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レアルマドリードがドルトムントを下して15回目のCL制覇

レアルマドリード
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デシモキンタ達成

 

関連記事:レアルマドリードがバイエルンを下してCL決勝進出

 

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マドリーがドルトムントを2-0で下して、15回目のCL優勝を決めた。ドルトムントは良いチームだったね。ライプツィヒも強かったし、ブンデスのレベルの高さを感じたシーズンだった。

特に前半はかなりヤバかった。

前日記者会見のアンチェロッティ「私の考えが明瞭であるほどチームの緊張は薄れる、だから戦術面に焦点を当てた話をするようにしている」

俺「こりゃ決勝では久々にアンチェロッティのガチ戦術が見れそうだな。ドルトムントよ震えて眠れ。」

プレス剥がされまくってスペース使われて結局「頼むクルトワ」状態に。攻撃も中央が使えずに「ヴィニシウスさんお願いします」状態に。

前半を観ていた俺「弱すぎワロタ。ホンマに準備したんか(笑)」

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アンチェロッティの修正

 

というわけで、マドリーは後半からは無暗に前に行くのはやめて4-5-1の撤退守備に変更。

攻撃面ではクロースを落として可変3バックでビルドアップ。加えて、カマヴィンガとベリンガムがアンカーであるエムレジャンの両脇のスペースを使って、ヴィニシウスとロドリゴを両サイドに配置した変則3-3-4みたいな布陣に変更。これでサイドにスペースができて試合内容が好転した。

 

 

つうか、アンチェロッティあの状態からよく修正できたな。ずっと観てるけどこの形は初めて見たわ。それとも事前に準備してたのかな。

もしかして、これを見越して前半敢えて何もしなかったんじゃないだろうな…。(流石にそれは博打すぎるので無いと思うが)

 

でもアンチェロッティとCL決勝を戦うのはこれで3回目になるわけだが、3試合共前半の試合内容が微妙なんだよな。で、後半にギア上げて得点して勝つってパターン。イスタンブールでリバプールに大逆転負けを喫した経験から、名将なりの独自の理論があるのかもしれないな…とオモタ。

まあどうであれ、「繋ぎのシーズン」と言われたシーズンでリーグとCLの2冠。アンチェロッティは正真正銘の名将だよ。

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クロースが引退

 

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そして決勝点をアシストしたパス職人ことクロースがこの試合で引退。残る試合はドイツ代表として臨むEUROのみ。

 

クロースで印象に残っているのはクロースのデビュー戦となった2014年のUEFAスーパーカップ(vsセビージャ)かな。

ワールドカップで決勝を戦った後のシーズンだったため、ほとんど練習できずにぶっつけ本番みたいな状態でのデビューだったと記憶しているが、クロースが見せたプレーのクオリティは何年も在籍した選手のようだった。

 

クロースって数少ないマドリーへの適応に苦しまなかった選手で、本当に1試合目からみんなが思い描くトニ・クロースだった。そして最後の試合も期待を裏切らないパフォーマンス。

こんな凄い選手が実はモイーズ率いるマンチェスターユナイテッドに移籍する寸前だったという事実…。(あのサッカーでクロースをどう使うつもりやってんって感じだが)

クロース「デイヴィッド・モイーズが自分に会いに来て、契約は基本的には完了していた。でも、その後にモイーズが解任され、ルイス・ファン・ハールがやってきたことで、複雑な問題になった。ルイスは自らのプロジェクトを構築する時間を求めていた。しばらくの間、ユナイテッドから何の連絡もなく、疑問を持ち始めた。そして、ワールドカップが始まり、(レアル監督)カルロ・アンチェロッティから電話があった。そういうことだったのさ」qolyより引用

 

考えれば、アンチェロッティが欲しがってペレスが獲得した選手ってクロースぐらいかもな。(アンチェロッティのリクエストはガン無視でペレスが欲しい選手を連れてくるのがデフォ)

そういう意味では恩師の元でCL優勝と共に去るというのは最高のお別れだな。お疲れ様クロース。モドリッチとの中盤は俺にとってはフットボール史上最高のコンビでした。