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国王杯18-19ベスト4レアルマドリード対バルセロナ1st Leg~ぶっちゃけダービー休みたい(笑)

レアルマドリード
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注目のスタメン

 

関連記事:国王杯18-19ベスト8レアルマドリード対ジローナ2nd Leg~ソラーリの憂鬱国王杯カンプノウクラシコのマッチプレビュー

 

 

久しぶりにコパでのクラシコ。

前回のカンプノウクラシコはロペテギの葬式ワロタ状態だったが、「フッ、あの頃のマドリーとは違うぜ、バルサ。」となるか。

過密日程で主要選手が怪我から復帰している中、ソラーリがどんなスタメンをチョイスするかにも注目が集まっていた。

 

 

 

ソラーリはベイルをベンチに置いて、継続性を意識したスタメンを敷いて来た。まあソラーリ的には「ベ、べ、ベイル君は本調子ならスタメンなんだけど、怪我明けだからベンチに置いてるだけなんだからね!」みたいな感じなのかもしれない。ソラーリよ、言っとくけど、その言い訳はいつまでも通用せんぞ(笑)

 

GK 1 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

DF 2 ネルソン・セメド  3 ジェラール・ピケ  15 クレマン・ラングレ
18 ジョルディ・アルバ

MF 4 イヴァン・ラキティッチ  5 セルヒオ・ブスケツ    8 アルトゥール

FW 9 ルイス・スアレス  14 マルコム 7 フィリペ・コウチーニョ

 

バルサはデンベレとメッシがおらず。スーパーボーナスステージと言っても過言ではない状態。

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仕留めきれず…

 

試合はまずバルセロナの弱点であるサイドバックへの爆撃からバスケスが得点。だが後半、バスケスがクリアしきれなかったボールから、なんだかんだでマルコムが得点。その後は両チームとも決め手を欠き、スコアは1-1のまま試合終了。

 

あ~勝ちたかった。前述した通り、バルセロナは飛車角抜きのボーナスステージ状態なので、前半の内に2点目を獲って試合を殺すべきだった。

ハッキリ言って、バルサはあんまり良くなかったし、それを仕留め切れないマドリーもイマイチだった。

前のクラシコの時も言ったが、クラシコとしてはかなりレベルの低い試合だった。スペイン2強はそろそろ監督人事・選手獲得で本気出さんと、スペインサッカーの今後に関わってくるぞ。

 

アウェーで1-1は悪くない結果に思えるが、正直今日勝てなかったのは負けに近い感覚がある。マドリーは14-15シーズン以来ベルナベウで勝ってないし、嫌な予感しかしない。

それに、バルサにはメッシとデンベレの復帰というわかりきった伸び代がある。

マドリーにも伸び代はあるのかもしれんが、それはソラーリが最適解を見つけた場合にのみ限られる。

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現状維持は衰退

 

今日のマドリーを観てて思ったのは、「このスタメンだとこれ以上は強くならないのではないか?」という事。なんちゅうか爆発力が無いんよな。

ソラーリはモチベーション・守備意識が高い選手を抜擢し、守備力を補填する形でチームを建て直して来たが、チームは新たなフェイズに入っているように感じた。

現状維持は衰退と同義であり、ソラーリが現状に満足していると、いつかチームの勢いが止まる時期が来るだろう。

 

ここからは今の守備力をキープした状態で、攻撃力を追及しなければタイトル獲得は難しいように思う。(流石にCL出場権は問題ないだろうが)

 

バスケスは今日の試合、確かに対面のアルバをケアするために守備で頑張ってくれたけど、「攻撃で押し込んで相手の攻撃力を抑制する」という事ができないと、マドリーの「殴り合い上等気質」を考えると、強豪には勝って行けないような気がする。マドリーは守って勝てるチームではないのだ。

たしかにジョルディ・アルバの攻撃力は脅威だが、考え方を変えればバルセロナの弱点でもあるわけで、ジダン時代の15-16シーズンのカンプノウクラシコはそこをもっと突く事が出来ていたような気がする。今より遥かに強いバルセロナ相手に。

 

ジダンは選手起用はムチャクチャだったが、ここぞという時にスター選手の能力を限界まで引き出す手腕は流石だった。

だからジダンの時はベイルとロナウドがビックマッチ限定とはいえ守備に協力してくれて、攻撃力と守備力を高い次元で両立できていたと思うのだが、今は攻撃の面で明らかに劣勢になっている。

 

ディマリアやベッカムのように守備に協力的でスペシャルな選手がいればいいのだが、今のチームにはいない。

だからベイルかアセンシオにバスケス並に守備してもらうしかない。(布陣を4-4-2に変えるという手もあるがそれは無さそう)

 

個人的なキーマンはやっぱりアセンシオかなぁ~と思う。アセンシオの守備は確かに下手だが、今日観る限り守備をする気が無い様には観えなかった。アセンシオが守備を覚えればソラーリマドリーは1ランク上のチームになれると思う。

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選手評

 

ナバス キック精度が低すぎる。なんでロングボールを競り合いに弱いバスケスの所に放り込むのか?誰もいない所にパスした時はワロタ。

 

カルバハル この布陣になってから、左サイドの攻撃が多いので守備をしている時間が長い。もうちょい攻撃力活かしたい。

 

マルセロ 緩慢な守備で何度も裏を突かれる。マルコムの得点シーンでも戻りが遅れて失点の原因に。そこまで攻撃に行けてなかったのでレギロンで良かった。

 

ラモス 体を張って脆弱な左サイドの守備をカバー。この日程なので休ませたいが、アヤックス戦まで休めそうにない。

 

ヴァラン 前半の右からのクロスをクリアしたシーンはファインプレー。だが後半には無謀な突撃守備からピンチを招く。

 

ジョレンテ 悪くなかったが、後半に怪我で交代。3週間の離脱といわれている。

 

モドリッチ 個人的にはMVP。右サイドからの攻撃が増えればもっと凄いと思う。

 

クロース 特徴と試合展開があってないというか、彼向きの試合ではなかった。彼を使うならもっとボールを保持したい。そうでなければ守備の緩さが目につく。

 

バスケス 先制点を記録。守備では精力的だったが、アルバの裏のスペースを突くという事はできなかった。奇跡的に足ムチャクチャ速くなんねぇかな(笑)あと逆サイドまで進出すると守備のバランスが崩れて、モドリッチの負担が増えるので止めてもらいたい。

 

ヴィニシウス ちょっと空回りしている感もあったが、初めてでこれだけできればまずまず。このレベルになるとフィジカル面で物足りないが、おそらく数年後には解決されているだろう。

 

ベンゼマ 1アシスト。的確なポストで味方のための時間を作る。間違いなく世界で一番上手い9番。

 

ベイル ヴィニシウスと交代で左サイドでプレー。決定機も決められなかったし、消えている時間が長すぎた。チームとして彼の特徴をどう活かすか?というシステムが存在しないように見える。ソラーリがそれに着手しない限り、同じ事が繰り返されるだろう。彼はアドリブサッカーに対応できるタイプではない。

 

カゼミーロ 負傷したジョレンテと交代。これで守備が安定すると思いきや、噴飯レベルのミスを連発してジョレンテの方がマシだった。意味不明な突撃からベイルの決定機を作る。ジョレンテが怪我したので過労死が決定した(笑)

 

アセンシオ 個人的には悪くなかったと思う。守備もしていたし、カウンターの時の馬力もバスケスよりある。モドリッチ、カルバハルとの絡みは成熟してくれば面白そう。

 

ソラーリ 明らかに勝ちに行ったガチメンだったので勝てなかったのは痛い。ここからは「スター選手に守備をさせて、攻撃と守備を高いレベルで両立させる」という事ができないとキツイと思う。だって来夏に獲得の噂があるアザールなんて全然守備しないぜ(笑)あとGKからのビルドアップちょっとは練習したら?