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ラウールのカスティージャ、ホームで初勝利を飾る

レアルマドリード
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3-1で初勝利

 

関連記事:【朗報?】カスティージャの監督に就任したラウール、ジダン&ソラーリより有能っぽい【悲報】久保がフル出場したカスティージャ、3連敗でプレシーズンを終える…

 

 

 

ちょっと遅くなったが、カスティージャがホームで今シーズン初勝利。ホームの試合は公式がアーカイブで残しといてくれるのは有難い。

ちなみに敵地での開幕戦は何故かRMTVにアクセス出来なくて観れなかったが、1-1で引き分けだった模様。ハイライトを見る限り、誤審でゴールを取り消されたのが響いたように思えた。

 

試合はカスティージャがペナルティエリア内のハンドから恒例のお笑い失点を喫するが、前半だけで3得点して逆転。そのままのスコアで勝利を収めた。

試合観てて、「カスティージャ無茶苦茶ツエー」と思ってたが、相手が昇格チームだったわ。そりゃ勝つわな。

 

でも試合内容は良くなってる。以前は「ラウールはまだ攻撃に手を付けてない」的な事を書いたが、この試合では攻撃面でも改善が見られた。

動画の42分40秒~ぐらいのフリックを使ったサイドの崩しなんかは、ソラーリ時代には見られなかったやり方だし、このシーン以外にもトライアングルを作ってサイドを崩そうとする意図が見えた。選手が大幅に入れ替わった事を考えるとラウールは良くやっている。

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ラウールのビルドアップ

 

あとビルドアップ面でも改善が顕著に見られた。ラウールのチームは基本的に4-4-2なのだが、ビルドアップ時はダブルボランチの片方が上がって、片方が下がるといった感じで、4-3-3気味になっている。

 

 

こんな感じで、インサイドに入ってきたサイドハーフ1枚+ダブルボランチ2枚で逆三角形を形成。

偽インサイドハーフが相手のダブルボランチの脇で縦パスを受けて、そこから攻撃を展開するシーンがたくさん見られた。(動画の1:09:10~ぐらい)

 

こうする事によって、サイドからボールが入った時に中盤の選手もエリア内に突撃しやすくなってるので、クロスボールを入れた時の成功確率が上がっている。

これはインサイドハーフが下がってきてしまって、エリア内に人が足りない今のジダンマドリーの欠点の解決方法の一つなので、ぶっちゃけラウールは一向に改善の気配が見えないジダンよりもトップチームの監督に相応しいかもしれない…と思ってしまった。

 

ただプレシーズンから観てて思うんだけど、ラウールって監督としてあんまり運なさそうなんだよな(笑)プレシーズンはお笑い失点連発だったし、開幕戦もゴール取り消されたし、この試合もアホみたいなハンドで失点してるし…。

 

まあラウールの昇格は早すぎると思うから、ジダンが強運で勝ってくれるならそれに越したことはないんだが、最近のトップチームの状況を見ていると、監督交代も有り得なくもないからね…。取り敢えずラウールが無能では無さそうなのはポジティブに捉えて良いだろう。

この試合をペレスもスタンドで観戦してたが、どんな気持ちで観てたのだろうか?