになってしまったが、なんだかんだで2~3人を置き去りにしてエリア内に侵入しているわけで、こういうプレーすれば嫌でも相手の守備組織に歪みが生まれる。ブロックの外で回しながらクロスを放り込むのとは雲泥の差。こういうプレーを前線の選手が出来るようになってくれれば、もっとゴールは生まれるはず。

勿論相手のレベルが上がれば一筋縄では行かないだろうが、レバンテやアラベスに敗れる非常事態にはならないだろう。

 

取り敢えず無難なプレーに終始したアセンシオとベイルにはもっと仕掛けて欲しい。2人共あれだけのシュート力とスピードを持っているのだから、もっと強気にプレーしてもらいたい。

せっかくソラーリが来てアドリブイケイケサッカーに戻ったんだから、ボール持った時はもっとエゴを出してもいいのでは?

現役時代のソラーリはテクニックのあるドリブラーだったので、そこら辺も指導して改善してもらえれればと思う。

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ソラーリマドリーの守備が怪しい件

 

この試合のソラーリマドリーの攻撃はジダンと同じく掴みどころの無い「野放しフリーダム脳筋サッカー」だった。前半なんかレギロンが放り込んでるだけ。それはまあ良い。昔からそういうチームだったんだから。

 

気になったのは守備。就任直後なのであんまり言いたくないが、この試合の守備は結構怪しかった(笑)ソラーリのカスティージャの試合を観てたら結構守備がガバガバだった印象があるので、これがソラーリの守備組織なのかもしれない。

ソラーリは監督としてはジダンと同じ系統で、攻撃面ではある程度選手に好きにやらせて、守備は根性でカバーさせるタイプだと見ているので、勝ち続けて自信を深めて行けば試合内容も好転して行くと信じたい。

 

 

 

 

これは試合終了時のメンバー。ソラーリはロペテギと比べて、交代を通してチームに送るメッセージもわかりやすいし、その交代策も2試合連続で当たっている。

前述した通り、選手に委ねるソラーリはスタイル的にジダンに似ている。だがジダンは4-3-1-2という非常に難解なシステムに固執して不調を招いたが、ソラーリはベーシックな配置を好んでいる。それに関してはプラスと言えるだろう。

 

というわけで、今の所ソラーリは脳筋クロス攻撃と不安定な守備が改善されれば文句のつけようが無い。

 

でも書いてて思ったけど、ソラーリにそんなに多くを求められんよな。

だってソラーリ本人も内心「ちょっww、CL3連覇したジダンが辞任して、ロナウドも退団した後の建て直しをするのがワイって(笑)ロペテギでも無理だったのにww補強もロクにしてないしww無理ゲー過ぎてワロタ」と思ってるけど、愛するクラブの事を思って男気で引き受けた可能性もあるわけだし。ファンとしては信じて応援するしかない。

 

最近の報道の風向きを見る限り、ソラーリが監督のままシーズン終了まで行く可能性も十分ありそう。

 

正直な所、今の内容でCL4連覇出来るとは思ってないし、リーガ獲得も難しいだろう。でも、年末のCWC優勝とリーガ4位以内(CL出場権獲得)は十分可能だと思っているので、それだけは最低限でも達成してもらいたい。

特にCWCは負けた場合、精神的にも肉体的にも失う物が大きすぎる。準決勝で鹿島(現在ACL決勝1st Legを2-0で先勝)に負けたりしたら目も当てられんぞ(笑)

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選手評

 

クルトワ 1対1を止めたのは神と言わざるをえない。あれが無ければ負けてもおかしくなかった。

 

レギロン 普通にやれててワロタ。地味にCBが前に出た時の絞る動きとかも安定してたぞ。ロペテギはもっと信頼すべきだった。

 

オドリオソラ 前半は中々の出来。だが後半はバテて相手DFを剥がせなくなったし、ミスも多かった。周りとの連携も改善の余地あり。だが及第点。

 

ラモス チーム状況の悪さで舐めプをする余裕がなくなったのか知らんが、今日は安定していた。ただPKはアタッカーに譲れ。

 

ナチョ メリージャ戦よりはマシだった。後半に松田直樹を彷彿とさせるファントムドリブルを披露。

 

カゼミーロ 悪くなかったが、攻撃的布陣に切り替えるためにイスコと交代。本人は不満気な顔。生意気過ぎてワロタ。

 

クロース カゼミーロ無しのダブルボランチは心臓に悪い(笑)もうちょい守備頑張ってもらいたい。

 

モドリッチ 前半はイマイチだったが、後半は良かった。守備でも気が利くし、ゲームを読む目は突出しているので外さなかったソラーリの決断は理解出来る。

 

アセンシオ 相手に恐怖を与えるプレーが皆無。その左足はクロスを上げるためだけにあるのか?ソラーリの指導で改善される事を期待したい。

 

ベイル マジで微妙。アセンシオと同じく、ボールを持ったらもっと仕掛けて良い。このままだと先発落ちあるで。

 

ベンゼマ 2回ぐらい決定機があったが決めきれず。ヴィニシウスとの関係性は光明。

 

イスコ カゼミーロと交代でトップ下へ。最初の方は酷かったが、ライン間でプレーするようになってからは良かった。

 

バスケス マジで酷すぎワロタ。ロドリゴ・ゴエス君でもいいから、マジでこのポジションは補強すべき。

 

ヴィニシウス 既にイスコとバスケスは超えている。将来への投資とかじゃなくて、普通に戦力としてスタメンで使うべき。

 

ソラーリ 交代策はリスキーだったが、賭けに勝ったので選手・上層部・サポーターからの評価は上がるだろう。ロペテギと違ってフラットな目線で選手を評価しているのと、システムに拘りがないのは良い。ミッドウィークのプルゼニ戦で休ませるべき選手を休ませられるかに注目。