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国王杯17-18ベスト8レアルマドリード対レガネス2nd Leg~人生はプラマイ0って本当なんだね

レアルマドリード
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2nd Leg1-2で敗退…

 

えー更新が遅れたのには理由がありまして…。

今回こそジダンが解任されるのではないかと思って、情報を待ってたんですが、今の所それはなさそうですな。

うーむ、この試合について何を書けばいいのか?この試合で99%ジダンの解任は決まったようなもの。問題はいつ解任するか?という事である。以前の記事でも書いたとおり、現時点で後任の報道が新聞の一面を飾っていないので、「現時点」での解任はないと思われる。

しっかしペレスも我慢強くなったもんだ。本当なら9月の時点でクビにされてもおかしくなかったのだが。まぁCL2連覇&クラブのレジェンドという貯金でジダンはここまで延命できたのだろう。しかしジダンはその貯金を使い尽くした。むしろ負債が出てるようにすら見えるのだが(笑)

 

私はこの敗戦を受けて感じたのは、タイトル通り「人生はプラマイ0」だという事。やっぱそう簡単に良い事は続かないよな。フットボールを通して人生まで学ばしてくれるレアルマドリードはさすが世界最高のクラブやな(笑)何か試合の後、悔しさよりも「やっぱ人生プラマイ0なんだから、俺も努力しなきゃな!」みたいに思って、変なテンションになってしまった。ジダンさんに調教され続けて、もはや敗戦に何も感じなくなってしまったのが悲しいが…。

ていうか試合について書く意味あんのかな?遅かれ早かれジダンは辞めるわけだし…。ここで改善すべきポイントをあげたところでね…。

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だが一応試合について振り返る(笑)

 

まぁ先発は予想通り。バスケスはいらんけど、もうあきらめている。バスケス、イスコ、ジダンの暗黒トリオが名を連ねた時点で、クソ試合は確定する。フォーメーションはたぶん4-2-3-1と思われる。何億回言ったかわからないが、またアセンシオを左で使う無能ジダン。バスケスが出たら自動でアセンシオは左に回る事になるので、この組み合わせは最悪と言える。

 

たぶんジダン的には「2列目の3人が流動的にポジションチェンジして、ベンゼマと絡んで得点機量産や!」みたいな感じだろうが、そんなサッカーIQはイスコもバスケスも持ち合わせていない。そして孤立無援でアセンシオは左サイドで行方不明に。

加えてダブルボランチに変更したため、ビルドアップも不安定に。誰が受けに下がってくるかが不明瞭なため、コバチッチの変態ドリブルからでしか、前にボールを運べなかった。ジョレンテはジダンの野放しサッカーにただただ混乱しているように見えた。

加えて守備も不安定だった。4-2-3-1は基本的に守る時はサイドハーフが下がって4-4-2で守るのが普通である。今日はその辺もかなり曖昧だった。
おそらくジダンは選手を並べただけで何の指導もしてないのだろう。

 

最低でも

①4-2-3-1のビルドアップの確認
②リトリートの守備確認

 

これぐらいはやるべきだった。

ジダン的には「師匠のアンチェロッティさんが4-2-3-1のやり方教えてくれなかったから、僕わからないもんねー」なのかもしれんが、じゃあ4-3-3でやれや(笑)って話である。

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スケープゴートになったアクラフ

 

この試合アクラフは失点につながるミスをして、袋叩きにあっている。だが私は彼を責める気になれない。アクラフはポテンシャルはあるが、どんなに成長が早くても彼は2年後の選手である。それはクラブもマドリディスタ全員もわかっていたはずだ。それを承知でトップチームで使っているわけだから、こういう事が起きるのは覚悟しておくべきだろう。責めるなら「今シーズン右SBの控えはアクラフで行く!」と言ったジダンを責めるべきだ。

 

最初の失点シーンは、ラモスからのサイドチェンジを受けたアクラフのナチョへのパスミスからだ。このシーンもう一度観てほしいのだが、前にパスコースが無いのだ。誰も受けに来てないのだ。これはチームとして大問題である。普通パスコースは最低でも2つ以上は確保されているべきなのに、それが成されていない。ジダンが選手に委ねすぎた結果である。「じゃあ何でそのやり方でCL2連覇できたの?」って話だが、それだけマドリーの選手が優秀だったというだけである。ちなみにこの時アクラフの前のポジションにいたのは….そうあの人(17番)である。

 

普通ピッチに経験の無い19才の選手がいたら、他のチームメイトがボールを受けに来てあげるなど、フォローしてあげるのが普通である。(そういう意味では大正義天才MFモドリッチがいればあの失点はなかっただろう)だがそういう光景はこの日は見れなかった。一体ジダンが言ってる「信頼ガー」「団結ガー」とは何だったのか?

 

19才にチャンスを与えるのはいいが、それなら他の選手に「アクラフがボール持ったらフォローしてやってくれ」みたいな指示を出すのも監督の仕事だろうに。ジダンのやり方は、新入社員に面倒くさい仕事を押し付けるブラック企業の上司のようだわ(笑)だからジダンのやり方だと、サッカーIQの低い選手の割合が増えるとチームが機能しないのだ。そういう意味ではジョレンテやアクラフも被害者と言えるだろう。

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出て行ったカルバハルと残されたアクラフ(現実逃避して回想モード)

 

アクラフがボロクソに言われているのを見てて、なぜかモウリーニョ時代の事を思い出していた。

 

というのもモウリーニョがいた12-13シーズン、ハミト・アルティントップ(通称:ハミチン)が移籍するなど、マドリーはアルベロアの控え右サイドバックが手薄だった。

 

ここで地元紙MARCAは、当時カンテラでブイブイいわせてたカルバハルを後継者に大プッシュ。世論もカルバハル昇格に傾きつつあった。ところがモウリーニョはこれを拒否。自分のコネでエッシェンを獲得。この時の世論は「はっ?!カンテラーノ使えや」みたいな感じだったと記憶している。

結局カルバハルはその後レバークーゼンに移籍。そこでの活躍が評価され13-14シーズンに帰還。CLを3回制覇し、名実ともに世界最高のサイドバックに成長した。

あの時のモウリーニョの決断が無ければ、今のカルバハルは無かったのかもしれない。マドリーに残っていればおそらくそこまでの出場機会と経験は得られなかっただろう。つまり結果的にこの時のモウリーニョの決断がマドリーのデシマにつながったとも言える。

 

モウリーニョは完成品を欲しがり、選手を成長させるタイプではない。モウリーニョ自身もそれは自覚していた。だからカルバハルを使わなかった。そして、それがカルバハルとマドリーのためになった。そう考えると、アクラフやマジョラルを自己満足のために残して腐らせたジダンの罪は重い。個人的にジダン政権で成長した選手って思いつかない。世間的にはアセンシオなのかもしれないが、今日の試合を観れば才能の1%も出せていない。イスコはアンチェロッティの矯正が消えてしまって、むしろ退化してしまった。

 

ジダンはリソース消費型の監督で、何か遺産を残すタイプではない。そういう意味では今夏はクラブとしても転換期になるのかなという気がする。

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選手評

 

カシージャ 一点目は難しい。2点目はワールドクラスなら止めたかも。まぁ頑なにGKを補強しなかったジダンさん自業自得ですね。

アクラフ 集中砲火に。地味に2失点目もマークを外してしまっていた。まだまだ修行が必要。2年後に期待している。

テオ 2失点目はアクラフがマークを外した相手選手にスクリーンされていたので、彼のせいとは言い切れないと個人的に思う。

ナチョ 怪我しないか心配。

ラモス コチラも同じく怪我しないでもらいたい。

ジョレンテ ジダンの野放しサッカーで混乱状態に。本来の彼の良さが出せてない。まぁ次の監督が彼の良さを引き出してくれる事を期待。

コバチッチ 実質ボールを運べるのが彼だけなので、相手のマークがキツ過ぎた。

イスコ 途中交代させられて、ブチ切れてた模様。あの程度のプレーしかしてないのにブチ切れるとかワロタ。良かったのは前半のベンゼマへのクロスだけ。10番のポジションでプレーしたいならばチームの運命を背負わないと…。少なくともロナウドは入団してからずっと責任を背負う覚悟みせている。

アセンシオ 左サイドで行方不明。彼を右サイドに置いていれば負ける事はなかっただろう。つまり左に置き続けるジダンはアホ。

バスケス いつも通りロストしまくり。なのに「俺はアシストしたもんねー」とか思っていそう。

ベンゼマ ゴールは良かった。ただ中盤が機能してないので良さが活きなかった。

モドリッチ 社畜として休日出勤。ごめんよ、監督が無能ばかりにこんな試合にまで出場させられて。

マジョラル たいしてチャンスも無かった。彼に罪は無いよ。

カルバハル 社畜2号。バスケスのせいで右サイド機能せず。

ジダン 無能過ぎて何から言えばいいのか。まず調子コイてベイルもロナウドもベンチに入れなかったのはアホとしか言えない。百歩譲って休ませたいけど代わりがいないというなら補強すべきだった。それなのに「信頼ガー」とか言い始める。全くもって意味不明。レガネスはハッキリ言って全く強くなかった。むしろ守備強度も低く弱かった。個人的にはバスケスを出さずに、クロースかセバージョスを(謎の怪我で行方不明)使って4-3-3でやってれば勝てたと思う。つまり全てジダンの自己責任である。最後の責任の取り方ぐらいはしっかりして欲しいものである。