移籍市場終了。9番は来ず…。

アンチェロッティ「スカッドに満足している」(棒)

移籍市場が終了。結局、期待されていた９番は到着しなかった。マドリーが9番不在のままシーズンに入るのは史上初だとか。

ペレスは一体どうしちまったんだ…。昔はあんなにスター選手乱獲していたのに、今ではすっかり健全経営自信ニキに…。

アンチェロッティ「ケインかオシムヘン欲しいっす」

ペレス「エンバペが来るか誰も来ないかだ」

MARCA「マドリーはエンバペにオファーしていない」

いや、これどういう事なん（笑）オファーして無理だったならまだ理解できるが…。アンチェロッティよくこんな状況でキレずに続けられるな。社会人として本当に尊敬するわ。

まあ来なかったものは仕方ない。現状に目をやると、ヘタフェ戦では新加入のホセルとベリンガムが決めて逆転勝ちしたのは良い傾向だ。

ただアンチェロッティがベリンガムに対して「シーズン15ゴール決めれる」というコメントした事からわかるように、アンチェロッティにとってもここまでの得点面での貢献は望外という事であり、ベリンガムが「このペースで年間50ゴール決める」なんてことはまずあり得ないだろう。

そうなってくると、得点源候補として名前が挙がるのはロドリゴだろう。本人も自覚があるのか、ヘタフェ戦では9本のシュートを放ち非常に意欲的だった。ただ、今の所セールスポイントのはずだった決定力の高さは鳴りを潜めている。

以前の記事でも書いた通り、このロドリゴが最低でも20ゴール以上は決めてくれないとタイトルは難しいだろう。

ヘタフェ戦はモドリッチとクロースがいるメリットがよく出た試合だった。特にカマヴィンガ→クロースの交代は大きく試合を変えた。

まずカマヴィンガを左サイドに置くとクロースのような右サイドへのサイドチェンジが無いため、ボールの回り方が単調になる。

ただ前も言った通り、ダイアモンドのサイドにクロースとモドリッチを置くと、強豪相手には守備面で綻びが生じる。この問題をアンチェロッティはどう解決していくのか。

セルタ戦の後半で一瞬だけカマヴィンガをダイアモンドの右におき、バルベルデを左におくパターンも試していたが、利き足と逆サイドにおけばサイドチェンジしやすいはずなので、こちらのパターンをもっと試してみても良いのではないだろうか。