スポンサーリンク

批判殺到のドラマ『中学聖日記』を観た感想

日記・IT・雑学
スポンサーリンク

たしかに黒岩がキモい(笑)

 

「視聴率が爆死状態」だとか、「男子生徒役の黒岩(岡田健史)がキモい」とかボロクソに批判されている「中学聖日記」というドラマをたまたま観る機会があった。ちなみに最新話の8話しか観てない。まあステレオタイプのよくあるシナリオだろうから、全部観なくても大まかな流れは把握できた。

 

観てみたワイの感想…

 

「たしかに黒岩がキモい(笑)」

 

なんなんコイツは?いきなり黒岩との関係を知られたくない有村架純ちゃんのとこまで押しかけたり、挙句の果てには…

 

黒岩「切り捨てたいんですよね?過去を切り捨てて、新しい場所で新しい自分になれると思っている。でも、それって幻想ですよね?僕は過去を無かった事にはしない。大切だから。」

 

はぁ~?意味不明過ぎてワロタ。教師なんだから過去に生徒に恋をしてしまった黒歴史を切り捨てるのは当然だろうが(笑)

 

しかも去り際に

 

「先生は気にしないで良い先生になってください。それがどういう先生かわからないけど…」

 

皮肉&脅迫カマしててワロタ。

 

普通こんな事言われたら「知らねぇ~よ、カス。キメェんだよストーカーが!」ってなると思うんだが、有村架純ちゃん演じる教師の聖は、黒岩の言葉が心に響いていたみたいで、その後に自分から過去を学校の父兄達に告白して、謹慎をくらうというクソ展開。

過去を告白した後に「過去を隠してたら良い教師になんてなれない」みたいな事言ってたけど、いや隠せよ。むしろ隠さないとなれねぇよ。聖もメンヘラ過ぎるだろ。(笑)

スポンサーリンク

視聴率が爆死?そらそうよ

 

マジで共感できないし、観ててイライラするドラマだったわ。そりゃ視聴率低迷するわ。

大体こういう教師と生徒の恋愛モノって男子教師と女子生徒のパターンの方がウケが良いよね。野島伸司の『高校教師』とか、最近やってた広瀬すずちゃんと生田斗真の映画もそのパターンだった。

女生徒が男子教師に恋をするパターンの方が、プラトニックでピュアな恋愛のイメージが強いので、視聴者が抵抗なく観れるんだろうな。

 

タッキー(生徒役)と松嶋菜々子(教師)の『魔女の条件』は大ヒットだったが、この時のタッキーは中性的な超絶イケメン美少年なので、黒岩程のキモさは無い。

このドラマの黒岩はオス感が強く、性欲が前面に出てて、行動も自己中なので嫌悪感しかない。映画の『小さな恋のメロディ』をおっさん&オバハンでリメイクしてるようなもん。恋愛感情の表現に瑞々しさがないんだよ。

 

 

昔、島田紳助が『好きーH=愛』という理論を語っていて、それを思い出した。愛はあるのかもしれないけど、愛の中に不純物が多すぎるって事なんだろう。もしくは2人の距離が縮まる過程で、その描写が不十分で視聴者に伝わってないとか。

 

あとこのドラマの一番致命的な部分は「視聴者が応援しようと思わないカップル」である事。どう見ても同僚の教師の方がお似合いだし、なんなら「黒岩以外なら誰でもいい」とすら思ってしまった…。

黒岩のキモさを逆手に取って、黒岩がダークサイドに堕ちて、有村架純ちゃんにストーキングするサスペンスホラーにした方が良いのでは…もう8話だから無理か(笑)

 

朝ドラで国民的女優になった後に、地雷ドラマに主演させられた有村架純ちゃんと、それを観させられるファンは気の毒過ぎる(笑)