まさかのベイル先発
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アトレティコに敵地で勝利し、意気揚々とアヤックスのホームに乗り込んだマドリー。宿泊したホテルではDQNアヤックスファンによる花火での睡眠妨害攻撃があったらしい（笑）
まさかのベイルが先発。正直この先発には政治的なモノを感じた（笑）まあアヤックスが前に出てくるのでベイル先発は間違いではない。（と、この時点では思っていた。）ヴァランはやはり間に合わずナチョが先発。左SBはマルセロじゃなくてレギロンをチョイス。
GK 24 アンドレ・オナナ
DF 4 マタイス・デ・リフト 31 ニコラス・タリアフィコ 17 ダレイ・ブリント 12 ノウセア・マズラウイ
MF 6 ドニー・ファン・デ・ベーク 20 ラッセ・シェーネ 21 フレンキー・デ・ヨング
FW 22 ハキム・ジエク 7 ダヴィド・ネレス 10 デュサン・タディッチ
アヤックスはタディッチの0トップを選択。
案の定、ハメられたソラーリ（笑）
勝ったけど試合内容酷すぎ（笑）ソラーリがPSG戦のスールシャールよりハメられててワロタ。ハッキリ言って、戦術的にハメられてバルセロナ戦よりキツかった。
それでも、なんでマドリーがユナイテッドと違って勝てたかというと、マドリーの守備陣がユナイテッドより上だったのと、アヤックスの前線がPSGよりショボかった、コレに尽きる。
あぁ、あとVARか（笑）正しい判定なのに「判定に助けられた」「疑惑の判定」とか言われててワロタ。
最近不調のアヤックスにこのデキだとマジでこれからが不安になってくるわ。仮に同じハメられ方をシティとかPSGにされたら、マジで5失点ぐらいしとるぞ（笑）コエ～～。
まあ今日の前半でソラーリに修正力は期待できない事は確定した。（わかってたけど）さらに今日のアヤックスは中央を消して、外に追い込む守備をしていたが、SBで起点になれるマルセロを使わなかった事、全く高い位置で受けれないベイルを選んだ事が状況を悪化させた。
結果、ベンゼマが孤立してデリフトに潰されて、トランジション時にボールロストしまくる、ガチャガチャピンボールサッカーをせざるを得ない状況だった。
戦術的に負けるのはしゃあないけど、先発選びぐらいはしっかり当てて欲しいわ。賛否両論あるだろうけど、アヤックスみたいに突撃してくる相手にはベイルのとこにイスコを入れても結構面白かったと思うけどね。
前から言ってるけど、ハイプレス系相手にコネるイスコを使うのは有効な手段。普段なら「いらん事すんなや」で終わるが、時間を創れる選手はこういう「前から突撃系」と戦う時には有りがたい。
ベイル先発でも構わないが、それならベイルのフィジカルや裏へのスピードを活かす攻撃をチームに落とし込むべき。
でもソラーリにはそれは無理だから、選手の特徴・プレースタイルを考慮してスタメンを選考する事で、相手の戦術に対応出来るようにするのが手っ取り早いだろう。もしくは有能な戦術コーチを雇え（笑）
デヨングvsモドリッチ
個人的なMVPはモドリッチとラモス。特にモドリッチは３連戦の最後の試合で、コンディション的にキツイはずなのに良くやってくれたと思う。
マドリーの１点目はモドリッチが隠れたキーマンだった。
後半の58分40秒～（上の動画だと19分40秒ぐらい）。クロースのパスを受けたモドリッチが、フレンキー・デ・ヨングを左サイドの高い位置まで引き摺り出している。そこから、レギロンがヴィニシウスへパス。ヴィニシウスのドリブル突破からベンゼマのゴールが生まれた。
もしモドリッチがデ・ヨングを引き摺り出してなければ、デ・ヨングはベンゼマをケア出来たはずで、あそこまでフリーになってないだろう。（その時デ・ヨングはハーフウェイライン付近を優雅にお散歩）
「自分が創ったスペースを味方に使わせる。」まさに大正義超絶有能バロンドーラーのサッカーIQの高さが表れたシーンであった。
それなのに世間では「フレンキー・デ・ヨング攻撃も守備も出来てスゲェー」みたいになっててワロタ。攻撃はまあまあだけど、守備は普通に粗いでしょ（笑）モドリッチを抑えたとか言ってるヤツもおるし、見る目無さ過ぎて草すら生えないわ。
本人も
| デ・ヨング「僕らのゴールが認められなかったことは残念でしかないよ。たぶんこれがビッグクラブに有利に働くということなんでしょ？」 |
こんな事言っとるし…。オメェーが空けたスペース使われて失点してんだよ。審判のせいにしてんじゃねーよ（笑）バスケスの進路妨害してファウルアピってるし、流石シャビ大先生の後継者だわ。
2nd Legに向けて
結局マドリーは2-1という出来すぎたスコアで1st Legを終えたわけだが、獅子奮迅の活躍をしたラモスがイエローを貰って2nd Leg出場停止。加えてマドリーはバルセロナと２連戦した後に2nd Leg（しかも中２日というクソ日程）何が起きても不思議ではない。
おそらく失う物が無いアヤックスは2nd Legでも、今日の前半のように前からハメてくるだろう。
普通の監督ならフリックとかレイオフでプレスを外す練習をするんだろうが、ソラーリだから期待するだけ無駄よ（笑）それが有ればベイルとかヴィニシウスがもっと無双する可能性もあるんだけどな。（グティは下部組織でやってたんだけど…。）
なので2nd Legまでに、前プレを剥がせる新布陣をソラーリが見つける必要がある。（新布陣ていうか選手の組み合わせ）
現在のスタメンで変更する可能性があるポジションは、右ウイング（ベイル、アセンシオ、ブラヒム、バスケス、イスコ）・アンカー（カゼミーロ、ジョレンテ）・左サイドバック（マルセロ、レギロン）。この3つのポジションになる。
比較的余裕のある、ジローナ戦、レバンテ戦でこの3つのポジション争いの行方がどうなるかに注目したい。
選手評
クルトワ 最初の取り消された失点以外では1対1を止めるなど悪くなかった。
レギロン 前半は明らかにテンパってた。だが相手の運動量が落ちた後半は悪くなかった。ヴィニシウスへの縦パスで先制点の起点に。
カルバハル 全然休めてないからコンディション悪すぎワロタ。それでも決勝点をアシスト。さすがにジローナ戦は休ませると思いたい。
ラモス 疲れはあっただろうが、何度も相手の決定機を体を張って阻止。2nd Leg出場停止は痛すぎる。というかアホ過ぎる（笑）
ナチョ ヴァランが風邪で欠場した代わりに出場。前半は危なかったけど勝ったからいいよ。おそらく2nd Legは左CBで先発になるだろう。コロコロポジションが変わってるのに、ミスしたら責められるのは気の毒過ぎる（笑）
カゼミーロ ビルドアップ時は相手にマークされて凡庸さを証明。何とかしないとヤバイと思うんだが、ジョレンテはたぶん間に合わないから2nd Legも先発だろう。ていうかジョレンテが帰ってくるまで休めない…。タディッチにあっさり交わされたシーンは草。
クロース ボールが持てなかった前半はイマイチ。だが13分ぐらいのドリブルで持ち上がってヴィニシウスに出したプレーは良かった。ああいうプレーをもっと観たい。
モドリッチ フレンキーの自分へのマークを利用して、先制点をお膳立て。3連戦の3試合目でもこのクオリティ。こんなに良い選手を来夏に放出するのは馬鹿げている。
ベイル 右ウイングで先発するも、まったく彼の良さが出なかった。本来なら1対1で剥がしたり、裏抜けで爆走したりしてもらいたいのだが、ソラーリのアドリブサッカーだと厳しいかもしれない。仕掛けるシーンも少なく、メンタル的にも自信が無いように見える。だが先制点の時のフリーランはグッジョブ。
ヴィニシウス 先制点をアシスト。前半は試合に入りきれずイマイチだったが、後半はまずまず。今日の審判の基準だとフィジカル的にはシンドい。
ベンゼマ 先制点を記録。前半はソラーリの無策サッカーの被害を被って空気だった。怪我で交代したようだが軽症と思われる。
バスケス ベイルと交代で出場。彼は求められている事を理解して、その全てをやろうとはしている。だが能力が足りてない。インサイドに顔を出せるのは今のベイルには無い利点だが、失点シーンは彼がインサイドで受けようとして、ボールを奪われた所からだ。前も言ったが、背負った状態で受けようとし過ぎ。（全く修正しないソラーリの責任もある）ヴィニシウスはターンで逆取って交わせるから相手も迂闊に飛び込めないが、彼の場合は相手DFが100%確信を持ってボールを獲りに来ている。なので今日の審判の基準だとああいう事故が起きる。リーガの下位相手でも狙われ始めているので、このポジションに新しい選手が台頭して来ないとタイトルは厳しい。
アセンシオ 決勝点を記録。正直得点以外はミドル乱発してただけだが、決める意識が出始めたのは良い傾向。リーガ2試合で右ウイングのスタメンに名乗りを上げて欲しい。
マリアーノ 試合終盤に一人でチェイスしてたが、後ろ誰もついて来てなくてワロタ。そろそろ先発で結果出したい。
ソラーリ 勝ったけど、前半の内容を観る限り先発は外れだし、修正力にも疑問が残る。一時的にヴィニシウスをCFWにした采配は酷すぎた（笑）2nd Legまでに前プレへの打開策を考案してもらいたい。