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リーガエスパニョーラ17-18アラベス×バルセロナ

サッカー関連
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バルベルデの試行錯誤

 

エンツォ・ジダン目的でチラ見しました。

バルセロナはデウロフェウとビダルが前線に入り、ロベルトが右サイドバックに。
このバルベルデの人選がよくわからない。

デウロフェウとビダルはカウンター向きの選手であり、ロベルトのサイドバックはポゼッション向きの人選だと思うのだが….。

そもそもメッシの偽9番というのはポゼッションで圧倒することを前提としたモノだったはずで、そういうサッカーをするのならアルダ、パコ、デニス辺りを使った方がフィットすると私は思う。

そして交代策もよくわからなかった。カウンター向きのデウロフェウ&ビダルに代えてポゼッション向きのデニス&パコを入れる。

そしてあきらかにカウンター向きのパウパウを入れてポゼッションマスターイニエスタを代える。(コンディションの問題もあるのだろうが)

メッシの偽9番をメインオプションに考えるならパウリーニョは必要なかったと思うのだが、獲得したということはバルベルデはデンベレ、スアレス、メッシの3topを中心としたサッカーを考えているのかもしれない。

しかし今シーズンも前輪駆動のサッカーをするなら、メッシ偽9番よりもメッシウイング固定のスタイルを突き詰めた方が良いのでは、と私は感じた。

バルベルデはおそらくメッシをサイドに置くと守備に穴ができるということを嫌ったのだろうが、デンベレ、スアレスが帰ってくれば誰かがサイドの穴を埋めなければいけない。その下地を今のうちから作って置いたほうがチーム造りがスムーズに進むのではないだろうか。

 

私はバルベルデの采配を見ていると、一貫したスタイルを突き詰めるというより、その日の戦力で上手くチームをやり繰りするという彼の特性が見えてくる。それ自体は悪いことではない、ジダンもこのタイプだと思うし、ビルバオでは彼のそういう特性が活きた。

だが問題はバルセロナという特殊なチームにフィットするかどうかが問題だ。

バルベルデは二刀流を極めようとしているのかもしれないが、バルサが隆盛を極める時はどんなコンディション・相手であろうと一貫したスタイルを貫いているということを忘れてはいけない。

 

エンツォ・ジダンはまだよくわからんのでまた今度。