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リーガエスパニョーラ19-20第18節レアルマドリード対ビルバオ~バルサ追走ならず

レアルマドリード
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前日にバルサがアラベスに勝利

 

関連記事:リーガエスパニョーラ19-20第10節バルセロナ対レアルマドリード~不完全な両雄

 

メスタージャとカンプノウでの試合に引分けて、バルサと勝ち点が並んだ状態を維持したマドリー。ここからしっかり3ポイントを積み重ねていきたい所。

 

 

これがスタメン。カゼミーロが出場停止なので、中盤はこの選択肢しかない。どう考えても補強が必要だ。両翼にはブラジル若手コンビが入った。

 

 

GK  1 ウナイ・シモン

DF  3 ウナイ・ヌニェス  4 イニゴ・マルティネス  5 イエライ・アルバレス  15 イニゴ・レクエ  17 ユーリ・ベルチチェ

MF  14 ダニ・ガルシア  16 ミケル・ベスガ  22 ラウル・ガルシア

FW  9 イナキ・ウィリアムズ  23 ケナン・コドロ

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言ってるそばから…

 

試合はベティス戦の再放送のような展開。序盤の決定機をモノにできず、後半にジダンの頓珍漢な交代策が発動して、そのまま0-0で引き分け。前日に勝利したバルサに2ポイント離されてしまった…。

 

クラシコの記事で

「下位から勝ち点を確実に拾えるか?」という点でメッシのいるバルサが有利だと思う…。

と書いたが、いきなり躓くとは…。

 

まあ、これがリーガというコンペティションだよな。

今のマドリーは相手の良さを消して膠着状態に持ち込む事はできる。だが相手がマドリーの良さを消してくるリーガでは現状打つ手が無い。今日もチャンスはなくはなかったが、どれも単発で偶発的で再現性が無さすぎる。

 

今日の試合を受けて「ヴィニシウスガキメテレバー」とか「ベンゼマガキメテレバー」とか言ってるうちはリーグを獲るのは難しいだろう。

そりゃ今日みたいなやり方でも勝てる事はあるのだろうが、1シーズンという長いスパンで見ると、勝ち点がリーガ優勝のラインに届く事はないだろう。それが継続性と安定感を求められるリーグ戦というコンペティションの難しさであり、マドリーがリーガでバルサの後塵を拝している理由である。

 

おそらく今後もこういう試合展開に出くわす事はあるだろう。なので、今日のようにならないように、ジダンに遅攻向きの選手の組み合わせを見つけてもらうしかない。

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もうモイーズリスペクトは止めてくれ

 

あとバリャドリード戦の繰り返しになるが、何の工夫も無く放り込むのはいい加減止めてもらいたい。

「ヨビッチのが入ってれば勝ってたんだから、あれで良いだろ」と言われるかもしれないが、仮にそうだったとしても、プレミアのシティにはあの攻撃は通用しない。だからゴールの確率を高める工夫は必要だろう。

 

 

こんな感じで、単調に大外から放り込んでもマークはずれないわ、距離は遠いわで、何も起きん。試合終盤にクロースが左足で放り込んでるのを観た時は空いた口が塞がらなかったぞ(笑)

 

なので利き足と同サイドに選手を配置するのはあまりオススメしない。ベイルが左に配置されてから消えた事からわかるように、ジダンのやり方なら利き足と逆サイドに選手を配置した方が良い。こうする事によって、自動的にサイドチェンジしやすくなって、ピッチの幅を使いやすくなる。クロスを上げる仕事はSBに任せればいい。

まあアザールが戻ってきたら左サイド起用が確定してるから、その点は自動的に若干マシになるだろうが…。

 

これで年内の試合は終了で、次の試合は敵地でのヘタフェ戦。

守備の固いチームだし、ピッチが狭くてスペースがいつもより無いので、正直ヤバイ予感しかしない(笑)バルセロナの年明けの相手はお笑い状態のエスパニョール(現在最下位)なので勝利が濃厚。ここはしっかり勝ち点3を獲得して離されないようにしたい所。

ハァ~、アセンシオがサイヤ人並みの超回復でパワーアップして戻ってこないかな…。(最近ボールを蹴り始めた模様)

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選手評

 

クルトワ 試合終盤に至近距離からのシュートをファインセーブ。

 

メンディ ドリブルで突破してエリア内でダイブを試みるが何も起こらなかった。試合終盤は運べるヴィニシウスがいなくなった事で、難しい展開に。

 

カルバハル 3試合連続でフル出場。ヨビッチとベンゼマの決定機を演出したり、レクエの決定的なクロスをクリアしたり、お疲れ様でした。

 

ミリタオ コドロの手が目に入り途中交代。

 

ラモス イニャキの快速ドリブルを止めるなど、無失点に貢献。試合終盤はずっと前線にいたがチャンスは来なかった。

 

バルベルデ 一度危険なパスミスが相手のチャンスに。カゼミーロよりリスキーなパスコースを選択する傾向がある。現時点では上下に動けるのが魅力なので、アンカー起用はあまりオススメしない。

 

クロース スルスルとドリブルで突破して決定機を迎えるが、ウナイ・シモンに阻まれた。今日のメンバーならアンカーに置いて、バルベルデを前に上げた方が良かったのでは。守備はクラシコに引き続き良かった。この調子で頼む。

 

モドリッチ 引いた相手を崩すアイデアを持ってるのは彼だけだった。

 

ロドリゴ 何本か良いクロスをベンゼマに送ったが、ドリブルではそこまで脅威になれなかった。

 

ヴィニシウス キレは今季で一番あったのでは。ゴールこそ決められなかったが、一枚剥がせるのは大きな魅力で、途中交代には疑問。

 

ベンゼマ 再三の決定機を決められず。ヨビッチが入ってからはもっとトップ下的に振舞って欲しかった。

 

ベイル 右サイドでカットインからミドルを撃ったり、サイドチェンジしてる時は悪くなかったんだが、ジダンが左のハーフスペースに配置してから消えてしまった。あまりにも痛い失策だった。

 

ナチョ ミリタオと交代。ウォームアップ無しで出場しててワロタ。いきなりCKから決定機を迎えるが枠に嫌われた。イニャキにもスピード負けしてなかったのは好感触。

 

ヨビッチ ヘディングが枠に嫌われる。結果は出てないが、プレー自体はそんなに悪くない。

 

ジダン 先発は問題無かったと思うが、交代するたびにチームの機能性が低下。放り込みするにしても、何の工夫も無くクロースが左足で放り込んでるようじゃ永遠に入らんよ。