スポンサーリンク

日本代表対パラグアイ代表マッチレビュー~さぁ西野よ、どうする?

サッカー関連
スポンサーリンク

パラグアイ弱すぎワロタ

 

関連記事:日本代表対スイス代表マッチレビュー~ザックジャパンリバイバルW杯壮行試合日本代表対ガーナ代表~田嶋会長これは誰の責任ですかね?

 

スイス戦は本田をトップ下に据えたザックジャパンスタイルで良い所なく完敗。このパラグアイ戦が最後の強化試合(一週間後にコロンビア戦)である事を考えれば、この試合はキッチリ勝ちたいところ。

 

で、スタメン。

 

 

酒井高徳以外はスイス戦で先発じゃなかったメンバー。

 

試合は4-2という派手なスコアで日本が勝利。マスコミ的には初ゴール・初勝利という事で「西野ジャパンいけるぞ!」みたいな風潮になっているが、皆さんお気づきの通り、そんな事は無い(笑)この試合のパラグアイは「半分バケーションモード+元々そんな強くない」という事で、酷いチームであった。

 

だがこの3試合で一番マシな試合内容だった事には同意する。スイス戦の記事でザックジャパンで主力だった選手を外して、アギーレ政権以降の選手を中心にした布陣を推奨させてもらったが、今回の面子はそれに近かった。

香川・岡崎はザックジャパンだが、岡崎CFW・香川中盤はザックジャパンではほぼ無かった配置だ。どちらかと言うとアギーレジャパン的になるのかな?そういえば乾、武藤、柴崎はアギーレジャパンから主力になった選手だったわ(笑)そう考えるとアギーレってやっぱ有能だった?

スポンサーリンク

パラグアイ戦で良かった点

 

今日の試合で良かったのは何と言っても、「前線からの守備」だろう。岡崎、香川、乾、武藤は所属クラブでハードワークを厳命されている選手で、この組み合わせがバッチリはまった。スイス戦で大迫・本田の2トップの守備の甘さからスイスに簡単にボール運ばれていたが、この試合では高い位置で奪ってショートカウンターを発動させるシーンも見られて、中々良かったのでは。後ろの選手も的を絞りやすくて、非常にやり易そうだった。

 

あと、柴崎と香川の縦の関係も非常に良かった。この日の柴崎は本気でスタメンを奪いに来ているのがわかる気合の篭ったプレーを披露。攻撃ではシャビ・アロンソばりに冴えのある縦パスを連発。遠藤の後継者っていうか既に遠藤を越えててワロタ。ただボランチとしての守備は相変わらずイマイチ。CWCのレアルマドリード戦でもそうだったが、彼が空けたスペースを相手に使われて失点するシーンを良く見る。果たしてこれを西野監督がどう判断するか興味深い。

 

という事でパラグアイ戦で良かった点を挙げると

①前線の守備。
②柴崎、乾、香川の関係性。
③香川のコンディションが上がってきた。少なくとも本田よりはマシ。
④武藤の右サイド起用というオプション。
⑤酒井高徳は左だとマシ。

 

悪かった点は

①相変わらず決定力酷い
②雑魚にゴラッソ2発被弾する守備
③山口蛍は相変わらず凡庸
④宇佐美、原口が入ると前線の守備のクオリティが著しく低下した事(代えが利かない、選手層が薄い、選考ミスの顕在化)

 

個人的に一番気になっているのが、西野監督のこの試合に対する意図である。今日の組み合わせは「これがワイの本命や!この布陣なら機能するはず!」なのか「たまたま試合に出てない奴並べたら機能したでござる…」なのかが非常に気になっている。

もし西野監督が敢えてガーナ戦とスイス戦で機能しない布陣を並べて「ねっ?俺たちのパスサッカーは機能しないでしょ?じゃあ好きにやらしてもらいます」というアピールを、田嶋をはじめとする日本サッカー協会に対してしてたのなら、策士・西野朗に敬服せざるをえないし、期待は膨らむ。だがそう考えると、ガーナ戦の謎の3バックは一体何だったのかという疑問が沸いてくる…。うーむ、何が何だかまったくわからん(笑)

 

そもそも今日の布陣をベースにした所でコロンビア戦は全く異なる試合・劣勢が予想される。ただここまで絶望的だった日本代表に僅かだけだが光が射した試合だった。コロンビア戦まであと一週間を切った。さぁ西野よ、どうする?