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リーガエスパニョーラ18-19第19節ベティス対レアルマドリード~賭けに勝ったソラーリ

レアルマドリード
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先発クソワロタ

 

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野戦病院状態&2019年リーグ未勝利という状態で行われたこの一戦。勝てなければ、ソラーリの監督としての立場が危うくなるのは容易に想像できる。

 

 

ソラーリが選んだスタメン。まさかの3バック。カスティージャ時代もちょくちょく観ていたが、ソラーリの3バックは観た事無かったので驚いた。(グティがやったのは観た事あるけど)3バックというと、ジダン時代に爆死した事もあって、正直嫌な予感しかしなかった。風邪で欠場が噂されたヴィニシウスは強行出場。先発が噂されたイスコはベンチスタート。

 

 

GK 13 パウ・ロペス

DF 5 マルク・バルトラ  19 アントニオ・バラガン  23 アイサ・マンディ 2 フランシス・ゲレロ

MF 6 セルヒオ・カナレス  14 ウィリアム・カルバーリョ  17 ホアキン
18 アンドレス・グアルダード  21 ジオヴァニ・ロ・チェルソ

FW  9 トニー・サナブリア

 

日本代表に召集された乾は勿論不在。

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うわあああああああああ

 

なんかよくわからんけど勝った…。まあ試合前からクソ試合は覚悟してたけど、予想以上に酷かった。

特に超絶有能フットボールマスター・ベンゼマがいなくなった後半は「されるがまま」という表現がピッタリの試合内容であった。

ベンゼマの怪我が無ければ、前プレを掻い潜って、全体を押し上げて、数回はチャンスを作れたのだろうが、ベンゼマの仕事はやはりクリストにはまだ荷が重かったようだ。まあこれで普段ベンゼマを批判している無能も多少は落ち着くだろう。

 

今日のスタメンの意図を推測すると、ソラーリは前線が壊滅状態なので点の獲り合いでは分が悪いと判断したのだろう、守備に協力的な選手を多く起用して勝ち点を拾おうとしたのではないだろうか。

そう考えると、直近の試合で、無気力プレーを連発していたイスコとマルセロが外れたのは理に適っている。

ソラーリのスタメン選考に関しては賛否両論あるのだろうが、結果としてソラーリは賭けに勝ったわけだし、試合終了後の選手の喜び方を見る限り、チームのメンタル的にはプラスに働くだろう。

あとは今日試合に出れなかった選手達が、ソラーリの「ハードワークできない奴は試合に出さない」というメッセージを理解して、プレーに反映させてくれる事を願いたい。

 

 

今日獲得した勝ち点3は間違いなく今後に活きてくるだろう。だが今日の試合内容が今後に活きてくるとは思えない。

国王杯のレガネス戦でも言ったが、今季のマドリーは「不確定要素に惑わされる他力本願サッカー」である。ソシエダ戦ではその不確定要素が相手に味方をして、ベティス戦ではマドリーに味方をしたというだけの事。

 

モドリッチのミドルシュートなんて年に数本しか決まらんし、セバージョスの直接FKなんて今後観れるかどうかもわからん(笑)0-0の状態でチームとして創ったチャンスは皆無。

「今季のマドリーは1点目を獲るまでが鬼門」と書いたが、今日も自分達で能動的にチャンスを生み出す(カウンター以外で)という事は出来なかった。単に今日のマドリーは運が良かっただけである。

 

今後も運が良ければ、そこそこ勝ち星を重ねて、4位以内には入れるかもしれない。でも逆にCL圏を逃したら、後々に「暗黒期の始まりを作ったシーズン」という事で、悪い意味で歴史に名を残してしまうかもしれないのだ。

「こんな大事な事を天下のレアルマドリーが運に委ねて良いのか?」と心の底から思う。

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ピョンテクかジョレンテ獲れ

 

ご存知の通り、今日の試合でベンゼマが右手を骨折。無理すれば出れるかもしれないが、マリアーノのコンデイションが不安定なのを加味すると、FW獲得した方が良いと思うのだが…。

クリストは頑張ってはいるが、流石にまだこのレベルでやるのはキツイでしょ。言っちゃ悪いが、マジョラルの方が全然良かった。

 

 

なんか「ピョンテクがスペインでキャンプしてるから、練習試合にスカウトを送る」的な事を書いてる。

もうどんな選手か知らんけど、獲っちゃえよ(笑)だって6000万ユーロは流石に払えるでしょ。正直インモービレ、ベロッティ臭が半端ないが、もう文句言ってる場合じゃない(笑)

 

そもそもブラヒム・ディアスとパラシオス獲らなきゃ4~5000万ユーロは浮いたはず。必要じゃないポジションに無駄金使って、必要なポジションに金を出さないのは納得いかん。

マジでスカウティングして好感触だったら全力で行ってもらいたい。マドリーのスカウティング部門はそれなりに有能だと思うので…。流石にスカウンティグして微妙だったら仕方ないが…。

 

ピョンテクが駄目ならトッテナムのジョレンテでも良い。放り込みに対応出来るので、困ったら放り込むソラーリサッカーにピッタリだ。スペイン代表でポゼッションにも適応できる事は証明済み。年齢が33才だが、その分値段は安いはず。

バルセロナの噂があるみたいだが、なんで前線壊滅状態のマドリーが噂にならないんだよ(笑)フロントはアホなんか?

 

今日のソラーリのサプライズ布陣は、捉えようによっては「ソラーリのフロントに向けたSOS」とも受け取れる。果たしてソラーリのメッセージはペレスに届くのだろうか?

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選手評

 

ナバス 悪くなかった。失点シーンは何とかしてもらいたいが、ミスという程でもない。第2GKとしては十分な働き。

 

レギロン WBで先発。攻撃面でのクオリティはまだまだだが、ソラーリ的には質より量を求めての起用だったのでは。

 

カルバハル ベンゼマがいなくなった後半は守備の時間が増えたが、攻守両面で利いていた。

 

ラモス 空中戦は非常に安心できる。失点シーンは股を抜かれてしまった。

 

ヴァラン 良かったよ。ヤバいシーンの連続だったが最後まで冷静だった。

 

ナチョ 3バックの左、4バックの左としてプレー。まだフィジカルコンディションが100%ではないが、レガネス戦よりは大分マシになった印象。

 

カゼミーロ 2点目のFKに繋がるファウルを貰う。こういう試合展開だと守備面で頼りになる。カウンターの起点になるパスが出せるようになれば最高。

 

バルベルデ クロースよりもインテンシティは高いので、今日の試合展開ではクロースよりも適していたかもしれない。決定的シーンでグティをパクッて失敗。

 

モドリッチ 1点目を決める。彼がいなかったら100%負けてた。前半29分のカルバハルを使ったプレーに彼のセンスが表れている。ああいうプレーをイスコにしてもらいたいんだが…。

 

ヴィニシウス 病み上がりで強行出場。本調子ではないのだろうが、それでもイスコやバスケスよりは全然マシ。先発起用したソラーリの判断は妥当だ。

 

ベンゼマ 今日のマドリーの生命線だった。それは彼のいなくなった後半を観れば一目瞭然。セビージャ戦に間に合う事を願いたい。

 

クリスト 酷すぎワロタ。一応守備はしてたけど、攻撃面では無風状態。最低でも2年はプリメーラで修行しないとキツイ。

 

セバージョス 値千金の勝ち越し点を記録。正直得点以外は微妙だったが、これを機に乗ってくれる事を期待。

 

ディアス 特に目立ったプレーはしてないが、バスケスみたいにロストしないだけまだマシ。国王杯で出番があるはずなので、そこでのアピールに期待。

 

ソラーリ 先発には驚いたが、去年の今頃ジダンが何も手を打たずに低迷してた事を考えると、チームを好転させるために出来る事をやっていると思う。内容は酷かったが、ベンゼマがいなくなると凡庸なチームになるのは、アンチェロッティの頃でもそうだった。そもそもソラーリが内容と結果を両立させられる指揮官なら、ジダン退任後にダイレクトで昇格しているはず。このスカッドとチーム状況で、ソラーリに「スペクタクルな試合をして勝て」というのはオーバータスクにも程がある。今日のスタメンの意図を、試合に出れなかった選手が汲み取ってくれる事を祈りたい。