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リーガエスパニョーラ18-19第4節アスレティック・ビルバオ対レアルマドリード~代表戦とかいう無能

レアルマドリード
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ローテーション童貞ロペテギ

 

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クソ長くて無駄な代表ウィークがやっと終わった。

 

マドリーの選手はモドリッチの記事で書いた通り、当然の如く酷使されて過労死寸前で帰ってきた。

もうそれでほぼ試合は決まったと言ってもいいかもしれない(笑)

 

 

 

これがマドリーのスタメン。まさかのローテション要素0(笑)セバージョスがスタメンなのはローテーションではなく、ビルバオの前プレ対策だと私は解釈している。ある程度スタメン組を使うのは予想していたが、せめてオドリオソラぐらいは使っても良かったのでは?と思う。

ヴィニシウスはまたもや召集外。そして当然の如くカスティージャで無双するパターン。

 

 

 

これがビルバオのスタメン。

GK 25 ウナイ・シモン

DF 4 イニゴ・マルティネス 5 イエライ・アルバレス 12 ユーリ・ベルチチェ 18 オスカル・デ・マルコス

MF 7 ベニャ・エチェバリア 14 マルケル・スサエタ 16 ダニ・ガルシア 10 イケル・ムニアイン

FW 9 イナキ・ウィリアムズ 22 ラウール・ガルシア

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まさかのクロースアンカー

 

この試合の注目点としては、まずはロペテギがクロースのアンカーをチョイスした所だろう。

 

ロペテギ的には、今シーズンビルバオの監督に就任したベリッソは、マンマークとゾーンを併用した前プレを得意とするビエルサ系の監督。カゼミーロアンカーだと前プレの餌食になる可能性が高いという事だろう。

 

正直これがあまり上手く行かなかった。厳密に言うと、クロースアンカーによるメリットが攻撃面で単発的に出る事はあったが、この布陣の守備強度の低さ(ジダン時代よりはだいぶマシにはなってはいるが)を考えれば、試合を支配してチャンスを量産して初めて採算が取れる作戦である。

だがロペテギマドリーはまだ試行錯誤の段階で、4-3-3の肝であるウイング、インテリオール、サイドバックの連動性がまだまだだった。(特にセバージョス)

 

結局前半に失点して、カゼミーロを投入するわけだが、後手後手の流れになってしまった感は否めない。

ロペテギの前プレしてくる相手に対してはクロースアンカーという解答は論理的だが、まだ完成度が低い。

なので、慣れ親しんだカゼミーロアンカーで前半をのらりくらりやり過ごして、後半に勝負というやり方もあったのではないだろうか。

シャビ・アロンソやレドンドレベルの選手がいれば問題ないのだが、現状クロースもカゼミーロも一長一短。またバルベルデやジョレンテにチャンスを与えるというやり方もあるだろう。取り敢えずロペテギがアンカーに求める要求のレベルがジダンよりも高いという事がわかったのは、長い目で見ればプラスなのではないだろうか?ここのポジションの問題をロペテギがどうするのか注目したい。

 

無能FIFAウィークによりマドリーの選手はベンゼマとマルセロ以外は疲弊していて、イマイチ動きにキレが無かった。対するビルバオの選手は代表選手がイニゴ・マルティネス以外おらず、2週間この試合に向けてみっちり準備をして来た事が伺えるデキであった。(ついでにW杯に参加した選手もいないので、コンディションも良いはず)

今日のマドリーはビルバオ程プレスにエネルギーを割けるコンディションになかった、それが思ってたよりマドリーがボールを保持出来なかった理由の一つと言える。

 

前半のワイ「おいおい、そんなに前半から飛ばしたら後半ガス欠になっちゃうよビルバオちゃん(笑)」

 

試合終了後のワイ「マドリーがガス欠になっててワロタ」

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ロペテギの交代策

 

引き分けてしまったので、ある程度仕方ないのだが、ロペテギの交代策には批判が集まっている。

 

前述した通り、セバージョス→カゼミーロのカードはもったいなかった。だが長いシーズン通してみれば、失策の無い監督など存在しない。これは仕方ないと個人的には思っている。

 

モドリッチ→イスコの交代に関しては、無能ダリッチのせいでモドリッチが過労死フラグがビンビンの状態だったので仕方ないし、イスコがゴールした事もあって、悪くない交代カードの切り方だと言える。

 

おそらく多くの人が一番疑問なのはベイル→バスケスの交代だろう。たしかにベイルは代表で疲弊しており、恒例の負傷離脱フラグがビンビンの状態ではあった。だが得点を奪うという事に関しては、疲弊したベイル>フレッシュなバスケスである。

 

このブログで何回書いたかわからないが、私はウイングの駒が足りないとずっと書いてきた。昨シーズンはスーパーサブでベイルを使えたわけで、それが今シーズンはバスケスなのだから、その点に関しては明らかなパワーダウンである。

 

じゃあヴィニシウスを使って育ててもらいたいのだが、ロペテギはどう思ってるのか知らんが、今の所あまり使う気がなさそう。まだトップで使うレベルじゃないという事なのだろうか?

そうだとしてもファンや首脳陣を納得させるために一回使ってみて欲しい。それで駄目なら納得出来るし、今シーズンからCL出場済みの選手もCLには出れるので、冬の移籍市場で補強すればいい。

 

https://twitter.com/MadridSportsEs/status/1041371774171193344

 

こういう選手が後半から出てきたら嫌だと思うだけどな~(笑)

 

「マリアーノを使え」という人も当然いらっしゃるだろうが、ロペテギがまじかにトレーニングを見て判断しているわけで、私には何とも言えない。ベイル→マリアーノなら自ずと2トップに変更になる。ロペテギは4-3-3信奉者で4-4-2はあまり使わないのかもしれないし、カゼミーロ→セバージョスの交代が無ければ、ベンゼマと交代させてたかもしれない。まあ様子を見ましょう。

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次の試合はCLローマ戦

 

次の試合の相手は、今シーズンあんまり調子が良くないとされているローマ(1勝2分1敗)

 

ビルバオ戦は正直そんなに悪い試合ではなかった。中立的観点で言えば、今シーズンの欧州サッカーで一番面白かったと言ってもいいぐらい、熱くて良い試合だった。(その前にやっていた、バルサ対ソシエダとマンU対ワトフォードが酷すぎて補正が掛かっている可能性もあるが)

実際バルサ対ソシエダを観た人ならわかってくれると思うが、バルサはシュテーゲンとルジを交換してたら負けてもおかしくない凡庸な試合であった。

 

だがバルセロナがアノエタでソシエダに勝った事もあって、ロペテギに対するプレッシャーは強くなっている。もしローマ戦で引き分け以下の結果だと、ロペテギが針のむしろになるのは容易に想像出来る。

 

しかもこの過密日程。今の所ローテーション童貞のロペテギはどう乗り切るのか?早くも正念場だぞロペテギ。

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選手評

 

クルトワ セービングは安定してたと思う。キックはあんま期待してないんで、無理せずやってくれていいよ。ただどう考えてもロペテギのサッカーにはケパの方がフィットしてワロタ。

 

マルセロ プレス回避タスクにおいて、重要な役割を担う。代表に呼ばなかったチッチは有能と言わざるをえない。

 

カルバハル オドリオソラ加入で今シーズンは休めると思いきや、過労死フラグが既にビンビン。たぶんローマ戦も出場(笑)

 

ラモス 「収穫が1ポイントだけならば、改善が必要ということだ。キリッ」じゃあテメェがFK蹴るのをまずやめろや(笑)控えめに言っても今日は酷かった。失点シーンも棒立ちだったし、やたら上がるし。ラモスの調子の乗りっぷりを見ていると、ロナウド退団の弊害を感じる。

 

ヴァラン 安定してた。ヴァランがいなかったら負けてただろう。ヴァランを重用したのはジダンの唯一の功績と言える。

 

クロース イスコのゴールの起点となったベイルへのパスは見事。

 

モドリッチ 過労死寸前だが、及第点のプレーを見せる有能っぷり。ダリッチは無能。

 

セバージョス 前半だけで交代。イマイチだった。だが昨シーズンジダンにこんがり天日干しにされてたわけで、こういう難しい試合では初めての先発。そしてクロースとモドリッチと同時にピッチに立つのも初めてのはず。これから徐々に馴染んで行ってもらいたい。

 

アセンシオ 決定機を決めきれず。代表戦のようなミドルシュートが見たい。

 

ベイル 疲れているのか、シュートがホームラン連発でワロタ。ただ右足でのアシストは見事だった。ポゼッション時の消えっぷりを見る限り、まだまだ良くなりそう。ていうかなってもらわないと困る。

 

ベンゼマ ポストプレーの時ずっと相手CBにファウルされててワロタ。決定機にパスを選択するという失態を犯す。

 

カゼミーロ ロペテギの指示なのかどうかは知らんが、ファントムドリブルで果敢に攻めあがる。あれをイスコとかセバージョスにしてもらいたいんだが(笑)

 

イスコ 貴重な同点弾を決める。前述した通りカゼミーロが上がって、イスコが後方でカウンターに備えるという状態になっててワロタ。

 

バスケス クロスがワロスで引分けを確信した(笑)擁護するわけではないが守備はしっかりしてた。

 

ロペテギ セバージョス先発は外れだったが、長い目で見れば彼にとって良いきっかけになるかもしれない。そしてベイル→バスケスのテンプレ交代が攻撃面で上手く言ってないのをどうするか。ここに上手いことヴィニシウスを組み込んでもらいたいが。あとラモスが調子乗ってるのを何とかしろ。